大橋万峰とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 大橋万峰の意味・解説 

大橋万峰

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/11 07:51 UTC 版)

大橋 万峰(おおはし まんぽう、1860年安政7年) - 1943年昭和18年)は、美濃国出身の日本画家である。本名は鎌三郎。大橋翠石の兄。

生い立ち

美濃国安八郡大垣北新58番戸(現・岐阜県大垣市新町2丁目)に大橋亀三郎、さとの長男として生まれた。兄弟は5歳年下の卯三郎(大橋翠石)と7歳年下、妹のゑ津がいる。

生家は紺屋を業としており、職人十数名を抱える資産家であった。大橋家は、家業との関連もあり画を好み、清の画家、胡公寿の門人、朱印然を家に留め画を学ぶほどであった。 後、鎌三郎は家業を継いだが、独学で画を極め「万峰」(萬峰ともあり)と号した。

家業の紺屋と画家の二足の草鞋だったため専業画家のような華やかさは無かったが、地方に根付いた活動をしていた。そのひとつが地元の大垣祭の際に使われる夜宮の提灯デザインだったという。

作風

虎の画を多く描いたが、翠石の猛々しい虎の画と比べ、どことなく優しく憎めない印象がある[要出典]

作品画像

参考文献

  • 荒木矢巨編『大日本書画名家大鑑 傳記下編』(大日本書画名家大鑑刊行會、1934年6月30日)
  • 村田隆志監修『大橋翠石 日本一の虎の画家』展図録(神戸新聞社、2008年)



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「大橋万峰」の関連用語

大橋万峰のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



大橋万峰のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの大橋万峰 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS