市長選に出馬とは? わかりやすく解説

市長選に出馬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 16:17 UTC 版)

太田光二」の記事における「市長選に出馬」の解説

1957年昭和32年11月2日合併後各地区に設けられ後援団体「光会」の連合会結成大会開かれる1958年昭和33年9月16日、『東海新聞』に「太田光二氏、市長選踏切る」とのスクープ記事掲載される。「市長など性に合わない」としぶる太田榊原金之助鳥居茂市議が秘密裡口説いたといわれ、側近らのほとんどにとっては寝耳に水であった9月21日、光会連合会は緊急役員会開き満場一致太田次期市長選推薦することを決議同年10月15日内田喜久発案により現職竹内京治推薦母体となる愛市連盟結成準備委員会開かれる10月22日、愛市連盟幹部らは市役所訪れ竹内に4選出馬を要請10月25日、この事態重く見た岡崎市26名は「円満な合いによって調整一本化を図るため居中調停労を執りたい」と述べた声明書発表するが、竹内同日市長選出馬正式に表明した太田には桑原幹根愛知県知事倉知桂太郎県議会議長中垣國男衆議院議員自民党)、岡崎商工会議所会頭田口宗平らが支援するほか、自民党愛知県連が推薦決定した一方、4選を狙う竹内には小林錡衆議院議員自民党)、太田一夫同・社会党)、柴田栄参議院議員自民党全国区)らがついたため、1959年昭和34年)の岡崎市選挙4年前の市長選と並ぶ凄惨な争いとなった社会党岡崎支部においては執行部独断的に竹内推薦決めたとして反主流派伊藤よし子派)が反発同年3月20日八田市議党員21名が離党するという事態を招いた市長選には学校法人清光学園創立者本多三郎も「石原清光」の名で立候補したが、事実上竹内太田一騎打ちであった。 愛市連盟新聞チラシポスターなどで、徹底して太田人格攻撃行った投票日4月30日には、太田消防関係者親玉であることをとらえ、「呼べ答えぬ消防本部火事シリ目に選挙運動市民憤激頂点達す」という見出し怪文書全市配布した太田陣営はただちにこれに応酬。「投票前夜の火事騒ぎ消防活動立派だったヒボウデマ流す悪辣集団と書かれた文書印刷するという一幕もあった。接戦の末、太田竹内小差下し初当選した。5月2日第13代岡崎市長に就任。 ※当日有権者数:92,212最終投票率:91.89%(前回比:+0.55pts) 候補者年齢所属党派新旧得票数得票率推薦支持太田光二 59 無所属42,445票 50.96% 竹内京治 71 無所属39,067票 46.91% 石原清光 63 無所属 新 1,053票 1.26% 加藤一 無所属 新 724票 0.87% 1962年昭和37年10月15日岡崎市碧海郡六ツ美町編入1963年昭和38年4月1日から5月10日にかけて「花と産業科学大博覧会」(通称岡崎博)を開催同年4月無投票再選1964年昭和39年6月26日から1965年昭和40年7月9日まで全国市長会副会長務めた1967年昭和42年4月中野四郎支援受けた議員秘書の原嶋亮二、日本共産党新人らを破り3選。市制50周年記念事業一環として整備進めていた岡崎市民会館6月22日完成6月28日3期12年わたって竹内太田市政を支えた助役浅岡齋退任1968年昭和43年6月27日市内康生通西4丁目に総合レクリエーション施設岡崎スポーツガーデン」を建てた1970年昭和45年4月29日勲三等瑞宝章受章同年12月市議会定例会に、70歳以上老人医療費無料にする条例案を提出。同条例は翌1971年昭和46年4月全国の各都市さきがけて実施された。

※この「市長選に出馬」の解説は、「太田光二」の解説の一部です。
「市長選に出馬」を含む「太田光二」の記事については、「太田光二」の概要を参照ください。

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