撮影裏話とは? わかりやすく解説

撮影裏話

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 02:33 UTC 版)

古畑任三郎」の記事における「撮影裏話」の解説

ドラマでは古畑今泉を「役に立たない」や「バカ」と言うことが多いが、田村西村との共演についてインタビューで、「彼は本当に素晴らしい。もともと力がある人なんでしょうね。底力のある人でしょう」と絶賛している。 笑福亭鶴瓶幡随院大役第4回犯人役。ホテルレストラン食事をしているシーン撮影中にパフェ食べている田村が突然「なかなか減らない」とアドリブ入れてきたが、田村の前でNG出せいために鶴瓶笑い堪えるのに必死だったという。また「いいとも見てます」と自身レギュラー番組見ていると言われ驚いたそうである。 小堺一機佐古茂雄役) 第10回犯人役。田村とは『古畑』で初め対面するになっていたが、途中車で撮影の間に田村二人っきりになってしまう。長い沈黙が続く中、突然、田村が「…真似してんだって?」と自身物真似をしていることを聞いてきた。焦った小堺は「はい。ぎんざNOW時代からやらせて頂いています」と正直に告白してしまう。すると田村は「見たいな…」と自分見せるよう迫ってきたという。この要求小堺覚悟決め本人目の前で本気で物真似披露した。すると田村は「ハッハッハッハ…」と笑って沈黙してしまったという。 桃井かおり中浦たか子役) 第11回犯人役。本人学生時代陸上部所属していたので、ラジオ局疾走するシーン撮影はとても楽しかった語っている。三谷はこの事実知らなかったまた、犯行シーンの「痛い?」と言うセリフは、桃井三谷頼み込んで言わせもらった完全なアドリブである。撮影終了後、田村飲み行こう誘ったが、店が全部まっていたため「じゃあ、正和ちゃん家で飲もうか?」と尋ねてみると、田村は「…家はさあ…普通の家だからさあ…あんまり遅く来られても困るんだよ」と断ったそうである。このネタその後桃井が「消えた古畑任三郎」で中浦逮捕後の古畑とのやりとりとして披露している。 陣内孝則二本松晋役) 第13回犯人役。オーストラリアでの撮影中、周りにいるスタッフ田村ばかり「殿」、「殿」と優遇していることに憤慨して自室閉じこもってしまう。だが数分後、自分のやったことを後悔し反省したという。その後スタッフ和解し陣内スタッフから「若」、「若」と呼ばれるようになった肝心田村からは「駄目だよ…我慢しなくちゃと言われアンタのせいだろ!」と心の中叫んだという。このドラマ以降田村とは家族ぐるみの付き合いをしている[要出典]。 明石家さんま小清水潔役) 第14回犯人役。さんまは事前にセリフ覚えない主義のため、撮影中にNG連発した。さんまに対し田村が「今度間違えた自分帰りますよ」とたしなめていた。だが、今度田村NG出してしまい、さんまは冗談半分で「はいNG貸しね、貸しね」と言ってしまう。さらに「はい、とちりました、貸しでーす」「はい!貸しね、田村さん失敗しましたよ!」などと場違いな発言連発その後気まずい空気察したさんまに、沈黙していた田村は「すみませんごめんなさい」と謝った撮影後西村雅彦別室呼び出されたさんまは「あれは言っちゃダメ、さんまちゃん」「だからそれはダメなの。さんまちゃんね、これから気をつけて」と諭されたという。田村とは『古畑』が初対面であったため、田村普段NG嫌っていることを知らなかった2008年6月17日放送された『踊る!さんま御殿!!』において、同回で裁判官役として出演した田山涼成とのトーク中にこの話題出たが、その時の話では注意受けたのは西村からではなく担当ディレクターから怒られた」と発言また、その時田村出したNGが「古畑シリーズ始まって以来初め田村出したNGであったことを聞かされた。 このエピソード以後「さんまが田村怒らせたと言われることがあるが、さんま本人は「怒らせてはいない」と否定しており、真相知って慌てて謝り行ったところ田村は「う~ん、大丈夫」といつもの調子応じてくれた、と述懐している。 当初落ち目のロックシンガーがマネージャー殺害するという設定だったが、さんま自身が「なんか全編古畑犯人会話だけで成り立っているような、そんな話にならんかな」と法廷舞台にした弁護士役を提案し法廷物も好きな三谷がこれを快諾し変更された。だが撮影終了後、膨大なセリフ慣れない専門用語飛び交う弁護士役に閉口したさんまは、「もう、弁護士役はイヤ」と嘆いた。だがその二年後に『世界で一番パパが好き』で再びさんまは弁護士役を演じる。 当エピソード放送されるにあたり2nd season番宣兼ねて当時ワイドショー番組ビッグトゥデイ』が撮影現場密着取材行っていた。上記NG連発加え撮影現場マイカー到着するはずのさんまが集合時間1時間遅刻し田村らを待たせるミス犯す場面放送されていた。ようやく現れたさんまに対し田村は「明日本当に帰るから…」と後がない事を告げ、さんまは「勘弁して下さい」「何でも言う事聞きます」と謝罪し続け次の撮影現場に向かう際にはマイクロバス乗り換えたその後もさんまが撮影中にNG出してしまうと、スタッフが「車、回しといて」と田村帰宅準備させようとした為、さんまは「冗談なのかマジなのか分からなかった」と焦っていた。しかしクランクアップ後は番組内両名による対談開かれ、これらの一部始終笑い交えながら田村とさんまが語り合い田村その中で「2回本番するのは嫌いやからねやっぱり本番1回だけで済ませたいからね。だからNG出るとちょっと狂っちゃう」と撮影対す持論語っている。また、撮影待機中は愛用の「田村チェア」に座って台本を読む田村対し、さんまは煙草片手趣味であるスポーツ新聞競馬を読むなど、お互い仕事対す構え方垣間見えワンシーン撮られている。 イチロー本人役第41回犯人役。出演オファー受けたのは2004年11月で、「話を聞く用意あります」と返答していた。『古畑』の大ファンだったイチローは、同じく大ファン弓子夫人と共に古畑の1シーンをよく再現していたという。また、古畑DVD全巻所有し自宅流しているそうである。その後オファー承諾三谷滞在しているホテル訪ね役者としての勘を見るために「すべて閣下仕業」の1シーン演じ三谷からお墨付きもらった田村からは撮影2時間前にあらわれNGもなかったことから「役者の鑑」と称賛された。だが、実際撮影に入ると、本物役者達との競演緊張したそうである。撮影終了後、試合中に「古畑さん、古畑さん」と隠れて練習していたこと、向島音吉役の小林隆遅刻してきたことなどを自身出演している番組内で語っている。

※この「撮影裏話」の解説は、「古畑任三郎」の解説の一部です。
「撮影裏話」を含む「古畑任三郎」の記事については、「古畑任三郎」の概要を参照ください。

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