本部のオブジェクト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 03:10 UTC 版)
SCP-173 メタタイトル:彫刻 - オリジナル オブジェクトクラス:Euclid コンクリート製の生きた彫刻。目にした人間が視線を逸らすか瞬きをした瞬間に高速で動き、首をへし折って殺害する。直視し続けている限りは動かない。 加藤泉の『無題2004』を題材とした二次創作。「SCP財団」というコンテンツが生まれる起源となった作品である。 SCP-087 メタタイトル:吹き抜けた階段 オブジェクトクラス:Euclid 建物や地形を無視してひたすら果てしなく降下する階段。中は暗闇で、外部から持ち込んだ照明も一定以上の距離を照らすことができない。下層からは助けを求める子供の泣き声が聞こえてくるが、どれだけ降下しても声の発生源に近づくことはない。また、泣き声を発する子供とは別に、瞳孔の無い人間の顔のようなものを持つ存在がいることが分かっている 本オブジェクトを原作としてゲーム作品も開発されている。 SCP-096 メタタイトル:シャイガイ オブジェクトクラス:Euclid 身長約2.4メートルの痩せた人型実体。自分の顔を直接見た、あるいは写真や映像で間接的に見た相手を、殺害するまで追いかけてくる。なお、走行中のSCP-096を止める試みは、すべて失敗している。網膜に一瞬映っただけでも、写真に僅か4ピクセルしか写っていなくても反応する。なお、追跡時に顔を隠さないため、偶然その顔を視界に入れた第三者も殺害の対象になる。 SCP-245 メタタイトル:SCP-RPG オブジェクトクラス:Safe 簡潔な特別収容プロトコルが記載されたオブジェクト。内容を知るためにはPC用RPGをプレイする必要がある。 SCP-1356 メタタイトル:ゴムのアヒル オブジェクトクラス:Safe ラバー・ダック。人間に保持されると、所有者を中心にして周囲の水を移動させて乾燥空間を生成する。 SCP-2639 メタタイトル:ビデオゲーム・バイオレンス オブジェクトクラス:Keter→Euclid 不特定地域に出現する1立方キロメートルの異常空間。デスクトップ型コンピュータであるSCP-2639-Cがビデオゲームをホスティングしており、そのプレイヤーが人型実体のSCP-2639-Aとして出現する。SCP-2639-Aは現実世界をゲーム内世界と勘違いしており、ノンプレイヤーキャラクターと見なした民間人や地元警察を虐殺する事件を何度も繰り返している。やがてSCP-2639-Aである3名は自身の行動がゲームではなく現実世界での虐殺だったと知り葛藤する。
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