酒田運輸区とは? わかりやすく解説

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酒田運輸区

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/07 03:54 UTC 版)

酒田運輸区(さかたうんゆく)は、山形県酒田市にかつて存在した東日本旅客鉄道(JR東日本)新潟支社運転士車掌が所属する組織である。主に酒田駅を発着する列車に乗務している。なお現在は庄内統括センターとなっている。

かつては50系客車などの車両が配置されていたが、客車列車の全廃により車両配置がなくなった。

沿革

所属車両の側面に記されていた略号

  • 新サカ」…新潟支社を示す「新」と、酒田を示す「サカ」から。

新潟支社車両リニューアルセンター

酒田RCでリニューアルが行われた485系電車
酒田RCでリニューアルが行われた115系電車

JR東日本新潟支社管内の車両の改造や更新修繕については、当初は主に支社の車両工場である新津車両所で行われていたが、新津車両所は車両製造工場(新津車両製作所)に転換するため、1993年3月限りで車両検修業務を終了し[7]、以後新潟支社管内には車両工場がなく全般検査等については他支社管内の車両工場に依存する状態となっていた。酒田運輸区は、1993年以降車両配置が全廃となっていたが、新たに新潟支社車両リニューアルセンター酒田RC)が設置され[8]、検修庫等を活用して車両のリニューアル工事が行われることとなった。上沼垂運転区(現・新潟車両センター)配置の485系電車115系電車などのリニューアル工事が実施された[8]

脚注

  1. ^ 秋田鉄道管理局史 年表p422 秋田鉄道管理局
  2. ^ 秋田鉄道管理局史 年表p428 秋田鉄道管理局
  3. ^ 三十年史 年表p585 新潟支社
  4. ^ ただし1986年11月までは、長岡運転所のEF81の一部が「酒田機関区運用機」として区分され、酒田機関区に常駐して運用されていた。
  5. ^ 五十年史 年表p508 新潟鉄道管理局
  6. ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 90年版』ジェー・アール・アール、1990年8月1日、170頁。ISBN 4-88283-111-2 
  7. ^ 鉄道ピクトリアル』2000年9月号 (No.690) p.47
  8. ^ a b 『鉄道ピクトリアル』2000年12月号 (No.694) pp.96 - 97



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