大橋翠石とは? わかりやすく解説

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大橋翠石

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/30 03:31 UTC 版)

大橋 翠石(おおはし すいせき、慶応元年4月22日1865年5月16日〉- 1945年昭和20年〉8月31日)は、明治中期から昭和前期にかけて日本で活動した日本画家[4]の絵を多く描き、パリ万国博覧会 (1900年)において日本人で唯一の金牌を受けるなど欧米でも高く評価された[6]


注釈

  1. ^ 翠石の墓所に関する情報は見当たらないが、翠石は兄の遺骨を京都の大谷本廟に納めている。現在確認できる大橋家の菩提寺は、『徳入寺報 和』にあるとおり、浄土真宗東本願寺派の単立寺院・嶮山 徳入寺(横浜市青葉区元石川町に所在)である。
  2. ^ 濱田篤三郎(はまだ とくさぶろう)は、神戸元町を拠点とした、外国人向けの古美術商で、舶来雑貨の輸入販売業者。翠石の人的後援者。
  3. ^ 「東京・千住」という曖昧な情報だけでは正確な地域を特定できない。明治初期ということであれば、行政区画上、「千住」という地域は東京府に属する北豊島郡南千住町南足立郡千住町を指し、今でいう南千住北千住およびその周辺地域に相当する。
  4. ^ 係る展覧会に出展した日本人画家の受賞は次のとおり。大橋翠石が金牌、橋本雅邦川端玉章今尾景年黒田清輝が銀牌、横山大観竹内栖鳳下村観山が銅牌、上村松園荒木十畝和田英作が褒状。
  5. ^ 日本絵画協会1930年(昭和5年)に刊行した『日本古画評価見立便覧』に「神戸市兵庫西須磨 金三千円 大橋翠石」と同書刊行時の住所が記載されている。

出典

  1. ^ a b 岐阜県大垣市新町2丁目(地図 - Google マップ) ※該当地域は赤色で囲い表示される。
  2. ^ 養老町船附(地図 - Google マップ)※該当地域は赤色で囲い表示される。
  3. ^ 須磨区西須磨(地図 - Google マップ) ※該当地域は赤色で囲い表示される。
  4. ^ 須磨離宮公園(地図 - Google マップ) ※該当施設は緑色でスポット表示される。
  1. ^ a b 明治の金メダリスト 大橋翠石 〜虎を極めた孤高の画家〜岐阜県美術館(2021年2月28日閲覧)
  2. ^ a b c d e f g h i j k l 徳入寺 20090101
  3. ^ a b 思文閣『美術人名辞典』. “大橋翠石”. コトバンク. 2019年9月27日閲覧。
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa 日外アソシエーツ『20世紀日本人名事典』. “大橋 翠石”. コトバンク. 2019年9月27日閲覧。
  5. ^ 講談社『デジタル版 日本人名大辞典+Plus』. “大橋翠石”. コトバンク. 2019年9月27日閲覧。
  6. ^ a b c d e f 【美の粋】万国博覧会と美術(4)大橋翠石 虎を極めた金メダリスト『日本経済新聞』朝刊2021年1月31日14-15面
  7. ^ a b c 大垣市郷土館 (2017年4月). “大橋翠石 - 大垣市郷土館所蔵品展「屏風に描かれた書画展」” (PDF). 公式ウェブサイト. 大垣市スイトピアセンター. 2019年9月28日閲覧。
  8. ^ 天野方壺”. コトバンク. 2019年9月27日閲覧。
  9. ^ a b 徳入寺 20130701
  10. ^ “仔猫之図”. 中日新聞. (2020年8月7日) 
  11. ^ a b c d e f g 岐阜 郷土の先人遺墨展目録 5
  12. ^ 思文閣『美術人名辞典』. “吉田翠鳳”. コトバンク. 2019年9月28日閲覧。
  13. ^ 思文閣『美術人名辞典』. “松井桜塘”. コトバンク. 2019年9月28日閲覧。
  14. ^ “白虎之図”. 中日新聞. (2020年8月6日) 


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