真芝グループ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/11 03:59 UTC 版)
神楽牙王(かぐら がおう) 真芝グループ会長。78歳。とてもそうは見えない程若々しい。仙術兵器の開発・実用化・流通を目指し、仙術の悪用を阻止しようとする「こわしや」達と敵対する。 戦時中は中之井とともにさなえの特殊工作部隊に所属していた。 凪原(なぎはら) モニタリング班班長。 元第2研究所実験部隊所属で、当時は辻原の同僚。物語初期から登場し、幾度となく我聞たちの前に立ち塞がった。片目に仙核を入れているため、常人を遥かに超える運動能力を持つ。常に銃を持ち歩き、攻撃にはそれを使用することが多い。目的のためには手段を選ばぬ性格。 山薙晃(やまなぎ あきら) 第1研究所長。28歳。メガネの優男。 戦略兵器部門担当。反仙術兵器「マガツ」を開発した。 優が付けているものと似たペンダントを付けているが、これは同じ大学の出身であるから。しかしお互い面識はない。 なお、山薙以下研究所長全員が単行本第4巻で初登場している。 八雲四郎(やくも しろう) 第3研究所長。32歳。病的な印象を与えるマッドサイエンティスト。 兵士部門担当。仙術付与・精神操作効果のあるペンダント「タリズマン」を開発した。研究のためなら平気で人を実験体にする冷酷で自分勝手な男。第3研編で多くの実験体を操って我聞たちを追い詰めたが、我聞の暴走によって逆に追い詰められ、最後は研究所の崩壊に巻き込まれて死亡した。 ルドルフ・本条(ルドルフ ほんじょう) 第4研究所長。38歳。豪快な髭と割れアゴ、常に口に咥えている葉巻が特徴。 搭乗兵器部門担当。強襲用潜水艦「音断(おとたち)」、無音戦車「ヒビキ」などを開発した。怒りっぽいオヤジで、いつも大声を張り上げている。 桃子・A・ラインフォード(とうこ・エー・ラインフォード) 第5研究所長。14歳の天才少女科学者。親に捨てられたためか相当な我侭で、高飛車かつ自信家な性格。ハーフであるが、本人は外国人だと勘違いした相手に「ダブルよ」と言っていた。 電子兵器部門担当。小型ロボット「キノピー」、自律型戦闘ロボット「クーパ」(開発コード:05-298)などを開発した。主な武装にあらゆる攻撃を弾く光の盾「プリズムシェル」などがある。 「こわしや」と知らず我聞と知り合い、我聞打倒の任務と我聞に惹かれる感情との間で葛藤する。結局我聞と戦うが敗北、しばらく工具楽屋に居候したのち、真芝の手の届かないかなえの神社に引き渡された。 真芝壊滅作戦では「こわしや」側に協力し、我聞らのピンチを救った。 我聞に惚れているので反GHK勢力。そのため果歩とは喧嘩ばかりしているが、なんだかんだいって仲は良いらしい。互いに胸がないので、よく「うす胸」「控えめ胸」と罵り合っている。 昴真矢(すばる まや) 第6研究所長。23歳。いつも冷静そうなお姉さん。 兵装火器部門担当。対象を自動追尾する特殊弾「ネコマッシグラ」を開発。どうやら猫が好きなようだ。 本編では単行本4巻で一コマと最終章にちらっと出てきたのみ。 なお、作者のデビュー作「私のラクロス部」に昴真弓という名前も見た目もそっくりなサブキャラクターが存在したために、とあるファンが「何か関係が有るのでしょうか」と質問したところ、作者からの回答は「うーん、考えてませんでした。姉妹…とかじゃダメですかね?」という内容であった。 御剣一振(みつるぎ いっしん) 第7研究所長。18歳。帽子を目深に被り、中から覗く眼光は鋭い。 兵装刀器部門担当、「ヤタガラス」を開発。 本編では昴真矢同様、最終章にちらりと出てきたのみ。 十曲才蔵(とまがり さいぞう) 第8研所長。20歳。「馬鹿と天才は紙一重」を地で行く天才。さっぱりした気持ちの良い性格で、常に自信満々。正々堂々とした勝負を好む。体の線を強調した、露出の多い服をいつも身に着けている。 自画自賛的な発言が多く、そのためかたびたび「パーフェクト!」「ジーニアース!」等の奇声を発する。技名が「ひき逃げアタック」だったりと名前のセンスは微妙である。 兵装防具部門担当。パワースーツ「青・参式」(ブルースリー、商品番号:GAS08-033)、同「青・参式改」(ブルースリーカスタム)を開発した。強烈な風を生み出す装置が搭載されており、それで相手の攻撃を逸らしたり、攻撃速度を上昇させる。また、「D・T・F(Don't Think Feel)」なる、超反応で相手の動きを察知し、猛スピードでほぼ自動的に的確な攻撃を加える機能もある。 我聞をライバルと認め、計3度も戦ったが、いずれも敗れている。我聞の噂を聞き、警察に圧力をかけて我聞を捕獲、留置所ごと襲撃した。我聞の暴走により敗北。 辻原の工作により呼び出され、修行から帰って来た我聞と勝負した。パワーアップした我聞の仙術の前に敗北。 真芝壊滅作戦の初陣として、入り口付近で最後の勝負を繰り広げた。成長した我聞の奥義の前に敗北。 元は老舗の繊維工業会社の跡取り。会社を真芝に乗っ取られ、乗っ取り返すために真芝に入る。真芝入社以前からの部下である高瀬千紘や山岡とは強い信頼関係で結ばれている。言うなれば工具楽屋の鏡のような存在。 真芝壊滅作戦で敗北後は「こわしや」側に協力。最終的に味方となって、番司と共に我聞らの進行を助けた。
※この「真芝グループ」の解説は、「こわしや我聞」の解説の一部です。
「真芝グループ」を含む「こわしや我聞」の記事については、「こわしや我聞」の概要を参照ください。
真芝グループ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/11 03:59 UTC 版)
会長である神楽牙王や、週刊版で人気の出た桃子を初めとしてほとんどの人物が増刊版では登場しない。牙王は存在すら明らかにされないので、中之井千住とのつながりもない。
※この「真芝グループ」の解説は、「こわしや我聞」の解説の一部です。
「真芝グループ」を含む「こわしや我聞」の記事については、「こわしや我聞」の概要を参照ください。
- 真芝グループのページへのリンク