大邪神の鎧を纏う大罪人
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 10:03 UTC 版)
「ブラックマトリクス」の記事における「大邪神の鎧を纏う大罪人」の解説
アベル 声:神谷浩史(DC版アニメシーンのみ) 本作の主人公。七つの大罪「平等」を象徴する。重傷を負い、記憶も失った状態でご主人様の家で目が覚める。その後、ご主人様とリハビリに励んでいたが、ご主人様は連れ去られ、自身も投獄されてしまう。しかし牢獄内で謎の力が発動し、ピリポの黒い羽を白い羽に変異させる。それを切っ掛けにレブロブス達と共に脱獄。ご主人様を助け出すために旅に出る。ストーリー中は基本的に台詞はないが、一部の音声のない場面やエンディング、DC版のアニメなどで喋ることもある。 大邪神「メタトロン」の鎧を身に纏う。大邪神の鎧の着用には羽を捨てる必要があったため、一瞬躊躇するが、自分のために危険を顧みず愛を説いたご主人様を思い出し、決意を固める。 幼き日にサタン(メフィスト)の心臓を移植されており、次世代の神の資格を持っている。最終局面において、大天使として覚醒した仲間達と戦い、勝利。崩壊した世界にて、唯一生き残ったご主人様と共に新たな世界を作っていく。DC版のエピローグでは、直後に戻ってきた仲間達と再会を果たした。 レブロブス 声:堀秀行 牢獄で出会う屈強な男。七つの大罪「自由」を象徴する。通称・レブ。嘗てはパンデモニウムの街の暴れん坊であり、物心付く頃から闘技場で剣闘士として戦わされていた。自由になるために主人を殺したが逮捕され、その際に「自由」を口にしてしまったために七つの大罪を犯した大罪人として投獄されていた。アベルの力を試そうと戦いを挑んで来るも、共に脱獄し、以降はアベルに協力する。 大邪神「ウリエル」の鎧を身に纏う。 ガイウス 声:塩沢兼人 牢獄で出会った男。七つの大罪「正義」を象徴する。元義賊であり、「疾風のガイ」の異名を持つ。200人以上の権力者を殺してはその財産を貧しい者達に与えていた。この世界では「殺し」は、見付かりさえしなければ黒き羽の者達が日常的にやっていることなので、自分の行為を恥じたことは一度もないという。アベルと共に脱獄し、その旅に同行する。 父親は死刑執行人であり、白き羽の罪人ばかり処刑させられていた。そのために子供だったガイ自身も他の白き羽の者達から恨みを買い、苛めを受けていた。そのため、本当の正義を求めるようになった。 大邪神「ミカエル」の鎧を身に纏う。最終決戦では仲間達共々、大天使に覚醒。新世界創造の最後の試練としてアベルと対決する。敗北後はルピルピを密かに想っていた事を明かし、消滅した。その後、エピローグにて仲間達と共にアベルの元へ戻ってくる。 本作のミニゲーム「狩り」や『ブラックマトリクス00』のミニゲーム「チラシ配り」にも登場し、高速回転しながら現れる。 ピリポ 声:結城比呂 牢獄の看守だが、いつも苛められている黒き羽の少年。七つの大罪「弱者」を象徴する。身体も弱く、気も小さい。だが、何かに縋ったりしない芯の強さを持っている。この世界は弱肉強食が摂理であるため、「弱者」は存在自体が罪とされる。彼は裕福な家で育ったため、「弱者」とされることはなかったものの、父親によって牢獄の看守にさせられていた。本人は厄介払いにされたのだと思っている。アベルの力で白い羽に変異し、健康な体になり、以降はアベルと行動を共にする。「弱者」であると同時に、「勇気」も象徴する戦士へと成長していく。 大邪神「サリエル」の鎧を身に纏う。 ヨハネ 声:青野武 牢屋にいた謎の老人。七つの大罪「人権」を象徴する。リベイラの街の神殿で大神官を務めていたが、権力争いに破れて投獄されていた。この世界では神官は角が生えていて、魔法を駆使することが出来る。その角はかつての神話に登場する天使達の子孫の証明であると、畏怖の対象となっており、囚人であるにもかかわらず看守には「やんごとなきお方」と呼ばれている。 大邪神の鎧を研究しており、当初はアベルが鎧に選ばれし者か確かめようとして旅に同行していた(悪く言えば実験台にしようとした)。パーティ内では知恵袋として活躍する。 その正体は大邪神「ラファエル」本人である。世界の全てを洗い流すゴッドの計画に反発し、ノアに方舟の作り方を教えた。そして創世記戦争には参戦せず、当時を知る者として一度も転生せずに永き時を生きていた(最終決戦では「150億年も生きている」と語っている)。 本来創世記戦争には参戦していないためラファエルの大邪神の鎧は存在しないが、ラファエル自身であるヨハネが着る鎧が大邪神の鎧となるため、ルピルピが遺した悪魔の鎧を自らの鎧に選んだ。 ルピルピ 声:井上喜久子 悪魔の鎧を身に着けた邪道騎士だが、明るく活発な少女。ヨハネのことを「お師匠様」と呼んでいる。いつも日記を付けているが、実は復讐日記である。 アベル達が大邪神の鎧を求めてリベイラの街を訪れた際、一時は彼等を敵と見做して襲い掛かる。アベル達にヨハネが同行している事を知ると仲間になり、以降はパーティーのムードメーカーとなる。しかし悪魔の鎧に血を吸われ続けている為、日に日に衰弱していき、最期は命と引き換えにヨハネ達を救う。その鎧はヨハネへと受け継がれた。エピローグでは生き返っている。 マルコ 声:折笠愛 最初に大邪神の鎧を着た少年で、「奇跡の少年」と呼ばれている。七つの大罪「友情」を象徴する。元々は無個性で目立たない奴隷だったが、セラフィムと友達になったことで心を開いていった。セラフィムが大邪神の鎧を着て死亡した際にその鎧を受け継いだ。白き羽解放革命戦線というレジスタンスに所属している。 大邪神「ラグエル」の鎧を身に纏う。
※この「大邪神の鎧を纏う大罪人」の解説は、「ブラックマトリクス」の解説の一部です。
「大邪神の鎧を纏う大罪人」を含む「ブラックマトリクス」の記事については、「ブラックマトリクス」の概要を参照ください。
- 大邪神の鎧を纏う大罪人のページへのリンク