神戸新聞杯とは? わかりやすく解説

神戸新聞杯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 06:51 UTC 版)

シンボリクリスエス」の記事における「神戸新聞杯」の解説

東京優駿の後は、北海道沙流郡門別町ファンタストクラブ夏休みを過ごす。秋は9月22日菊花賞トライアル競走である神戸新聞杯(GII)で復帰単勝オッズ2.1倍の1番人気に推された。以降人気は、ノーリーズン宝塚記念3着のローエングリン続いたスタートから中団を追走最終コーナーでは、先行馬群阻まれ進路確保できず追い上げることができなかった。直線で前が開いて進路を得ると、他すべて差し切り、大外からノーリーズン追い上げに2馬身半差をつけて入線重賞2勝目挙げた鞍上だった岡部はこのレースについて後年、「(今までは)背中弱くてゲートフワッとしか出ていかなかったのに、神戸新聞杯のときは自分から出て自分からハミをかんでいった。(今まで)そんなことはできなかった馬が前向きになって走り、こちらから見えていたマイナス面をまったく見せなかった(カッコ補足加筆者)」という。 その後については、神戸新聞杯参戦前の時点選択肢二つ存在していた。3歳馬のみが出走許されるクラシック最終戦で、3000メートル行われる菊花賞。そして、秋の古馬王道GI路線初戦であり、出走馬のほとんどを古馬占め2000メートル行われる天皇賞(秋)である。藤沢は神戸新聞杯決着直後検量室シンボリクリスエスの鞍を外していた際、和田孝弘に「この馬は相当強いから、天皇賞持って行きましょう」と提案。孝弘はすぐに承諾し、次走が天皇賞(秋)決定する藤沢後年、「彼(シンボリクリスエス)は、距離が延びて押し切れるだけのパワー持っていたが、明らかに2000メートルがいい馬で、古馬相手でも天皇賞のほうが勝て可能性は高い(カッコ補足加筆者)」と考えていた。

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神戸新聞杯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 06:53 UTC 版)

ワグネリアン (競走馬)」の記事における「神戸新聞杯」の解説

ダービー翌日ノーザンファーム天栄入り夏休みとなる。秋の目標は、クラシック第3弾菊花賞以外の別路線」とし、始動戦は菊花賞トライアル競走である神戸新聞杯とした。この時、神戸新聞杯以降目標定めていなかった。神戸新聞杯の約1か月前である8月22日栗東に帰厩する。ダービー同じように神戸新聞杯も、当然主戦騎手福永騎乗する予定だったが、福永その1週間前に落馬し、馬に頭を蹴られてしまう。福永は、その日騎乗全うした後に受けた検査結果頭蓋骨骨折並びに脳症診断だったと広く知れ渡った。それでも福永は神戸新聞杯に騎乗する意向示していたが、しばらくして騎乗断念。代わって以前ワグネリアン調教騎乗した経験のある藤岡康太起用された。 9月23日藤岡とともに神戸新聞杯(GII)に臨む。菊花賞目指すエポカドーロ参戦し2000年エアシャカールアグネスフライト以来18年ぶりとなる、皐月賞優勝馬東京優駿優勝馬対決実現した。共にオッズは2.7倍だったが、微差エポカドーロが1番人気となり、ワグネリアン2番人気だった。ワグネリアンスタートから中団を追走するエポカドーロスタート躓き後方追走していた。ワグネリアンは外から進出し直線では逃げメイショウテッコンなど先行勢を捉えた残り50メートル先頭に立ち、メイショウテッコン大外から追い上げるエタリオウ退けて先頭入線する。重賞3勝目藤岡にとってはこれがJRA通算500勝目だった。 菊花賞優先出走権得たものの、予定通り見送った陣営次なる目標天皇賞(秋)定めたが、それから思うよう疲労回復できなかった。出走登録こそしたものの、将来のことを考えて回避しノーザンファーム天栄放牧出された。その後戦線復帰することなく年内全休する。この年JRA賞では、全276票中88票を集めて最優秀3歳牡馬次点だった。受賞したのは、有馬記念毎日杯新潟記念優勝ダービー5着のブラストワンピースだった。

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神戸新聞杯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/16 00:15 UTC 版)

第81回菊花賞」の記事における「神戸新聞杯」の解説

着順馬番競走馬名性齢騎手斤量タイム着差単勝オッズ人気1着 2 コントレイル 牡3 福永祐一 56 2:12.5 001.1 1 218 ヴェルトライゼンデ 牡3 池添謙一 56 2:12.8 2馬身 020.3 3 3着 5 ロバートソンキー 牡3 伊藤工真 56 2:12.8 クビ 112.7 14 411 ディープボンド 牡3 和田竜二 56 2:13.0 1馬身 023.5 4 513 ターキッシュパレス 牡3 富田暁 56 2:13.1 3/4馬身 191.0 17 7着 4 レクセランス 牡3 松山弘平 56 2:13.4 102.8 13 9着 6 マンオブスピリット 牡3 M.デムーロ 56 2:13.5 055.1 9 11着 3 ビターエンダー 牡3 吉田隼人 56 2:13.7 039.4 6 天候:晴、馬場状態:良第68回神戸新聞杯(GII)は9月27日中京競馬場2200メートルにて、18頭が出走し行われた競走である。無敗二冠馬コントレイル単勝オッズ1.1倍の1番人であった単勝支持率は、レース史上最高の2005年第53回神戸新聞杯)ディープインパクト支持率、78.5パーセント次いで2番目となる72.6パーセント記録した。続く2番人気には、1勝クラス葉牡丹賞で2歳2000メートルJRAレコード勝利したのち、骨折休養し10ヶ月ぶりの復帰となった無敗のグランデマーレが、19.9倍の支持となったそれ以下20倍台のヴェルトライゼンデディープボンドマイラプソディ5番人気までに収まったスタートからパンサラッサ抜け出し、強い向かい風の中逃げの手を打つ。グランデマーレが2番手、コントレイルは中団につけ、ヴェルトライゼンデ後方位置した1000メートルを59.9秒で通過しパンサラッサ先頭のまま最後直線進入。まず好位にいたディープボンド抜け出しを図る。しかし、抜け出したことで空いたスペースを中団にいたコントレイル用い加速し先頭進出後続と差を広げ、「"持ったまま"の手応え」(優駿)「ノーステッキでの大楽勝」(週刊Gallop)で先頭のまま入線後方から追い上げたヴェルトライゼンデは外から末脚見せたが、コントレイルには敵わず、内で2番手に抜け出していたロバートソンキークビ差ばかり捕らえたのみで2番手での入線となった2番人気のグランデマーレは直線失速しブービー賞17着、5番人気マイラプソディ競走中に鼻出血発症し最下位沈んだ。 神戸新聞杯におけるレース全体売上83億95137500円。これはサートゥルナーリア優勝した前年比べて 190.5パーセント大幅な売上増であり、コントレイルの父でるディープインパクト制した2005年売り上げを約796000万円上回る、神戸新聞杯売上レコードマークしたまた、当日のWIN5(5重勝単勝式)の売り上げ10億908300円となり、2012年12月23日以来となるWIN5売り上げ10億円超え記録した圧倒的人気コントレイルがいたため、指定レース1つを1頭に絞れたことが影響した考察されている。 柴田政人は「『強い』以外の言葉見当たらない圧倒的なパフォーマンスだった。」と表現菊花賞について、好位や中団でも競馬できること折り合いスムーズであることから「心配無用」「視界良好」と評した上位3頭(コントレイルヴェルトライゼンデロバートソンキー)に菊花賞への優先出走権与えられた。

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神戸新聞杯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 16:34 UTC 版)

第160回天皇賞」の記事における「神戸新聞杯」の解説

2019年9月22日 第67回神戸新聞杯(GII着順馬名性齢騎手斤量タイム着差人気1サートゥルナーリア 牡3 C.ルメール 56 2:26.8 1 2ヴェロックス 牡3 川田将雅 56 2:27.3 3馬身 0.5 2 3ワールドプレミア 牡3 武豊 56 2:27.5 1馬身1/4 0.8 6 神戸新聞杯はサートゥルナーリア制した。ノーステッキで2着のヴェロックスに3馬身離してルメールは「向正面冷静に走っていた。3、4コーナーで外へ出してから加速し、すごくいい脚を使ってくれた」とし、「スーパーホースだと思います」と評価した。なお3着のワールドプレミアは次走の菊花賞GI制覇挙げており、ヴェロックス同じく菊花賞で3着となった

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