海洋都市トリスティア
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「Deep-Blueシリーズ」の記事における「海洋都市トリスティア」の解説
『蒼い海のトリスティア』で登場。巨大な島状の大規模Eプラントの上に築かれた街。Eプラントには航行能力があり、それで世界中を回り交易により栄えてきた(実はこの都市の航行能力は、ドラゴン族の襲来から逃げるためのものだった)。しかし12年程前のドラゴン襲来により遂に航行能力にダメージを受けて座礁。ドラゴンはラファルーが撃退したが、そこからは衰退著しく寂れた街になっていった。街の復興を掛けて市長が帝国一の工房士プロスペロを招くが、老齢のプロスペロが代わりに孫娘のナノカを遣したことで『蒼い海のトリスティア』の物語が始まる。ナノカの手によって復興が成り、航行能力も修復された現在のトリスティアは、新市長レイグレットを迎えてかつての繁栄を取り戻しつつある。
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海洋都市トリスティア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/30 14:54 UTC 版)
「Deep-Blueシリーズの登場人物」の記事における「海洋都市トリスティア」の解説
フォーリィ・キャラット 声 - 大野まりな / 名前の由来はホーカー フューリー 15歳。身長165cm、体重52Kg、スリーサイズはB83W57H85。海洋都市トリスティア最大の廻船問屋「キャラット商会」の会長を勤める少女。実は先代会長に引き取られた養子で、本当は有名女優の生き別れの娘。その血を引くため容姿にとても恵まれている。性格は意地っ張りで気が強いが人は好い。また義理と人情に厚く借りは必ず返すタイプ。ちょっと不幸体質で、ナノカの実験失敗による爆発騒ぎによく巻き込まれ、またナノカの思い付きで恥ずかしい目にも合わされる。 『蒼い空のネオスフィア』では、空中王国ネオスフィアに新たな支店を出すために登場する。帝都のナノカ宅に寄った際に、彼女を気に入ったプロスペロから世界初の現代製Eテクのみで完全新造された小型Eシップ「ハイ・エレメンタリィ号」を譲り受けており、それを商船に交易を行って金を稼ぎ本格的な大型Eシップを購入しようとしている。また「ハイ・エレメンタリィ号」には隠された機能(テンザンと合体できる)があり、それが対レンザン戦の切り札となった。 レイグレット・クタニエ 声 - 幡宮かのこ 19歳(ただし後述の飲酒関連からPS2版では年齢無記載)。身長166cm、体重54Kg、スリーサイズはB「ふっふー」W「どうかしら」H「やーね」。トリスティアのリュナント神殿司祭長。ナノカの才能にいち早く気付いた人物でもある。実年齢より年上に見られることが多く、ドラマCDでは周囲に30代と思われていた。ナノカのよき保護者として、街の人間や市当局との仲裁にあたることも。神殿の修繕費を捻出するため金に厳しく、さらに大の酒好き。金のやり繰りや交渉術に長けており、司祭よりも商人や政治家の方が向いていると言われている。トリスティアの復興が成った後は、トリスティアの新市長に就任。トリスティアとネオスフィア、二つの回遊都市が最接近した記念の日、今後の両者の通商交渉などのために空中王国を訪れた。 ズリアーニ市長 声 - 植木亨 / 樫井笙人 トリスティア再興のため帝都から高名なプロスペロを招聘するが、来訪したのがナノカだったので失望し、悲嘆に暮れる。トリスティアを愛する人物ではあるが、政治能力は低い。ナノカの素質をいつまでも見抜けず、グリフェンの提言で渋々彼女を支援する。 ヴァル・ホイットリ 声 -なし- / 新垣樽助 / 名前の由来は九九式艦上爆撃機のアメリカ側コードネーム(Val)とホイットレイ トリスティアの市長補佐官。レイグリットとは幼馴染。 アリスン・ウェストウッド 帝都で活躍するトリスティア出身の有名女優。フォーリィの生みの母親。フォーリーと別れたことを非常に後悔しており、再会後は彼女に謝罪して仲直りした。 ルーシー 声 - あかがわまき / - 港でひとりでいた所をフォーリィに保護された小さな女の子。この子の両親を探すために、ナノカは「ルーシーチョコレート」を開発してトリスティア中に頒布した。 ラファルー 声 - 友永朱音 / 名前の由来はダッソー ラファール 製造年月日不明。身長161cm、体重80Kg、スリーサイズはB79W55H81。トリスティアの海中より引き上げられた箱の中で眠っていた少女。ほとんどの記憶を失っている。人ごみを嫌い、普段はナノカの発明工房にいて現世に馴染もうと読書に勤しんでいる。一見人間にしか見えないが、その正体はトリスティアを守っていた4体のオリジナルEウェポン「Eプラント・ガーディアン」の最後の生き残りで、強大なキングドラゴンからEプラントを守護する目的で造られた先史パシアテ文明最強の兵器。12年ほど前のキングドラゴンとの戦いで大ダメージを受け、その修復のためカプセル内で眠りに付いていた。第二の目(人工衛星)によりドラゴンの感知が可能。ドラゴンとの戦いが終わりトリスティアを守る必要が無くなった現在は、どきどきおぺれーしょんで共闘した縁から帝国の元エージェントであるBBと共になんでも屋をしている。 かつては、ラープタ、ベルクトゥ、グリーペンという3体の仲間達と200年交代で600年の眠りにつきながらトリスティアを守っていた。既に3体とも失われてラファルーが最後の1体のはずだったが、グリーペンは残骸をファイアフォックスに回収され修復されていた。ラファルーは修復されたグリーペンと違い全て純粋なオリジナルボディだが、一万年もの長きに渡る年月と幾度ものキングドラゴンとの戦闘により出力・機能面で性能が低下している。そのため、本来なら勝っているはずのグリーペン相手に総合性能で若干遅れをとっている。それでもとてつもない高性能さを誇り、パワー・戦闘能力共に現代製のあらゆる兵器が足元にも及ばない。その一方で繊細な作業は苦手で、ドラマCDでは食器類を常に破損させることからスツーカに「デストロイヤー」と渾名された。 あまり表には出さないが体重が重いことを気にしている。 電子精霊ミラージュ 声 - 友永朱音/ 名前の由来はダッソー ミラージュ どきどきおぺれーしょんより登場。トリスティアのEプラント内で発生した、電脳生命とでも言うべき意思のみの存在。現在はラファルーの中で共存している。Eプラントにアクセスしてその機能を掌握し自在に操ることができる能力を持ち、性能で劣るラファルーはミラージュの力を借りてグリーペンと戦う。
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