外骨格用装備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 01:56 UTC 版)
K-51型アサルトスーツ 第二世代外骨格用に開発された装備。機甲歩兵の背中にある有機電極と繋がる各種ソケットを有し、外骨格と接続する。耐熱・耐弾処理及び筋力補佐・耐G与圧のための人工筋肉が織り込まれ、その他白兵戦用のオプション装備を携行可能。 2051年・秋にシャヘルと生身で接触した事件からか装甲を増やした改良型も開発された。 KAR-51ライフル 第二世代外骨格の標準装備とも言える大経口のライフル。実装されているのは70mmHESH弾。 弾頭自体が大きいため、初速も遅く、命中精度も落ちる。有効射程は500mほどで、シャヘル相手では肉迫と言っても過言ではない距離。 特務部隊・祢々切では折り畳み式のストックとアマクニを装備し、「薙刀」として使用可能な改良型が支給されている。 HESH弾(ヘッシュだん) KAR-51ライフルに実装されている弾。口径は70mm。 着弾と同時に弾頭が潰れ、第1段階の爆発が起きる。この爆発が一点に集中し、穴を開ける。第2段階の爆発で外殻を剥離させ、内部を破壊する、という2段構造になっている。 KHM-1ハンドガン EMES用のハンドガン。拳銃の形はしているが、口径自体は対物ライフル級。 KES-Tソニックブーム 音により相手の動きを止める武器。塚原がミスラに対し放ったが、音を増幅して返されたため、とっさに耳を閉じられなかった武道はかなりのダメージを受けた。 KER-6狙撃システム 歩兵としては初の電磁レールガン。セラミックでコーティングされた弾を秒速10キロメートルで撃ち出す。 火薬による反動がないため、連射時における精度に優れているが、電力の消費が激しい。 反重力スラスター 外骨格用の飛行装備。ヘリや航空機と比較して高速(原型機のパイロンでも500km/h)でほぼ完全な無音による空中移動が可能。 KVB-51アマクニ P7の国家機密の刀剣型の武器。触れたものを原子レベルで分解する、斬れないものはないという剣。「刃」にあたる部分にボイドフィールドを形成し、あらゆる原子を任意の質量に分解する。 その時、「重い物質」を分解するほど大きなエネルギーが生じ、誤って金属などを斬ってしまうと、熱や爆風で自滅しかねない。そのため、一佐以上の上官から許可コードが出ない限り、ロックして使えなくなっている。また、金属が近づくと自動的に使用不可になるセンサーが内蔵されている。KVB-52 ヤスツナ 伊藤や武道の意見を参考に大型化した新型。旧型にはなかった「刃」があり、ボイドフィールドなしでも斬撃可能。大型化したことでセンサー精度も向上しており、分解する元素を限定することも可能。 KVB-52改「鬼斬(おにきり)」 対シャヘル用だった原型モデルと違い、対物攻撃力を上げた物。チタナイジング処理した玉鋼合金の本三枚鍛え。 KVBS-52 第三世代外骨格と並行し、開発・試作された新兵器で、ボイドフィールドによる広範囲攻撃を可能とする、平たく言えば「アマクニ爆弾」である。形状及び重量の関係上、機甲歩兵が敵地まで運び込む必要があるが、作動条件の設定次第で半径10メートルから10キロメートルまでの敵を殲滅可能。 なお作動半径の他に出力も調整可能であり、出力を落とすことにより一定時間ボイドフィールドを展開し、破壊されることはないが「はじかれて通り抜けることが出来ない」バリアとして使うことも可能。 艦船 はがくれ 機甲歩兵大隊の母艦として建造された「はがくれ級戦艦」の一番艦。K-51型通信統合システムの中枢を為し、半径4,000キロメートル以内の部隊全ての情報管理が可能。 艦自体も最新技術の粋を集められ、重力制御による潜航が可能で速力50ノット、あらゆるシステムも自動化され、運航に必要な人員はたったの31人。レベル7の強化兵なら1人で管制することが可能。 あつた はがくれ級六番艦。K-52型通信システムを搭載した第三世代EMES用母艦で、伊藤始一等侍尉用に製作された試作外骨格と共に伊藤(ミスラ)に強奪される。 後に門脇の作戦によりKVB-Sを起爆させられ大破した。 ふたら はがくれ級七番艦。
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