ひるがの‐こうげん〔‐カウゲン〕【ひるがの高原】
ひるがの高原
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/14 22:30 UTC 版)
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ひるがの高原(ひるがのこうげん)は岐阜県郡上市高鷲町にある高原。主に、同市高鷲町蛭ヶ野地内にある「蛭ヶ野高原」と鷲見地内にある「上野高原」のことを指すが、現在では、切立地内にある「明野高原」も含めて、高鷲町にある高原を総称して平仮名で表して呼ぶことがある。
同市高鷲町にある各高原名は地名では無いため、位置や範囲は明確にされておらず、ひらがなで表した「ひるがの高原」に明確な定義はない。
蛭ヶ野高原は「ひるがの高原」と、「蛭ヶ野」を平仮名にして表記されることが多く、地図にはこのように書かれていることが多い。キャンプ場やスキー場の名前は「ひるがの高原」と平仮名で書かれているが、「蛭ヶ野簡易郵便局」のように漢字表記の施設もある。
また、鷲見地内にある東海北陸自動車道のサービスエリアは上野高原にあるが「ひるがの高原」と平仮名で名前が付けられている。上野高原や明野高原で採れる夏大根は、「ひるがの高原だいこん」と呼ばれ、平仮名で商標登録がされている。
蛭ヶ野地内にある蛭ヶ野高層湿原植物群落では、岐阜県の天然記念物の指定を受けていて[1]、その周辺にはひるがの湿原植物園がある。夏は避暑地として、秋は紅葉狩り、スキー場があり、冬はスキーが楽しめる。アクセスは東海北陸自動車道高鷲IC、荘川IC、ひるがの高原サービスエリアスマートICが至近。

国道156号沿いに中央分水嶺と分水嶺公園があり、この分水嶺から北へ流れる水は庄川(庄川水系)、南へ流れる水は長良川(木曽川水系)となる。
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分水嶺公園の石碑
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ひるがの湿原植物園
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岐阜県天然記念物「蛭ヶ野高層湿原植物群落」のミズバショウ
脚注
- ^ “蛭ヶ野高層湿原植物群落”. 岐阜県教育委員会社会教育文化課. 2016年3月23日閲覧。
関連項目
- 飛騨・美濃紅葉三十三選
- 牧歌の里 - 当地、鷲見地内の上野高原にある農業公園
- たかす開拓記念館 - ひるがの高原の開拓を含む開拓に関する博物館
外部リンク
固有名詞の分類
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