2代目K74T型とは? わかりやすく解説

2代目(1996年-2008年)K74T型

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/02 05:43 UTC 版)

三菱・ストラーダ」の記事における「2代目1996年-2008年)K74T型」の解説

1996年海外向けL20010年ぶりのフルモデルチェンジをして登場1997年6月2日国内向けストラーダフルモデルチェンジL200ダブルキャブ4WD国内仕様したもの生産タイのラムチャバン工場生産され、1グレード4速AT仕様5速MT仕様)のみ。同社タイ現地合弁企業であるMMC SITTIPOL CO.,LTD.(エムエムシー・シティポール・カンパニー・リミテッド,略称:MSC)(現在のMMTh)で海外現地生産車としては、同社エクリプスディアマンテワゴンカリスマ次いで4番目の輸入車として国内販売となった新型ストラーダは、個性的先進的乗用車用途にも適したピックアップとして内外デザイン一新エクステリアでは初代同様ダブルキャブのみのボディ変わらず全体的に角が取れ、より丸み帯びた滑らかなデザイン変化迫力ある大型フロントバンパーワイドなオーバーフェンダー採用と、フラッシュサーフェス化されボディ面や、スラントノーズ傾斜ウィンドシールドによるエアロダイナミックスタイルにより、オフローダー力強さ乗用車洗練されたイメージ両立させた。 インテリアでは快適で操作性のよい乗用車感覚の使い勝手考え成形ドアトリム大型パッドにより、乗用車感覚のソフトで一体感のあるラウンドインテリアとした。インパネ視認性操作性良い位置大型メーター、3連メーター他各計器類配置し使い易さ重視。ハンドルポジションを乗用車感覚の扱い易い位置配置して快適な運転姿勢確保し、前席にはサポート性のよい大型スポーツシートを採用し前後スライド量も十分に確保したクラス最長最大幅長さ1,500mm、幅1,470mm、最大積載量500kg)のカーゴボックスにより使い易さ搭載性を備え、5人の乗員大型レジャーグッズを積んで余裕をもって目的地に行くことを可能にし、快適トランスポーターとして仕事にも遊びにも幅広いニーズ対応できる車とした。カーゴボックスの構造強度防錆見栄え優れたダブルウォールを採用し、更に使い勝手優れたワンタッチ開閉式のテールゲートや、荷物固定便利なインナーフックを採用した4WDピックアップ車の基本性能である動力性能インタークーラー化された2.5L直列4気筒OHC8バルブディーゼルターボに変更され最高出力105ps/rpm、最大トルク24.5kg・m/rpmを実現したスモーク低減させて排出ガス浄化しクリーン度を高めながら、エンジン各所シリンダーブロック剛性アップ振動騒音低減工夫をし、乗用車並み静かな室内音を確保した5速MTの他にATが追加された。このストラーダとして初採用のATは、パジェロ実績のある小型油圧制御式をチューニングしたものである。 サスペンション従来どおりだが、4WDシステム走行中でも2WD4WD切り替えられるイージーセレクト式に変更し、さらに機動力アップさせた。 ブレーキは、フロントブレーキの剛性向上すると共に放熱性高めた2ポットベンチレーテッドディスク採用し制動能力とブレーキフィーリングを高めた新たに車輪ロック極力防ぎ安定した車体姿勢操縦性確保するアンチロックブレーキシステムABS)と、走行安定性高めるハイブリッドタイプリミテッドスリップデファレンシャル(LSD)を標準装備とした。 タイヤ31×10.5Rの大径ワイドタイヤ、7JJ×15アルミホイール標準装備とし、高い操縦安定性快適な乗り心地実現した。 他に、フロント及びリヤの各ドアに16cmスピーカー設置し、更にフロントドアに3.5cmツィーター追加した6スピーカー装備コントロールパネル液晶タイプ絵表示とし、操作部はすべて押しボタン式としたフルオートエアコン、挟み込み防止機能付きパワーウィンド、センタードアロック複合曲面タイプドアミラー運転席助手席ともに採用して左側フロントフェンダー下方確認できるサイドアンダーミラー運転席エアバッグシステム、ハイマウントストップランプなどが標準装備され、先代比べ装備充実図られた。 逆に先代標準装備であったカーゴスペースのロールバー・リヤゲートデカールはオプションになった1998年9月マイナーチェンジヘッドライトフロントグリルデザイン変更ボディカラー2トーンの2タイプ集約室内ステアリングシート地を変更助手席エアバッグ追加エンジン吸気音低減なども行った。 また2代目販売合わせ三菱自動車テクノサービス(株)ワークスKの協力により、オフロードイメージをより強調したヘビーデューティードレスアップ特装限定車「デザートクルーザー」が全国カープラザ販売会社から同時発売された。外観では、ボディサイドデカール、リヤゲートデカール、ボディ同色フロントグリル標準装着オフロード装備では、4連フォグランプ&ランプバー、エクシードバイザー、大型マッドフラップ標準装備また、電動アウタースライドガラスサンルーフ、4連ワークランプ&ロールバー16インチアルミホイール&タイヤオプション設定された。 1999年日本国内販売終了2001年海外向けL200マイナーチェンジ丸型ヘッドライト変更2006年生産終了2008年インドネシアにおいて販売終了2WDダブルキャブ(海外向けL200) 2WDシングルキャブ(海外向けL200) 中期型リア

※この「2代目(1996年-2008年)K74T型」の解説は、「三菱・ストラーダ」の解説の一部です。
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