2期の登場人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 09:49 UTC 版)
人名は家や家具に関する物から付けられている。 草壁つぼみ(くさかべ つぼみ) 第2期の主人公で小学5年生の少女。誕生日は11月4日。血液型はB型。家族構成は父と母。 性格は元気で活発で勝ち気。髪型は両側が跳ねていて、アホ毛を持ったセミロング。背が高く、運動神経も良く、小学4年生までは男子よりも走るのが速かった。性格やお姉さんっぽい外見から、クラスの皆に頼りにされているが周りの噂にやや鈍感なところがある。ブラジャーなどの大人っぽい物に憧れていて、海ではビキニを着こなしている。将来の夢はまだ特に思いついておらず、七夕の願い事には「運命の人とめぐり会えますように」と書いた。『少女少年』の単行本を全巻持っている。学力は今一つでテストの点数は何故かいつも76点。 突然現れた異星人の少年であるクロウこと縁の観察対象にされ、戸惑いながらも縁を受け入れていき、自身も成長していく。 縁への願い事で本物の縁のクローン再生を考えるが、それが間違いであることに気づき、その代わりに「縁に関する記憶を皆から消さないで」と頼み、その願いは自身と怜麻と母のみ許された。 草壁縁(くさかべ えん) 地球によく似た惑星・バル・コニー星から地球に住む人間の生態調査をするためにやって来た異星人の少年。本名はクロウ・ゼット。 外見は人間と一緒だが身長は人間のサイズに合わせている。つぼみと怜麻以外の人間に記憶操作をして、乳児の時に死亡したつぼみの双子の兄として活動。地球での誕生日はつぼみと同じ11月4日ということになっている。 大学4年生ぐらいの運動神経・学力を有し、顔つきも良い為、女子にモテる。反面、デリカシーに欠けるところもあったが、改善後、女の子に失礼な事をしている行為を見たら止めるようになった。 1年に渡る調査活動を終え、自身に関する記憶を草壁親子と怜麻を除いて消去・帰還するもつぼみたちが6年生になった際、追加の調査で再び地球を訪れる。また、自身に関する記憶は僅かながらも3人以外に残っていた。 バル・コニー星は「衛星が多い」「地球よりも重力が重い為、地球人よりも筋力がある」「腋毛や女性の乳房は退化している」「クローン技術がある」「水泳の授業がない」「人工授精が基本」であることが語られている。尚、クロウの両親は養父母であり、肉親のことは名前だけ知っているが会う気はないという。 押井怜麻(おしい れいま) つぼみのクラスメイトにして、幼馴染で同じマンションの隣に住んでいる少年。 誕生日は3月1日。血液型はO型。両親との3人家族で祖母の存在も触れられている。 両親が共働きの為、昼間はつぼみの家に居ることが多く、つぼみとは部屋まで遊びに行ったり、携帯型ゲームで対戦して遊んだりしている。 やんちゃな性格でツンデレ。つぼみのことが好きでパンツの覗き見やスカートめくり等のちょっかいを出したりしているが胸ポチではずかしい思いをしているつぼみのために服を貸したり、初経を迎えた際には急いで家に連れて帰ったりと気遣いを見せる。1学期の成績が悪かった為、2学期からは円果と同じ塾に通うようになった。 つぼみと共にクロウ=縁と遭遇したことから記憶操作は行われず、彼の調査に協力することになる。つぼみのことで縁に嫉妬するも友情も抱いた為、クロウが帰還する際には「ライバルがいなくなるのは寂しいけどな」と告げた。 連載時、名前の漢字が第9話までは「伶麻」になっていた。単行本や関連書籍では「怜麻」で統一されている。 河原結花(かわら ゆか) つぼみのクラスメイトの少女。誕生日は7月9日。血液型はO型。両親との3人家族。 ストレートでキツい物の言い方をするツッコミ屋。メガネをかけており、着替える時も海に入る時もメガネを外さない。母から「これをつける様に」と言われ、貰ったハーフトップのブラジャーを着用している。スイミング教室に通っている為、泳ぎ上手。漫画が好きだが、お小遣いの問題から、1ヵ月に雑誌1冊とコミックス1冊しか買えないのが悩みの種。 父親とは去年まで一緒にお風呂に入っていたが自身の身体の成長により、父親のほうから入らなくなった。 縁に恋心を抱き、縁が地球を去った際に縁に関する記憶は消えてしまうも完全には消えていなかった為、縁をモデルとした夢の王子様を描くようになる。 苗字は作中には一度も出て来ず、『やぶうち優ファンBOOK』でのみ明らかにされている。単行本にもキャラクター紹介などのページが無い為、同書籍を読んでいないと苗字不明なまま読むしかない。 天上円果(てんじょう まどか) つぼみのクラスメイトの少女。誕生日は9月14日。血液型はAB型。家族は父親が登場。 縁が来るまでは成績はクラスでもトップクラスで私立中学校の進学を目指す程だが性格は子供っぽい上に天然ボケ。一方でつぼみたちの恋については鋭く、ハッキリ指摘をしてはつぼみたちを困らしている。髪型はツインテールで結んだ髪の先が丸まっている。 塾に怜麻も通うようになり、彼が隣の席になったことと優しさに触れたことにより、怜麻に恋心を抱くようになり、告白するも断られてしまう。 苗字の読み「てんじょう」は第9話で「あまかみ」とルビが振られる。彼女の苗字は連載中、その一度しか登場しなかった。単行本では上記の読みに直っている。 草壁夫人(くさかべふじん) つぼみの母親で専業主婦。 セミロングのつぼみに対し、髪型はショートカット。 クロウ=縁の記憶操作にかかり、縁に対しても母として振舞っているものの縁が本物の縁ではないことに薄々気づいており、別れの日には感謝の言葉と共に抱きしめ、ENの名が入った服もプレゼントした。 草壁夫君(くさかべふくん) つぼみの父親。 初詣の話のみ登場。つぼみとは2年生まで一緒にお風呂に入っていた。 本物の草壁縁(ほんもののくさかべ えん) つぼみの双子の兄で本物の草壁縁。 生まれたときから身体が弱く、つぼみが1歳のときに亡くなってしまった。 つぼみは本物の縁の形見でもあるへその緒とクロウの星の科学力を使って、兄の蘇生を願おうとしたがつぼみの知る本当の兄ではなくなることに気づき、その願いは断念した。 押井夫君(おしいふくん) 怜麻の父親。 初詣の話のみ登場。 天上夫君(てんじょうふくん) 円果の父親で会社員。 本人曰く、子供の頃は怜麻そっくりだったらしい。塾に通っている円果を車でお迎えもしている。 円果とは今でも一緒にお風呂に入っているが、円果がつぼみと結花にそのことを指摘されたことと怜麻への恋心を自覚してからは一緒に入ってもらえなくなった。 3人のナンパ男性 海水浴に来たつぼみたちをナンパした3人の男性たち。 つぼみと結花からは警戒されながらも円果はホイホイ付いていこうとする。ガラス瓶を手で壊す縁の警告にビビって、3人とも退散した。
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