大邱地下鉄放火事件
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大邱地下鉄放火事件(テグちかてつほうかじけん)は、2003年2月18日9時53分(現地時間)頃、大韓民国・大邱広域市で発生した地下鉄車両に対する放火事件である。乗客など192人が死亡し148人が負傷する大惨事となった。
- ^ これは後日、列車無線の交信記録から明らかになっている。
- ^ この電車はマスコンキーを抜けば電車のドアが全部閉まる設計になっていた。
- ^ この電車の窓は下側2/3が固定式、上側1/3は車内側に開く構造になっていた。
- ^ “「大邱地下鉄放火事件」韓国は忘れ日本は研究し”. 朝鮮日報. (2005年2月20日). オリジナルの2008年2月1日時点におけるアーカイブ。
- ^ a b c d e f g h 日本鉄道車輌工業会「鉄道車両工業」434号(2005年4月)論説「地下鉄道における火災対策基準の改正について」19-23P記事。
- ^ 変わる天井 ー火災対策と天井材料ー - 近畿車輛技報第13号(2006,10)2018年9月15日閲覧
- ^ a b 日本地下鉄協会「SUBWAY」2004年11月号車両紹介「東京地下鉄・東西線05系13次車」28-34頁。
- ^ 日本鉄道運転協会「運転協会誌」2005年7月号新型車両プロフィールガイド「東京都交通局新宿線用10-300形車両の概要」。
- ^ ネコ・パブリッシング「レイルマガジン」2005年5月号 NEW COMER GUIDE「東京都交通局10-300形」。
- ^ 火災予防条例及び同施行規則の一部改正の概要 (Report). 東京消防庁. 2004.
- 1 大邱地下鉄放火事件とは
- 2 大邱地下鉄放火事件の概要
- 3 概要
- 4 影響
- 5 脚注
大邱地下鉄放火事件
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「正常性バイアス」の記事における「大邱地下鉄放火事件」の解説
2003年2月18日に、韓国の大邱市で起こった地下鉄火災。多くの乗客が煙が充満する車内の中で口や鼻を押さえながらも、座席に座ったまま逃げずに留まっている様子が乗客によって撮影されており、正常性バイアスが乗客たちの行動に影響したという指摘もある。「被害はたいしたことがないのでその場に留まるように」という旨の車内放送が流れたという証言もあり、こうした対処が正常性バイアスを助長した可能性もある。この火災は当時において、世界の地下鉄火災史上で2番目となる198人以上の死者を出した。
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