本部の職員
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 13:57 UTC 版)
「D.Gray-manの登場人物」の記事における「本部の職員」の解説
コムイ・リー(Komui Lee) 声 - 小西克幸 / 井上剛 黒の教団本部室長で、リナリーの兄。中国人。29歳。若き天才科学者で教団内サポート派の最高位。本人は「科学班・室長(指令室長)」と名乗っている。一人称は「僕」。教団内においての服装は白いコートとスリッパ。スリッパの理由は楽なのと、ずっと靴を履いていると、足が臭くなってリナリーに嫌われるためである。いつも被っているベレー帽には何か仕掛けがあるらしく、科学班員たち曰くたまにそこから何かの音が漏れているらしい。職務態度はいい加減で科学班員をこき使っては振り回し、彼らからの信頼度は「99%の信頼と1%の殺意」。カフェイン依存症でコーヒーが無くては仕事ができずに暴れだすほど無類の嗜好を持っている。いつも飲んでるコーヒーは本格派で、種類はブルーマウンテン。「ヨッシー」というウサギのマグカップを愛用していたが、立ちくらみで割ってしまった。極度のトラブルメーカーかつマッドサイエンティスト。船に弱く乗船時によく船酔いするらしい。病気とも言える程のシスコン。「リナリーが結婚する」というセリフでどんな深い眠りからも覚め、完全武装する。リナリーとは逆に基本的にギャグキャラだが、時として冷徹となることがある。エクソシストを道具としか思っていない一部の教団幹部からエクソシストを守る防波堤でもある。 リーバー・ウェンハム(Reever Wenhamm) 声 - 置鮎龍太郎 / 杉田智和 本部科学班班長。科学班の責任者。オーストラリア人。26歳。逆立てた髪に無精髭、緩んだネクタイというくたびれた雰囲気から年齢より老けて見える。一人称は「俺」。左利き。専門分野は数学・化学・言語学。教団内の自室はそれらの分野の本で埋め尽くされている。酒とタバコは苦手で、主に炭酸系、コーラやレモンソーダを飲む。最近では転職を考えている。コムイの我儘にうんざりしており「巻き毛室長」と罵っており、立場上は上司にあたる彼をうっとうしがっているが、自分は飲まないコーヒーを入れてやったり、コムイがコーヒーと間違えてしまうためコーラをやめてレモンスカッシュを飲むようにしているなど、結構上司思いの部下。そして自分の部下達を自らを犠牲にしてでも守ろうとする頼もしい上司でもあると同時に、リナリーやアレンに対しても頼れるお兄さん的な態度を取る男らしいキャラである。 ジョニー・ギル(Johnny Gill) 声 - 坪井智浩 / 市来光弘 本部科学班班員。アメリカ人。25歳。ビン底眼鏡をかけ、ヘッドホンをしている。元来人懐こく、職場を越えて友人が多い。咎落ちになって死亡したエクソシストのスーマン・ダークとは仲が良く、よくチェスをしていた。また、タップ・ドップとは北米支部に所属している時からの親友でもある。彼の素顔は一目見ただけで笑いが長時間止まらなくなるほど可笑しいらしい。教団内の自室にはTシャツが大量にかかり、雑誌が散乱している。体が弱く、月に一度は高熱を出して倒れたり、アルマの姿を見て嘔吐したりした。 タップ・ドップ(Tup Dop) 声 - 田中完 本部科学班班員。アメリカ人。27歳。肥満体でタラコくちびる、ニット帽を目の下まで被っている。一人称は「オレ」。ジョニーが徹夜で倒れたときは、よく医務室まで運んでいたらしい。 マービン・ハスキン(Marvin Huskin) 本部科学班班員。南米支部出身で、長身に目の隠れる長い金髪が特徴。常にタバコをくわえている。 ロブ・ニール(Rob Nile) 本部科学班班員。オセアニア支部出身で、黒髪に口元に無精髭を生やした温和な男。 ジェリー(Jery) 声 - 鈴木琢磨 / 稲田徹 インド人。本部総合管理班料理長。屈強な体格のオカマ。ジェリーという名は仮名。アレンを一目見て気に入ったが、大食漢ぶりには呆れていた。 マオサ(Maosa)、キエ(Kie) 声 - 下和田裕貴(マオサ)、松井尚吾(キエ) / 川島慶嗣(マオサ)、徳石勝大(キエ) 中国人。アニタの部下でチャオジーの先輩たち。江戸行きの船での戦闘で生き残り、エクソシストになるチャオジーと共に教団に入団する。 ジジ=ルゥジュン(Gigi Lujun) 声 - 奈良徹(第2作) 科学班所属。本部と支部の間を行き来しており、初登場時にはアジア支部にいた(過去に本部にいた際に上層部とケンカしてアジア支部に移動した。その為、本部の回想シーンで登場していることもある)。教団の再編に伴い、本部に異動する。幼いころの神田と面識があるせいか、神田が他の人物に対してよりも心を開いている描写がある。 キャッシュ・ドップ(Cache Dop) 声 - 新田早規(第2作) 南米支部からの補充要員。タップの妹で、容姿もそっくり。アレン達も最初タップと見間違え、嬉しさのあまりみんな抱きついている。 小説版では、ジョニーを破るチェスの腕前を披露している。 レゴリー・ペック(Legory Peck) 声 - 梅原裕一郎(第2作) 科学班第二班班長。中央庁科学室からの補充要員。イヤミな言動が多く、リナリーに色目を使おうとして呆れられている。 マーク・バロウズ(Mark Burroughs) 声 - 岩瀬周平(第2作) 科学班第三班班長。中央庁科学室からの補充要員。浅黒い肌の長身の男。 リーバー率いる第一班からの悪臭にクレームをつける。親指と人差し指をこすり合わせる癖がある。 ブリジット・フェイ(Bridget Faye) 声 - 新田早規(第2作) 教団室長補佐役。元・中央庁事務官から異動。真面目で時間にきっちりした美女で、それまで何かとルーズだったコムイを厳しくサポートする。 中央庁の指示を受け、ハースト孤児院での戦闘にマダラオを派遣させた。 エミリア・ガルマー(Emilia Galmar) 声 - 洲崎綾(第2作) ティモシーの父を逮捕したパリ市警刑事・ガルマー警部(声 - 後藤ヒロキ)の娘。ハースト孤児院に勤務しティモシーの面倒を見ていたが、エクソシストになるティモシーを支える人間が必要と考え、彼の家庭教師として自らも入団する。 ボネール(Bonerl) 探索班所属。唇が分厚い大柄なオカマ。ティモシーが入団前に起こしていた「怪盗G事件」でスケープゴートにされた一人であり、拘置所に入れられた他の被害者達のボス的存在だった。 同じように逮捕されてしまったジジ達教団職員の引き取りに来たリーバーに惚れ込み、釈放後教団に入団する。
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