2期区間中断問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 14:37 UTC 版)
「高雄捷運環状軽軌」の記事における「2期区間中断問題」の解説
高雄臨港線跡を再利用した1期区間と異なり、既存市街地の街路上に併用軌道が設置されるC20(台鉄美術館)からC30(科工館)にかけては美術館路や大順路(中国語版)沿道の自家用車利用住民が起工前から反対を表明し、工事は一時ストップしていた。2018年中華民国統一地方選挙期間中からそれに同調していた韓国瑜が市長選挙で当選し、高雄市長に就任すると、高架化・地下化・大幅または小幅なルート変更・当該全区間中断を含めて再度見直しが図られることが濃厚となっていた。 韓国瑜就任後の直近の公聴会では賛成派(43%)が反対派(30%)を上回っていた。2019年5月の公聴会でも従来案が最多の40%の支持を集めていた。専門家会議の建議により、美術館地区および大順路は従来通りの地上案が維持されることになった。 新市長陳其邁は大順路での一部単線化および美術館地区のホーム配置変更などの改善案を6割超が支持したとして、2020年11月10日に工事再開を正式宣布した。2021年1月、美術館路の変更案についての環境アセスメントが通過せず、市議会でこの区間の事業費執行が停止した。
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