校外の人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 15:07 UTC 版)
「八十亀ちゃんかんさつにっき」の記事における「校外の人物」の解説
一天前 紫春(いてまえ しはる) 声 - 黒木ほの香 10月10日生まれ。B型。大阪府出身。一人っ子。名字の由来は大阪弁で「やってしまえ」を意味する「いてまえ」から。名前は「〜される」を意味する「〜しはる」から。誕生日は「お好み焼の日」から。 八十亀の従妹の14歳の中学生。得意科目は図工。苦手科目は書写。 出身である大阪の訛りで喋り、上半分が茶色で下半分がクリーム色のたこ焼き風の黒目にカニのカバンを背負い、口につまようじを咥えている。八十亀を「もなねー」と呼び、自分の家来だと言い張っている。 お金を払う際には値切り交渉、ソースは複数種類所持、アイスと言えば「551」「北極アイス」を例に出し、「海遊館は全宇宙が誇る水族館」と発言するなど徹底した大阪人である。お笑いも好きで笹津のツッコミに対し「スベらんなぁ〜」と返したり、関西を中心に放送されているテレビ番組である『探偵!ナイトスクープ』のロケが来ていると言われた時はダッシュで確認しに行ったりと抜け目がない。 大阪生まれなこともあり、笑いにうるさいが実は自身はアドリブに弱く急に振られると対応できない。東京のシュール系芸人が好きで、わざわざ界斗たちの通う田金高校の文化祭に見に来るほどである。 輿安 七帆(こしやす ななほ) 声 - 伊藤彩沙 一天前の友達の中学生。4月16日生まれ。A型。京都府出身。弟が一人いる。 得意科目は社会。苦手科目は音楽。 名字の由来は京言葉で「いらっしゃいませ」を意味する「おこしやす」から。名前は「それじゃあね」を意味する「ほなな」から。誕生日は金閣寺が建立した日から。 生八つ橋風の髪飾りをしていて、出身である京都の訛りで喋る。紫春を下に見る節があり、紫春を「うちの子」と称するなど半保護者的立場である。京都特有の「いけずの文化」に伴い遠回しに嫌味を言いがちであるが、本人はあまり自覚していない。 京都生まれのせいで薄味が好きだと思われているが、実は京都発祥の「天下一品」やフライドポテトなどの味の濃いジャンクフードが大好きで湯葉に対しては「味がしない」と発言している。界斗たちの通う高校の文化祭においてもラーメンの大食い大会で優勝するなど痩せの大食いである。 なお、原作では茶色い瞳だが、アニメでは紫もしくは水色の瞳をしている。 土辺 世瑠蘭(どべ せるら) 声 - 長縄まりあ 八十亀たちの高校の体験入学に現れた中学生。9月1日生まれ。B型。愛知県一宮市出身。一人っ子。 得意科目は英語。苦手科目は歴史。 名字の由来は尾張弁で「最下位・ビリ」を意味する「ドベ」から。名前は「〜していらっしゃる」を意味する「〜してらっせる」から。誕生日は一宮市が誕生した日から。 一宮市のキャラクター「いちみん」風の髪型・リボンをしている。東京に対して強い憧れを抱いており、東京出身の陣を「界斗兄さま」と呼ぶ・八十亀を「O-758ウイルスに罹患して名古屋が好きになっている」と認識するなど、東京への友好度と名古屋への敵対心が強い。一方で東京の知識は薄く、喋る言葉も本人こそ標準語と思っているものの訛りを隠せていない。 流行り言葉を独自に作る癖があり、「無理暮らしのアリエンティ」「いきたいステーキ」「当然前世」など、ありそうでない造語を時折使う。特に多い口癖は「エモい」を作り替えた「エヴォ」「ノンエヴォ」。 東京に憧れているものの知識は聞きかじったり想像したものが多く、「八王子には貴族が住んでいる」と発言するなど大胆な勘違いも多い。 紫春のことを名古屋を嫌う仲間と認識していて、「ブラザー」と呼んでいる。 本作のアンソロジーコミックとして出版された『方言少女かんさつにっきアンソロジーコミック』において、作者の安藤が寄稿した作品の主人公でもある。 辻 優秀(つじ まさひで) 声 - 間島淳司 土辺家に仕えている執事。世瑠蘭のことを「お嬢様」と呼び世話をしているが、世瑠蘭が東京に憧れる発言をした際に現実を突きつけるなど正直な発言も多い。時給が安いらしい。 世瑠蘭ママ 声 - 小山茉美 フルネームは不明。一宮市章のような髪型をしている。決して悪人ではないものの、理由は不明だが東京を危ない所と思い込んでおり、一人娘である世瑠蘭が東京の高校に行きたがっていることを嫌がっている。 体育祭で界斗を「娘に悪影響を及ぼす人物」と勘違いし、生徒会に監視を命じる。 優秀が界斗を世瑠蘭の家庭教師に招いた際は、相変わらず界斗を悪人と勘違いして難色を示しており、更には娘に卑猥なことを教えていると聞き間違えて(東京嫌いのあまり、全てそう聞こえる)気絶してしまったが、世瑠蘭の成績が上がったことで不完全ながら誤解が解け、監視を解除した。 八十亀 彩美(やとがめ あやみ) 最中の母。最中ほどは訛っておらず、娘の話す名古屋弁に対し「この子、私より訛っとんのよ」と言っているが自身も少し訛っている。
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