転車台
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/13 01:27 UTC 版)
転車台(てんしゃだい、英: turntable ターンテーブル)とは、車両の方向を変えるための機械。一般に地上に置かれる。
注釈
- ^ 移転前は扇形庫が残存していたため、庫内へ機関車などを収納する際に向きを変える目的で使用していたが、移転後においては当初は配属しているC11形と配属客車などの転向が目的であったため、移転前と同じ直径20メートル程の大きさのものが新設されている。SL以外にも、電車や気動車でも工場回送時に転向目的で使用する場合がある。
- ^ 著しく荒廃が進んでいたが、2014年(平成26年)4月より復元・運行されるC58 239の配置に合わせて再整備された。
- ^ C62ニセコ号がニセコ駅まで延長された際に、新得駅より移設されている。定期的なメンテナンスや電気系統の配線が接続状態であることから現在でも稼働可能だが、固定資産税納付の絡みから転車台に通ずる側線そのものは撤去されており、SLニセコ号は転車台を使わず逆機で運行する。
- ^ かつてはC62ニセコ号運行時に使用されていたが、ニセコ駅への延長を機に用途廃止となり、施設周辺を公園化したため、転車台施設は現存するものの配線は接続されておらず、通ずる線路も撤去されたため、使用されることはない。
- ^ 北彩都計画により旭川駅より移転した際、転車台は新たに設置され、主にC11形の整備や転向などに使用されている。
- ^ 用地の関係もあり、車両が乗った主桁を油圧で持ち上げて転向を行う。
- ^ 旧横浜機関区のものを移設したもの。
- ^ 旧福知山機関区にあったものにC11 40を載せたうえ、高架化による駅前整備の終了後の2008年(平成20年)から公開を開始している。
出典
- ^ 大庭正八「東海道本線 浜松電化の思い出」『鉄道ピクトリアル』第773巻、電気車研究会、2006年3月、pp.26 - 32。
- ^ “復元後の坊っちゃん列車”. 伊予鉄道. 2021年7月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月8日閲覧。
- ^ SL転車台、ディーゼル車載せて「デモ回転」 鬼怒川温泉駅 - 下野新聞 2017年4月11日
- ^ 【お知らせ】水上駅転車台広場での雪遊びイベント(1月9日・10日)の中止について JR東日本高崎支社(2016年1月7日)
- ^ 交通局が駒場車庫に転向装置設置へ 2004/8/26/eHAKO函館地域ニュースアーカイブ 2012年2月7日閲覧
- ^ 東武SL拠点、下今市機関区 開設…引上線や機回し線を行くカマの動きが見えた - レスポンス、2017年5月3日
- ^ “旧網走線開業時の鉄道施設群”. 土木学会 (2016年). 2018年3月13日閲覧。
- ^ “旧国鉄武豊港駅転車台”. 愛知県. 2016年3月30日閲覧。
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