4章から登場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 03:48 UTC 版)
「イドラ ファンタシースターサーガ」の記事における「4章から登場」の解説
ヴァルター 声 - 斉藤隼一 ゾズマの関門たる砦を守る、中級貴族出身の守備隊長。マドックとは親友であったが、彼は5年前、ロウの立場と軍の地位を捨てて突如失踪してしまった。 列伝では家柄同士で決めただけの婚約者がいることが判明する。相手は手紙魔というくらい頻繁に手紙を送ってくるが、ヴァルターは愛情を感じておらず「出世に期待しているだけ」と断じている。それでも結婚すれば将来的には有利になるので、愛がなくとも我慢しなければと考えていた。そんな中、失踪したはずのマドックと戦場で遭遇。反乱軍へと身を落とした親友に打ち勝つも殺すことはできず、その間隙を突かれる形で逃げられてしまう。マドックからその中途半端さを指摘され、更に「命を懸けてでもやり遂げようとするものがない」とまで言い捨てられてしまった。苦悩した末にヴァルターは己の生き方を決断することとなる。 エマ 声 - 渋谷彩乃 ヴァルターの部下でアーチャーの少女。気弱な性格で、同僚たちがロウの在り方から逃げるようにカオスへ転じたことを憂えている。一方でカオスに対して興味を示すような発言も見られる。 列伝では自分の優柔不断な生き方に悩んでおり、白羊騎士団の面々にアドバイスを求めてくる。ルートによって決断し、ロウかカオスになるか決定される。 シェンク 声 - 伊原正明 ぽっちゃりした商魂たくましきカオスの商人。うさんくさい容姿だが様々な相手と取引を交わしており、幅広い情報網を持つ。ライナーとは同じカオスということで仲が良い。しかし、後ろ盾のないカオスの生活に嫌気が差し、ロウになることを検討中。 列伝では劇中に登場する装備品であるシンボルについて語っており、その話を聞いていたライナーも夢中にさせていた。 ロウ分岐はカオスからの脱却に成功し、帝国民に対して商売繁盛するといった内容、カオス分岐は周囲に説得され今まで通りのカオスの商売人として商売やシンボルの活動をするというもの。 季節イベントではライナーと共謀し、豪華景品を用意した大会を開催する。 ゾラ 声 - 古賀葵 反乱軍の幹部・三黒将(さんごくしょう)の一人。ダンサーの女性で帝国に怨みを持つ。砦の門を破るべく攻撃を集中させ、一方で食料を奪うという本懐を成し遂げ、マドックたちと共に撤退して行った。 列伝では彼女の過去が判明する。元々は辺境に住んでいたデモニックだったが、その見た目から帝国の人狩り兵に拉致され、見世物にされて弄ばれていた。そして本編の五年前、人狩りから助けにきたマドックと遭遇し、彼に連れられる形で共に解放軍に身を投じた。その後、盟主メッサーラに女として好意を抱き、彼の理想を叶えるべく側近となった。ダークファルスを利用することに関しては賛成できないでいたが、メッサーラへの想いからなにも言い出せないでいた。自分と同じように解放軍へ連れ去られたステラを見て同情するも、彼女には「仲間」という支えがあった。ただ怯えていただけの自分とは違うことを知り、恥じ入ったゾラは今後の生き方を決断することとなる。 12章ではユリィたちの戦いに敗北。そのまま逃げることもできたが、負傷したマドックを見捨てることができず投降する。14章ではダークファルスを復活させた責任を果たすべくキバキと共に白羊に加勢し、王都を蹂躙するイドラと戦った。 マドック 声 - 斉藤隼一 反乱軍のウィザードでゾラの側近。レイチェルが撤退した後、第二派としてウィザード隊を率いて現れた。元々はロウの人間であり、ヴァルターとは浅からぬ因縁がある様子。 五年前まではヴァルターと同僚だったが、人狩りたちからゾラを助けた際に運命的な出会いを果たし、彼女と共に反乱軍へと身を投じた。結果、ヴァルターは彼に代わって出世街道に乗ることとなった。 11章ではゾラを守るために捨て駒になる覚悟でレイチェルと共に白羊に決戦を挑み、戦いの末に敗北、捕虜となった。 レイチェル 声 - 野水伊織 三黒将ゾラの配下でベルセルク隊の隊長を務める女剣士。戦いと破壊を求めており、帝国の人間は殺すと公言している。四章にて部隊を率いて砦侵攻の先陣を切るが、ユリィたちに撃退された。 列伝ではカオスの民の村の出身であることが判明する。帝国軍によって故郷を襲われ、家族は慰み者にされた上に殺されてしまい、そしてレイチェルは復讐鬼となった。砦侵攻作戦でユリィたちに撃退された後、撤退命令を無視して再度突撃。死角から攻め込もうとしたところ、カオスの難民と遭遇。「作戦の邪魔」「帝国に逃げるようなカオスも同罪」として虐殺したところ、傍観していたジャスパー一家と遭遇。カオスの民を殺したことを告げると、ジャスパーからもう一人の人格が表出し戦闘となる。ジャスパーに勝つことはできず、彼の言葉で精神的に追い詰められていき、復讐鬼と化した自分が帝国となんら変わりないことを突きつけられる。正気を失ったところで部下たちに連れられて撤退していった。その後、マドックから命令違反を問われ、更に自分が殺したカオスの民の大半が同郷の者たちだったことを告げられ、激しい罪悪感に囚われてしまった。以後は「悪魔を憎む余り自分も悪魔になってしまった」と自覚し、狂気を消し去って落ち着いた雰囲気を漂わせる女性へと変わった。台詞も敬語になるため、運命分岐後はどちらを選んでもキャラクターの変化が激しくなる。 11章にてマドックと共に白羊に決戦を挑むが敗北。マドックと共に捕虜となった。
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