映像・作画とは? わかりやすく解説

映像・作画

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 15:15 UTC 版)

マクロス7」の記事における「映像・作画」の解説

マクロスプラス』では3次元コンピュータグラフィックスリンクス制作)を積極的に活用しているが、本作オープニングアニメーション一部でも使用されている。シティ7にたたずバサラから一気カメラ引いてマクロス7全景が映るまでがワンカット描かれ冒頭部分は、手描きアニメーション3DCG描かれ背景合成されている。CGが「1分1億円」といわれていた当時、河は『プラス』の取材のために訪れたアメリカ合衆国において、CGが「安い」という理由用いられていたことに衝撃受けてデジタル時代到来予感し、それに先んじるかたちで『プラス』でのCG導入決め、より認知広めるべくテレビアニメである『7』のオープニングで用いることになった当時3DCGのみで完結するのが主流で、平面アニメーション3DCG合成という手法うまくいかないといわれていたが、河以前手掛けたOVA超時空要塞マクロス Flash Back 2012』で試みた映像表現研究から、20度ほどの角度変化であれば手描き部分平面であることが露呈しないという読みがあり、説得のすえに成立させることができたと語っている。リンクス片塰満則は、「背景美術そのまま動かすという狙いで創ったんです」と述べており、当該カットは「どの時点画面静止させても全体BGとして見える」ようになっているという。サビ一部でも3DCG使用されており、ここに登場する主人公VF-19改CGモデルは、『プラス第3話ラスト登場するYF-19データ一部流用されたものである当時30テレビアニメが一話あたり2,000から3,000程度セル画制作されていたのに対し本作第1話での使用枚数はおよそ7,000とされている。番組開始前に放映され特別番組マクロス最速発進!!』では話数指定せずに「7,000以上」と説明されている。最終話(第49話)を間近に控えた時期藤本バンク使い回し)が15カットのみである最終話作画枚数が「今までで一番多そう」と語り冒頭ナレーション部分ないぶん、河がみずから絵コンテ切った第27話七色の歌エナジー」を越えるかもしれない述べていた。ただし、全般的にメカ戦闘シーンではバンク多用されている。

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映像・作画

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 14:00 UTC 版)

「響け! ユーフォニアム」記事における「映像・作画」の解説

吹奏楽部メンバー全員を含む登場人物デザイン池田晶子担当した石原オーダー合わせ、各キャラクター全体的に可愛らしさ重視したデザインとなっている。本作限らず池田作成するキャラクター表には池田自身イメージしたキャラクター簡単な性格付けプロフィール設定書き添えられ作画スタッフキャラクター芝居を描く際の参考として用いられている。 キャラクターデザイン作業着手した段階では原作小説既刊第1作のみしかなく、ライトノベルのような挿絵イラストの類も挿入されていないため、当初アサダニッキによる第1作表紙装丁イラスト1点のみを唯一のビジュアル資料として主要キャラクター検討進められた。数ある登場人物のうち、石原安心感のある可愛いさと評する小笠原晴香部長デザインいち早く仕上がった劇中吹奏楽部マドンナ称される中世香織目元にほくろを入れたデザインシリーズ演出山田気に入り比較早い段階決定した主要キャラクターのうち加藤葉月川島緑輝については、アニメ用のオリジナル設定としてそれぞれツインテールくせ毛ロングヘアー髪型変更する方向デザイン調整進めていたが、最終段階原作描写沿った短い髪型へと方針転換した作中長身美人として描写される田中あすか副部長については、池田念頭にはより大人びた路線選択肢もあったが、石原方針沿って可愛さ振ったデザインが採られた。副顧問松本知恵アサダアニメ用に新規イラスト描き起こし、そのイメージベースデザイン行った顧問滝昇シリーズ演出山田からの具体的な要求沿って若者らしくない地味な眼鏡コンクール演奏時の正装とは落差のある普段風貌柔らかい質感の髪、柔和な表情といった要素取り入れたデザイン採用された。 石原これまで刊行されアサダ漫画作品全て揃え本作のキャラクター作画方向性を探る参考とした。シリアスな描写の多い本作でも一部コミカルなシーンではギャグ漫画風のキャラクター崩し顔を使用しているが、アサダ画風倣って頭身大きく変えない作画基本としている。 美術監督篠原睦雄は、女性キャラクター多数占め作画との対比意図して全体的にコントラスト強調した力強さのある背景美術描き方採用した空の色微かに緑がかった色合い出している。屋内カットでは蛍光灯などによる室内光源弱め、窓からの自然光がより強調されている。石原好んで用い演出手法として、逆光利用した構図多用している。

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