北濃駅
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北濃駅(ほくのうえき)は、岐阜県郡上市白鳥町歩岐島(ほきじま)にある[1]、長良川鉄道越美南線の駅で[2][3]、同線の終着駅である[4][5][6]。駅番号は37。
注釈
- ^ 「週刊鉄道絶景の旅」No.38 (集英社、2010)には「昭和44(1969)年1月の同線無煙化まで使用された。その後は休止状態のまま残されていたが」としか書かれていない(p.20、文章は徳田耕一)。対して「全線全駅鉄道の旅」6 『中央・上信越JR私鉄2200キロ』(小学館、1991)の長良川鉄道について執筆された箇所には「ここまでやって来るレールバスの殆どが、この転車台で方向転換を行う。車輪やレールの片寄った摩耗を防ぐための措置と言う」とある(p.201、文章は松尾定行)。転車台横に掲げられた説明(「郡上市白鳥町観光協会」と「北濃駅の転車台を保存する会」による)にも長良川鉄道時代に使用があったことが書かれてあり、期間や効果はともかく長良川鉄道開業後も-また文献の刊行年から見て、恐らく平成になってからも-使用実績があったことは確かである(出典文章は原文のまま)。
出典
- ^ a b c d e f g h 澤井 2016, p. 145.
- ^ “清流導く 秋の奥美濃<長良川鉄道>”. 読売新聞オンライン. (2020年10月10日). オリジナルの2021年4月21日時点におけるアーカイブ。 2022年1月20日閲覧。
- ^ a b “幻の「越美線」 バスでたどる 岐阜「北濃駅」−大野「九頭竜湖駅」”. 日刊県民福井Web. (2021年8月4日). オリジナルの2022年5月31日時点におけるアーカイブ。 2022年8月16日閲覧。
- ^ a b c “マツコも食いついた!日本有数の終着駅「北濃駅」の魅力”. Smart FLASH (2018年6月17日). 2022年1月20日閲覧。
- ^ “長良川鉄道、国鉄色の新車導入 制服復刻へクラファン”. 日本経済新聞. (2021年9月30日) 2022年1月20日閲覧。
- ^ a b “【時刻表は読み物です&動画】南北はつながらず 越前と美濃を結ぶ幻の国鉄「越美線」”. 産経ニュース. (2022年5月27日) 2022年8月16日閲覧。
- ^ 『全国乗合自動車総覧』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「鉄道省告示第378号」『官報』1934年8月15日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ a b 「トワイライトゾーン」『レイルマガジン』No.372[要ページ番号]
- ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 26号 長良川鉄道・明知鉄道・樽見鉄道・三岐鉄道・伊勢鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年9月18日、11頁。
- ^ 澤井 2016, p. 128.
- ^ 郡上市観光連盟【Gujo Tourism Federation】: “終着北濃駅の味噌カツ定食”. facebook (2022年2月20日). 2022年11月14日閲覧。
- ^ a b c 岩間昌子『ローカル鉄道の解剖図鑑』エクスナレッジ、2016年10月22日、120頁。ISBN 978-4-7678-2217-4。
- ^ a b c d e “日本最古級の転車台を回転体験…長良川鉄道のスペシャルツアー 6月から”. Response. (2017年6月4日). 2022年1月20日閲覧。
- ^ 旧国鉄越美南線北濃駅機関車転車台 - 文化遺産オンライン(文化庁)
- ^ 澤井 2016, p. 146.
- ^ “スリル満点!バスで結ぶショートカット鉄旅”. 東洋経済オンライン (2016年1月10日). 2022年8月16日閲覧。
- ^ “田舎に泊まろう バックナンバー(2009年8月9日)”. テレビ東京. 2022年6月6日閲覧。
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