第9の哨戒 1943年12月 - 1944年1月とは? わかりやすく解説

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第9の哨戒 1943年12月 - 1944年1月

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/24 11:20 UTC 版)

グレイバック (SS-208)」の記事における「第9の哨戒 1943年12月 - 1944年1月」の解説

12月2日グレイバック9回目哨戒東シナ海向かった12月18日21時20分グレイバック北緯2630東経12819分 / 北緯26.500度 東経128.317度 / 26.500; 128.317の沖縄島東岸海域で第227船団発見。まず輸送船玉嶺丸(東亜海運、5,588トン)に向けて魚雷発射し命中。玉嶺丸は瞬時沈没した次いで対潜掃討向かった駆逐艦沼風に対して雷撃行い撃沈した雷撃後、グレイバック浮上攻撃仕掛け、他に何隻かの船に損傷与えた判断された。2日後12月20日グレイバック名瀬出航した903船団発見し夜間攻撃期して追跡開始した。翌21日1時38分の時点で、グレイバック態勢潜水艦存在気付いて避退始めた903船団に対して艦尾向けた形だったが、艦尾発射管から4本の魚雷発射次いで艦首発射管から5本の魚雷発射した最初魚雷のうち2本が貨客船湖南丸大阪商船、2,627トン)に命中し湖南丸北緯3026東経12958分 / 北緯30.433度 東経129.967度 / 30.433; 129.967の地点轟沈湖南丸沈没受けて特設捕獲網艇丸(宇和島運輸515トン)が救助のために停止したこの頃にはグレイバック潜航しており、6時4分、北緯3027東経12957分 / 北緯30.450度 東経129.950度 / 30.450; 129.950の地点で距離2,000メートル魚雷を2本、丸に向けて発射。2本とも命中し丸は船体破片飛散させながら一瞬轟沈一連の攻撃湖南丸船客丸に一旦救助された者も含め83パーセント相当する370人が死亡した推定されており、その他乗員もほぼ全滅した。もう1隻の護衛艦である特設捕獲網艇第二新東丸(澤山汽船540トン)が爆雷攻撃実施したが、グレイバックになんら影響与えなかった。グレイバックは第227船団接触してからここまで5日間でほとんどの魚雷発射しており、翌日夜の雷撃全ての魚雷使い果たした帰途12月27日グレイバック北緯3029東経15925分 / 北緯30.483度 東経159.417度 / 30.483; 159.417の地点漁船浮上砲戦破壊1944年1月4日グレイバック33日間行動終えて真珠湾帰投した。

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第9の哨戒 1943年12月 - 1944年1月

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トートグ (潜水艦)」の記事における「第9の哨戒 1943年12月 - 1944年1月」の解説

12月12日トートグ9回目哨戒日本近海向かった12月27日昼ごろ、トートグ北緯3325東経135度40分 / 北緯33.417度 東経135.667度 / 33.417; 135.667の潮岬近海で元特設水上機母艦君川丸川崎汽船、6,863トンに対して魚雷を6本発射。うち1本が君川丸船尾命中して君川丸航行不能とし、逸れた魚雷のうち1本が漁船命中して破壊した直後から護衛艦水上偵察機トートグ攻撃し4時間にわたって合計99発もの爆雷投下して制圧したが、トートグには被害がなかった。1944年1月3日トートグ熊野川河口付近貨物船済州丸(三光汽船、2,082トン)を発見し追跡10時ごろに北緯3344東経13623分 / 北緯33.733度 東経136.383度 / 33.733; 136.383の三木崎沖に至ったところで魚雷3本発射潜望鏡上げて観測するうちに1本が命中し済州丸は爆発起こし潜望鏡からの視界妨げ周囲晴れたときにはすでに沈没していた。そのうち高速スクリュー音と哨戒機打電する音が聞こえたので、トートグはこの海域去った。翌1月4日トートグレーダー目標探知良い攻撃態勢を取るべく追跡したのち、北緯3410東経13648分 / 北緯34.167度 東経136.800度 / 34.167; 136.800の志摩半島大王崎沖で目標向けて魚雷を6本発射。うち4本が目標である輸送船宇佐丸(日本製鐵、3,943トン)に命中し宇佐丸は船体2つにして沈没していった。1月12日夜、トートグ大王崎近海で2隻の貨物船構成された第7110船団発見護衛艦制圧されつつも魚雷3本発射し、1本が特設給兵船興業丸(岡田商船、6,353トン)に命中して中破させた。1月17日にも北緯3256東経13826分 / 北緯32.933度 東経138.433度 / 32.933; 138.433の地点駆逐艦あるいは護衛艦に対して夜間レーダー攻撃行い最後に残った3本魚雷発射した命中しなかった。トートグはこの哨戒で2隻9,700トン戦後に6,000トン)の戦果挙げた1月30日トートグ49日間の行動終えて真珠湾帰投潜水母艦ブッシュネル (USS Bushnell, AS-15) による整備受けた

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第9の哨戒 1943年12月 - 1944年1月

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スタージョン (潜水艦)」の記事における「第9の哨戒 1943年12月 - 1944年1月」の解説

12月13日スタージョン9回目哨戒日本近海向かった1944年1月11日スタージョン北緯3231分 東経13154分 / 北緯32.517度 東経131.900度 / 32.517; 131.900の足摺岬西南西海域で、佐伯からパラオに向かうオ105船団発見重なった目標発見し4本の魚雷発射船団番船陸軍船えりゐ丸(南洋海運、5,493トン)を撃沈爆雷攻撃回避するため深深度に潜り船団への再度攻撃を行うことは出来なかった。オ105船団すぐさま佐伯引き返した5日後の1月16日スタージョン北緯3215東経13229分 / 北緯32.250度 東経132.483度 / 32.250; 132.483の沖の島西方海域で、ウェーク島対す第2次輸送作戦従事中の特設巡洋艦赤城丸日本郵船、7,389トン)と、護衛駆逐艦初月涼月発見。各目標対す4つ命中音を観測し敵艦からの反撃潜航強いられ1855分に海域離脱したスタージョン発射した魚雷は、2本が涼月前部後部命中し涼月前部60フレームより前が火薬庫誘爆により四散し後部118番フレームから後ろ大破切断され駆逐隊司令艦長以下戦死者多数出した涼月これほど被害受けたものの沈没せず、やがて宿毛湾次いで呉海軍工廠曳航されていった1月24日には北緯3239東経13400分 / 北緯32.650度 東経134.000度 / 32.650; 134.000の地点でフ203船団発見し2度攻撃を行う。最初の攻撃敵艦に対して1発命中させ、2度目攻撃では陸軍朝鮮丸(大阪商船、3,110トン)を撃沈した2日後、2隻の貨物船に対して攻撃を行うが戦果挙げることは無かった。この時期スタージョン近海にいた僚艦活躍目覚しく日本側は被害続出のため、パラオ行き船団ルート豊後水道通過する直行ルート放棄し九州西岸台湾経由するルート変更する至ったスタージョン帰途ミッドウェー島寄港2月6日スタージョン55日間行動終えて真珠湾帰投修理受けた

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