自主断髪後の帰参とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 自主断髪後の帰参の意味・解説 

自主断髪後の帰参

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 10:18 UTC 版)

断髪式」の記事における「自主断髪後の帰参」の解説

後の大関清水川元吉1926年1月場所小結昇進した時期から人気溺れて乱酒放蕩身を持ち崩し極道交際女性の兄)が絡む事件起こし本場所放棄し続けた結果1927年には師匠小錦八十吉から破門言い渡された。翌年には白川義則陸軍大将の書を持参して日本相撲協会復帰要請したが、門前払い受けた帰郷後に頭を丸め、父に伴われ上京し再度嘆願試みたがここでも許されず、父は帰郷後に復帰嘆願する心血こめた遺書協会送り自殺した。これを受けて師匠懇意にしていた殿り卯三郎当時年寄荒汐)や、右翼頭山満杉山茂丸などの有力者清水川角界復帰後押しする動き見せたことで、協会もようやく復帰是非を問う評議会開催した当初出席者大半復帰反対したが、両国梶之助当時年寄出羽海)が「命を殺して嘆願が、将来二度とあるか」と反対意見一蹴し清水川1928年10月場所において十両最下位格で復帰するはこびとなった上述通り嘆願活動において自主断髪行ったため、復帰直後丸刈り頭で出場した上述春秋園事件天龍と共に髷を切った力士のうち、綾櫻鏡岩朝潮はじめとする21名(及び唯一髷を切らなかった出羽ヶ嶽)は、事件から1年後1933年1月場所帰参した。その大半帰参直後には髷が結える程に髪が伸びておらず、ザンバラ頭で土俵上がったとされる。 後の関脇玉乃海太三郎幕下時代1940年に、巡業先の上海で、泥酔して憲兵暴力振るいしかも倒してしまい、駆けつけた他の憲兵拳銃抜かれる騒ぎ起こした当時大関羽黒山政司当代師匠玉ノ海梅吉懸命に詫び入れたことで射殺免れたものの、この取成し相撲協会からの破門条件として成されたため、除名となった処分除名であった関係上、断髪式行わず自主的に断髪したとされるその後海軍軍属としてトラック諸島テニアン島ガダルカナル島飛行場建設従事したマラリアアメーバ赤痢にかかり命の危機瀕したが、これも生き延び病状回復後徴兵検査を受け陸軍二等兵として陸軍入営1947年復員船帰国数年間は、故郷の大分や愛媛県野村町アマチュア相撲コーチをして暮らしていた。1950年ある日入門時師匠玉錦三右エ門夢を見て角界への復帰望み始めた矢先に、玉ノ海から破門の解除に伴い帰参認める旨の連絡を受け、1950年5月場所より幕下格で帰参した。 後の大関松登晟郎幕下時代1948年12月家業不振を気に病む余り実家帰り髷を落としてしまった。しかし、師匠高登渉から説得され帰参決意。それから半年後の1949年5月場所新十両となったが、十両昇進当初ザンバラ頭で土俵上がった。 後の関脇岩風角太郎三段目時代同期生栃光大きく差を付けられ廃業決意し床屋で髷を切った。その直後実家居たところを兄弟子に見つかり部屋に連れ戻され師匠射水川健太郎説得され廃業撤回した断髪後の場所には丸刈り頭で土俵上がった。 後の前頭筆頭淺瀬川健次三段目時代廃業決意し理容師見習実弟に髷を切らせたが、若瀬川泰二当時年寄浅香山)の説得受け入れて帰参した。 1964年9月場所新十両迎えた八竜鉄右エ門は、場所前の稽古下半身故障させ、失意余り廃業するつもりで自ら髷を切ってしまったが、帰参して新十両の場所は丸刈り頭で出場した。 後の関脇麒麟児和春幕下時代生活態度巡って兄弟子口論になって反発した挙句に自ら髷を切って脱走したが、直後師匠佐賀ノ花勝巳から寛容態度説得され帰参して以降熱心に稽古をするようになった。 後の小結大豊昌央三段目時代右肩負傷したり、体重増加苦心したりしたことで廃業決心し実家帰ったが、実父説得を受け帰参した。その際実父大豊反省の意込めて髷を切るよう命令し大豊もこれに同意したとされる1978年3月場所を東十両9目で迎えた幕内小沼克行は、場所前にかねてから低迷師匠柏戸剛咎められたことを憤る余り自ら髷を切ってしまい、当場所をザンバラ髪で出場した。 後の幕内力櫻猛上述失踪行為以前幕下時代にも門限遅れたことを師匠隆の里俊英叱責され反省の意を示すべく髷を切り落とした。 後の前頭筆頭琴龍宏央幕下時代1993年5月場所で7戦全敗喫した際に嫌気がさして自ら髷を切って脱走したが、後に帰参して現役続けた。 後の十両鶴ノ富士智万三段目時代体重増加苦心したことに嫌気がさして自ら髷を切って脱走したが、後に帰参して現役続けた

※この「自主断髪後の帰参」の解説は、「断髪式」の解説の一部です。
「自主断髪後の帰参」を含む「断髪式」の記事については、「断髪式」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「自主断髪後の帰参」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「自主断髪後の帰参」の関連用語

自主断髪後の帰参のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



自主断髪後の帰参のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの断髪式 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS