実用ソフトなどとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 実用ソフトなどの意味・解説 

実用ソフトなど

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 05:32 UTC 版)

FM TOWNS」の記事における「実用ソフトなど」の解説

EUPHONY - MIDI対応したサウンドツールで、TOWNS標準EUP形式作成する後継ソフトとしてTownsOS専用内蔵音源対応したEUPHONY II/MTR・EUPHONY II/SCOREが存在するHEat - Oh!FMTOWNS誌で公開されたものが初出EUP作成ソフトテキストエディタ。TaroPYON(現・taro)が開発したフリーソフトウェア(=フリーウェア)で、名称は「High EUP active tool」の略。MMLコンパイラとしてEUP形式ファイル作製主眼としたツールであったが、その特性テキストエディタとしても強力な機能持っており、一時期TOWNSテキストエディタとしてデファクトスタンダード存在になっていた。 HEwin - HEat後継にあたるマルチウィンドウ対応のソフト。 EASTRAY(エストレイ) - レイトレーシング画像作成ツールEAST開発したフリーソフトウェアOh!FM1990年9月初出。 MopTerm(モップターム) - TownsOS上で動作するフリーソフトウェア通信ソフト。「猫の手スクロール」を特徴とする。モップ開発したフリーソフトウェアWindowsにも移植されている(Windows版では「猫の手スクロール」は再現されていない)。 Super Shooting Towns(スーパーシューティングタウンズ) - アモルフォスが発売した縦横2Dシューティングゲームコンストラクションツールで、前作「シューティングタウンズ」の全面改良版。略称はSSTスプライト多用して背景を4重スクロールまで作成できた。TOWNS II高速モードには対応しないHyper Planet(ハイパープラネット) - ダットジャパンの発売した天体観測シミュレータEINTMプロジェクト(アインプロジェクト) - 晩年起こったTowns Shell用の自作EXG形式アプリケーション独自に標準化するプロジェクト富士通内部有志から始まったEIN(TM)とは再帰的頭字語による命名であり、Ein Is Not Towns Menuの略である。 TEO -もうひとつ地球- - 仮想生物フィンフィンと対話するソフト。Windows用発売された。また、富士通ハドソン共同開発によりNINTENDO64用「Teo 64DD仮称)」の発売予定されていたが開発中止になった。 フリーソフトウェアコレクション(フリコレ、FSWC) - TOWNS動作するフリーソフトウェアまとめて実費配布したオムニバスCD-ROM。No.11まで作られ、その他フリコレMARTYとフリコレSSSがある。No.1~3は「フリーウェアコレクション」(FWC)だったがNo.4以降名称変更された。名称変更の理由商標の関係とされている。No.11989年10月発表)は市販されず、当時富士通ユーザー登録したFM TOWNS購入者アンケート答えた者)と『EYE-COM創刊号読者プレゼント配布された。No.2発行数が最も少なく短期発売終了したため入手困難である。プラットフォームFM TOWNS限定ながら、『マイコンBASICマガジン』の「スーパーソフト・ホット・インフォメーション」のパソコンゲーム売上ランキングでたびたびランクインした。『Oh!FM TOWNS1994年8月号のアンケート集計結果によるとFM TOWNSユーザー所有率以下の通りであったNo.1:11.6%、No.2:12.6%、No.3:25.8%,No.4:44.9%、No.5:53.1%、No.6:63.0%、No.7:67.6%、No.8:43.8%、一つもなし:0.3%(調査当時No.8最新版)。 High C Compiler - MetaWare社のCコンパイラに、FM TOWNS固有のAPIライブラリ組み合わせた純正開発環境F-BASIC386などと異なりビジュアル開発環境はないため、コマンドライン環境が必要(なくても標準出力メッセージ読めないだけで、コンパイルやリンク自体はできる)。コンパイラリンカは、MS-DOS(x86)汎用の16ビット版とRUN386必須の32ビット版の実行プログラム同梱されている。16ビット版は、コンパイルリンク時に、16ビットDOSメモリ空間(富士通版は768KB)の制約を受けるため、巨大なソースコンパイル劇的に処理速度低下するが、32ビット版は、プロテクトモード動作し搭載メモリ全て使えるために、より処理が高速である。アセンブラライブラリアン含まれていない。従って、自前ライブラリなどは作れない。当初リンカまで含まれていなかったので、実行ファイル作るのにも386|ASM TOOL KITを必要とし、この定価設定(8万円+4万円=合計12万円、税抜)がFM TOWNSフリーソフト発展阻害したと言う者は多い。GUIキット当初含まれていなかったが、その後標準GUIライブラリを含むオプション販売だった各種ライブラリバンドルマニュアル電子化して値段据え置いたHigh C Compiler マルチメディアキット」、加えてソースレベルデバッガバンドルした「High C Compiler マルチメディア開発キット」が発売された。後継ソフトとしてC++対応したHigh C Compiler マルチメディア開発キット V3.2」が発売されたが、定価15万円(税抜)と高価なものであった386|ASM TOOL KIT - 純正アセンブラ環境High C同様にコマンドライン環境向けのツール群当初High C Compilerとの併用前提としていながら定価8万円(税抜)と非常に高価であったLinux やみなべDX - TOWNSユーザ有志の手によって企画されFMTOWNS専用ディスクマガジン創刊号は3.5inchFD2で、ソフトベンダーTAKERU横浜国際平和会議場パシフィコ横浜)で開催されパソコン通信関係のイベント「Networkers Japan'96 おふらいんまつり」に出展したニフティサーブのユーザーズフォーラムFTOWNS(当時正式名称は、FMTOWNSマルチメディアフォーラム)ブース販売創刊号に続く「やみなべDX廃刊~愛は止まらない~号」は、フリコレの制作がNo.11で打ち切られた後のユーザ主導のフリコレ的な作品集として、「全員参加」を目標にFTOWNS(当時正式名称は、FMTOWNSフォーラム)などで収録作品募集しCD-ROMの形で制作された。商品は、「Networkers Japan'97 おふらいんまつり」FTOWNSブース予約受付されたほか、一部FMTOWNS取扱店への持込や個別対応の形で販売された(現在も、個別対応は可能とのこと)。フリコレ同様、実用ツール本格的ゲーム豊富に収録されているとはいえ全身黒タイツ姿の「ひとし君」をメインキャラクタに設定しており、フリコレとは異な一種独特の雰囲気を持つものとなっている。収録作品のほとんどは、Windows用TOWNSエミュレータ「うんづ」でも動作する

※この「実用ソフトなど」の解説は、「FM TOWNS」の解説の一部です。
「実用ソフトなど」を含む「FM TOWNS」の記事については、「FM TOWNS」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「実用ソフトなど」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「実用ソフトなど」の関連用語

1
2% |||||

実用ソフトなどのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



実用ソフトなどのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのFM TOWNS (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS