浜崎家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 04:20 UTC 版)
浜崎 伝助(はまさき でんすけ) 主人公。連載開始当初は32歳。通称「ハマちゃん(漫画では中盤から『.mw-parser-output ruby.large{font-size:250%}.mw-parser-output ruby.large>rt,.mw-parser-output ruby.large>rtc{font-size:.3em}.mw-parser-output ruby>rt,.mw-parser-output ruby>rtc{font-feature-settings:"ruby"1}.mw-parser-output ruby.yomigana>rt{font-feature-settings:"ruby"0}浜崎(はま)ちゃん』とルビがふってある)」。 大学卒業後に鈴木建設に入社。元々は釣りに興味は無く、上司の佐々木も認めるほど普通に仕事をこなす社員であったが、無趣味・如才などの面で同期から遅れをとっており、(連載開始時)同期は伝助を除いて係長に昇進、早い人は係長を飛び越して課長代理になっていた。 佐々木と行った海釣りで釣りの面白さに目覚めてしまい、自他共に認める「釣りバカ」となった。出身は宮崎県都城市、実家は、学校教材等を取り扱う大規模な文具店「浜崎文科堂」。「浜崎」の正しい読み方は「ハマサキ」であるが佐々木らには「ハマザキ」と呼ばれている。会社では万年ヒラ社員であるが、課長代理と社長秘書を務めたことがある。佐々木にトラブルがあったり、ブラジルで武装勢力に誘拐された際でもあまり気が滅入らないポジティブ思考を発揮したりするなど精神的に図太い。一部社員からも奇怪な目で見られることがある一方、情に厚く曲がったことは決して許さない性格で誰に対しても対等に接するため、妻のみち子さんや釣り仲間のスーさんなどハマちゃんと親しい人々からは信頼されている。 現在は、営業本部内に設置されたアフター室に所属している。 鈴建釣りクラブの会長についており、伝助の人柄で総勢300人を超す大所帯になっており経営陣からは最大派閥と見られている。秋山”漁労長”からの引継ぎも行っている。 目鼻立ちは母親似。 趣味である釣りと持ち前の行動力を活かして数々の問題を影で解決に導き、自身と関わった人物が心を開く形で解決するパターンも多いが、伝助自身に出世欲が無いため佐々木の功績となる場合が多い。原作やアニメでは『〜ッス』や『ドモドモ』というのが口癖だが実写版ではあまり言わない。 一部上司陣からは無能扱いされている根源は、社長である一之助がプロジェクトメンバー候補リスト(メンバーに承認されれば係長任用となる事が決まっていた)に×(ペケ)をつけてしまったのがきっかけ。佐々木常務もダメ扱いをしているものの、そのポストに据われば無難に仕事をこなす伝助の能力は評価している為、幾度と無く昇進候補に挙げる。しかし当の本人が昇任を嫌がるため、匙を投げている。伝助の同期はほとんどが次長・課長(もしくは相当職)に昇進している。佐々木からも、釣りに入れ込みすぎなければとっくに課長になれていると評価されている。一度、佐々木がタイへ出向した後任として、課長代理を朝本本部長代行から命ぜられた。佐々木からの昇進打診は何度も断っていたが、釣りの師匠と認めた朝本からの人事発令は断りきれず、臨時代理に就いた。 仕事の実績は、偶然も含めかなりの実績を残している(劇場版では釣り人脈での功績が強調されている)。 釣りを通じてではあるが、スーさんの友人で日本電々総裁や丸菱銀行頭取を弟子と認め、仕事を通じて知り合った建設省のキャリア官僚・アメリカ大統領の特使などと釣り勝負で釣り友達になるなど、政財界にかなりのパイプがあるが、公私の私ときっちり線を引いている。 スーさんとの関係は鈴木建設社内では当然二人しか知らない関係だが、伝助の家族・スーさんの妻・多胡取締役・マツオ取締役副社長・朝本常務取締役海外事業部長・土井丸菱銀行頭取・稲川日本電々総裁・スーさんの社用車の運転手といった一部のレギュラー人物は二人の関係を知っている。 浜崎 みち子(はまさき みちこ) 伝助の妻。大手銀行マン(後に弁護士になっている)との縁談があったにもかかわらず、伝助を選んだ。そのことで父とは対立しがちで、伝助もこの義父には苦手意識を持っている。怒ると非常に怖く、伝助や鯉太郎はもちろん、スーさんも頭が上がらなくなる。 伝助の釣り趣味による出費と出世を目指さないため収入が増えない中で家計をやりくりするのに四苦八苦しているが、夫婦仲は常時円満そのもので、就寝時は毎度合体の文字が出る。劇場版及びドラマでは夫を「ハマちゃん」、アニメ版では「伝助君」と呼んでいる。原作では、「伝助君」から「あなた」へ変わっている。 学歴などは明かされていないが、外国人相手に英語で議論するほど。更に上記のように収入が増えない中でもNTT株を購入したりマイホーム資金を貯めていくなど、なかなかの才女。 料理の腕も一級品であり、フレンチレストランオーナーのレネ夫妻も唸らせるほど。 浜崎 鯉太郎(はまさき こいたろう) 伝助の息子。名前は、鯉太郎の出産時に伝助が自宅付近の池で鯉を釣り上げたことに由来する。父親同様「ドモドモ」が口癖。原作では現在、小学3年生。横浜のみち子さんの実家に引っ越す前は、ひろこというガールフレンドがおり、ひろこと門限を過ぎても遊ぶ鯉太郎に対し、みち子さんが門限を守るように書いた書き置きの内容を伝助が誤解して家出してしまったこともあった。また父親とは違い、釣りよりも野球やバスケ、ゲーム機の方が好きである。クラスでは人気者である。 ハゼタロー 浜崎家の飼い犬。伝助が浦安へ釣行の際、釣り針に引っかかった野良犬。伝助も無視することができず、動物病院で治療させた。その後、伝助になついたため、やむを得ず自宅に連れて帰り飼う事に。
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濱崎家
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濱崎麻紀子〈失踪当時33〉 演 - 原田美枝子 輝一郎の母親。22年前に家族の許から突然失踪する。7年後に濱崎家には彼女の失踪宣告が告げられ、正輝も輝一郎も彼女が死んだと思っていた。しかし輝一郎の前に度々姿を現すようになる。 濱崎正輝〈63〉 演 - 岡田眞澄(第3話 - 第5話・第7話・第9話 - 最終話) 輝一郎の父で画家。息子にはどこか甘い。
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