向島音吉とは? わかりやすく解説

向島音吉(東国原音吉)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 07:44 UTC 版)

古畑任三郎の登場人物」の記事における「向島音吉(東国原音吉)」の解説

読み - むこうじま おときち(ひがしくにばる おときち) 演 - 小林隆中学時代タモト清嵐古畑を「最高の刑事」と敬愛する巡査旧姓東国原ひがしくにばる)だが、『古畑中学生』描かれ中学生時代では向島になっている埼玉県秩父市出身高校時代控え投手ながら甲子園出場経験がある。腹違いの弟に、メジャーリーガーイチローがいるという設定になっている初登場第2回である。物腰は穏やかで常に丁寧語で話すが、地味で影が薄く古畑現場到着すると、よく声をかけてもらえるものの、名前をなかなか覚えてもらえず、毎回のように「君名前なんだっけ?」「向島です」「覚えとく」という会話繰り返されるまた、今泉桑原からも時折名前を忘れられることがある第24回でやっと覚えてもらえたものの、東国原になって向島君と呼ばれ続けた第26回では東国原の姓に戻っていることを明かした役職今泉西園寺と同じ巡査であるが、今泉西園寺スーツ姿で前線での捜査参加するに対して制服姿で主に屋外警備担当するまた、第36回では、古畑ファーストクラスに、今泉西園寺ビジネスクラス乗っているのに対し向島エコノミークラス乗っている。 本人雰囲気が地味で影が薄いことを気にしているらしく、今泉桑原相談しに来たこともある(「今泉慎太郎第7回)。第40回警察退職することを明かし第41回では民間ホテル保安所属警備員として再就職する。 第41回までは今泉に対して敬語使っていたが、『古畑中学生』では古畑同級生で、友人であるとの設定なされた古畑との関係 名前をなかなか覚えてもらえないが、現場で顔馴染みである古畑のことを尊敬しており、古畑のことを「最高の刑事」だと認めている。 実は中学時代向島クラス転校してきた古畑世話係任されたことで彼と友人になっており、古畑から贈られコナン・ドイルの『バスカヴィル家の犬』の文庫本今でも大切に持っている。しかし、劇中での古畑とのやり取りから察すると、古畑は完全にそのこと忘れている模様自宅には警官になった後、古畑撮った写真飾られている。 家族・友人 向島財閥婿養子で、元チーマーの妻は内田有紀酷似している。子供一人いる。 第3シーズン一度離婚して旧姓東国原ひがしくにばる)になり、後になんとか復縁して向島姓に戻るも、まもなく再び離婚して結局東国原姓となる。その後妻とは正式に別れ偶然にも前の妻と同じ姓を持つ、プエルトリカンのアニタ向島という女性再婚した模様メジャーリーガーイチロー第41回犯人)は異母兄弟実在イチローとは別人であることを強調するためこの設定になった)であり、実の兄弟のように育ってきた。 中学生の時も向島であったまた、上述通り中学生時代古畑助手だったこともあったようで、この頃寺の孫娘である戸部明日香想い寄せていたことがある(ただし戸部古畑想い寄せていた)。 第41回での事件 ある日、仲の良い暴力団員請われ暴力団同士草野球助っ人として参加する満塁ホームランを打つ活躍見せて試合勝利するも、彼らと喜び合っていた姿を悪質なライター郡山繁にカメラ撮られ強請りを受けることになる。 自分よりも弟・イチローの名誉を守るために、警察退職し退職金もはたいて金を支払い続けていたが、郡山要求エスカレートする一方遂に郡山殺害を決意ナイフストリキニーネカプセル科研にいた友人からくすねた)を用意するが、結局イチロー郡山殺し決行。弟への愛情と、元警官としての良心板ばさみ苦悩することになる。 イチロー身代わり自首するも、古畑には通用しなかった。アリバイ偽装による殺人幇助ナイフ用意したことによる殺人予備ストリキニーネくすねたことによる毒物劇物取締違反などの罪は、古畑によって見逃がされた模様犯人であるイチローアリバイでっち上げ拒否した為)。最終回である第42回には登場しなかった。

※この「向島音吉(東国原音吉)」の解説は、「古畑任三郎の登場人物」の解説の一部です。
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