神属
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 13:45 UTC 版)
「ああっ女神さまっの登場人物」の記事における「神属」の解説
リンド[Lind] 声 - 伊藤美紀 1級神特務限定。戦闘部に所属するワルキューレを務める女神。その職務ゆえに魔属の王であるヒルドと対立する立場にある。青味がかかった紫の髪を持ち、額には3つの丸が逆三角形状に配置された形の紋章を持つ。また普段は蒼眼だが戦闘時には“黄金の瞳”に変化する。 ペイオースと行動することが多く仲も良い。またリンドの立場や思想に一定の理解を示すベルダンディーに全面的な信頼を置いている。 渾名は「戦う翼」「片翼の天使(リンド)」。他にも、ほとんど知られていないが「双天使のリンド」がある。 戦闘属性であり闘いに悦びを感じるが、悦びを得るために闘うことはない。周囲からは誤解されがちであるが、女神なりの情緒も持ち合わせている。ただしそれを表情に出すのが苦手。 戦闘能力は極めて高く、また危機的状況に追い込まれても自分を盾として他者を守り通そうとする強い責任感と使命感を持っている。非殺傷・非破壊を誇りとしており、本来は素手で闘う方が強力であるにもかかわらず、その強大な攻撃力を減殺するためのリミッターとして武器(大型の戦斧)を使っている。また服の下の両肩には非常時に使用する「ブースト」という装具を仕込んでいるが、一定時間以上の使用には自身に大きな負荷がかかるようである。 女神にとって初歩的な法術である修復法術が不得手で、その修復物の姿が修復前と大きく異なることがある。 片羽の双子天使「クールミント」と「スペアミント」を従えるが、「天使喰い」の一件で森里屋敷にやってくるまでは両名を同時に召喚することができないままであった。森里屋敷での事件解決の過程においてこれを克服し、恩人となった螢一を「生涯の友」と呼ぶに至る。 先にテレビゲームに登場するキャラクターとして発表され、後から原作やTVアニメ作品に登場している。 ペイオース[Peorth] 声 - 佐久間レイ (ルーン文字:「ダイス」のルーン、ラテン文字転写はp)1級神2種非限定。紋章の形がベルダンディーと全く同じ。リンドと馬が合うためよく一緒に行動している。またウルドともなぜか気が合う。 ベルダンディーが所属する「お助け女神事務所」とライバル関係にある「アースお助けセンター」に所属する女神。ベルダンディーとは幼馴染み。天使として、裸体に薔薇をまとった天使「ゴージャスローズ(華麗なる薔薇)」を従えている。自己陶酔型の性格。依頼者の願いごとを叶えるためならどんなことでもするなど、女神としての誇りは高い。またサービスをすることがモットーで、彼女のサービスは天上界一と言われるほどで評判も高い。しかし、普段からの露出度の高い服装がウルドと肩を並べるくらいに目立つ。1級神のため嘘はつかないが、自身の言葉に対して螢一が誤解を抱いたと気づきながらあえて誤解を解かぬまま事を進めたり、ウルドやスクルドと喧嘩したり、ウルドの薬やスクルドの愛読誌を無断で持ち出したりするなど、いわゆる2級神のような行動を取ることがあり、あまり1級神らしい女神ではない。 螢一からの電話に応えカメラのレンズから出現し、願いは無いと言い張る螢一につきまとって様々なトラブルを起こしベルダンディーを困らせる。また過去のある一件でプライドを傷つけられたとしてベルダンディーを恨んでいたが、この一件はペイオースの誤解であったことが判明する。だがその後も「あなたの偽善的な部分が嫌いなの」と言い放つなど誤解以前に本質的に好いていないようだが、TVアニメ第二期では、マーラーの企みにより魔属となったベルダンディーのために天上界での正式な手続を踏まずに地上界へ降りるなど、一人の友人としては認識しているようである。 その後も三姉妹、特にベルダンディーには健全なライバル意識を強く持つが、プライドが高い分ムキになりやすく、やや不器用な性格のため、ベルダンディーに比肩する能力の持ち主でありながらいまひとつ結果が伴わない。薔薇の花のほか、緑茶と和風の甘い物が大好きで、タイヤキに対する思い入れはフェチズムの域に達している(餡を内臓として認識している)。 ヴェルスパーを追って再度地上界に降り、その後様々な案件のためにしばらく他力本願寺に滞在してすっかり馴染んでいたが、案件が片付いたため(ゲートとのトラブルを経て)天上界に帰還する。 スクルドが愛読する少女誌「どぼん」を気に入り、天上界への帰還時にスクルドには無断で大量に持ち出した。その後の天上界では局地的にペイオースが持ち込んだ地上界の文化に関するブームが発生、業務にいささかの支障が生じているとされる。 お嬢様口調で、常に気高く上品に振舞おうとしているが、登場当初からコメディリリーフ的な役割を担い、原作ではストーリーが進むに連れ、幼児の姿にされたり顔を踏まれたりと何かと災難に遭う機会が増えている。 麻雀の腕はベルダンディーには及ばないが、ウルド・スクルドよりも高いらしい。
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