南カリフォルニア工科大学関連
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「NUMBERS 天才数学者の事件ファイル」の記事における「南カリフォルニア工科大学関連」の解説
ラリー・フラインハート (Larry Fleinhardt) 演 - ピーター・マクニコル (Peter MacNicol)、日本語吹替 - 石丸博也 物理学博士。南カリフォルニア工科大学の終身教授の肩書きをもつ。チャーリーの親友であり、大学生時代の恩師。なにより最大の理解者。 天体物理学が専門で、宇宙背景放射測定の第一人者。専門分野が数学とのかかわりが強く、チャーリーとは話題が合うために仲が良い。学部生にはおそらく数学を教えていると思われるが、授業は退屈そのもので居眠りをする学生が後を絶たず、露骨に避けられているのを気にしている。 天才だが奇人で、家を持たず大学の研究室やホテルなどを転々として暮らし、ミルクや白パンなど白い食べ物しか食べないなどの風変わりな生活をしている。だが、学者らしく人を疑うことを知らない純粋な性格で、助手の学生が犯罪に関与していると疑われた時は、わざわざFBIに赴き、自らの名誉にかけてその誤解を解こうとするなど思いやりがある一面も(結局、裏切られていたのだが)ある。典型的な理論派で、非科学的な神の存在を科学で説明しようとするカルト信者に対して激昂することもある。交友関係は意外に広く、学者仲間とのつき合いも多い。また事件で犠牲になった同窓生の葬儀に参列するなど義理堅い性格。ドンやアランとも親しく、エプス家には頻繁に出入りしている。また、女性関係については小学5年生のときに、のちにプロのチアリーダーになる少女に好意をもたれたり、ハイキング仲間から迫られたりと意外にもてているが、本人は女性の扱いがわからず当惑しており、アミタに相談することが多い。シーズン2ではFBI捜査官のメーガンに好意を持ち、捜査に協力したり、食事に誘ったりしている。 父親は画家で、幼少期には画業を引き継ぐためとして厳しい教育を受けていた。 FBIの捜査に協力するチャーリーを当初は快く思っておらず、皮肉めいた言い方で研究に身を入れるよう忠告していた。ところが、次第に彼自身も犯罪捜査に協力するようになり、専門家としての知識を生かしてチャーリーやドンに助言を行う。彼の何気ない一言がチャーリーのひらめきのきっかけになることも多い。 ミッションスペシャリストとして、国際宇宙ステーションに6ヶ月間搭乗した後は、ますます世間離れしてしまい、社会復帰が出来ずに僧院で暮らす。 第4シーズン以降は僧院を出て大学教授に戻るが、ファイナルシーズン第2話にてジュネーブの宇宙粒子物理学研究の誘いを断り、大学の予算もキャンセルし研究・大学から去り、その後はモハーヴェ砂漠で暮らしていたが、これまで注目していた宇宙の始まりではなく、宇宙の未来についての新たな理論を構築し、検証するためにファイナルシーズン14話で大学に復帰することとなった。 アミタ・ラマヌジャン (Amita Ramanujan) 演 - ナヴィ・ラワット (Navi Rawat)、日本語吹替 - 大坂史子 南カリフォルニア工科大学の学生(後に教授)。チャーリーの元教え子で助手(後に恋人)。FBIにも顔パスで出入りしている。 美人で頭が良いため男性からモテる。食事に誘われたり電話番号をこっそり渡されたりして、その度にチャーリーをやきもきさせていた。インドに親の決めた許嫁がいたが、結婚する気はさらさらない。 インド系アメリカ人だが、カリフォルニア生まれのカリフォルニア育ちでインドには行ったことも無く、言葉(タミル語)もほんの少ししかわからない。インド系であることで幼少期にいじめられていた。親の決めた婚約者もいるが軽侮している。意図的に、インドのひどい現状から目を背けていたのだと後に告白する。だが、臓器売買の事件(2ndシーズン第14話)に関わったことで考えを改め、祖母と共にインドを訪れることにした。 大学院生時代の論文の指導教授がチャーリーで、大学の規定で付き合うことが出来なかったが、博士課程修了後、改めて宇宙物理学科に入りなおし、犯罪捜査に携わるチャーリーと付き合うことになる。その間、お互いの立場の違いや新しい研究、多忙なチャーリーとのすれ違いなどもあって、チャーリーのライバルと食事をしたり、チャーリーのデートの誘いを断るなど、微妙な関係が続いていたが、チャーリーのかつての恋人スーザン・ベリーが現われたことや、彼女を講師としての迎えたいというハーバード大学からの誘いに対し、南カリフォルニア工科大学でも同じ椅子を用意させるというチャーリーの言葉に一人の数学者としてではなく、チャーリーの助手としてでしか自分は存在できないかなど、苛立ちを露わにした。が、第3シーズンでは彼との仲を修復し、南カリフォルニア工科大学に就職することを選んで、チャーリーと晴れて恋人となる。第5シーズン最終話でカルト集団に拉致されたが、事件が解決した後にチャーリーに求婚される。 ミルドレッド・フィンチ (Mildred Finch) 演 - キャシー・ナジミー (Kathy Najimy)、日本語吹替 - 水野千夏 第3シーズン9話から登場。 南カリフォルニア工科大学物理学・数学・天文学部の新任学部長。ニュートリノ天文学博士。 他人には愛称のミリー(Millie)と呼ばせたがる。エプス兄弟の父親アランと交際しており、エプス家にも頻繁に出入りしている。 チェスは下手だがポーカーは得意。ジェームズ・ボンド(特にロジャー・ムーア)のファン。 オズワルド・キットナー (Oswald Kittner) 演 - ジェイ・バルチェル (Jay Baruchel)、日本語吹替 - 逢坂力 第3シーズン8話及び18話に登場。 学歴は高校中退だが、統計学の才能があり、独学で高度な数学を身につけた。 スケートボードとファンタジーベースボールが大好きで、ドーピングを行っている選手を見分けられる統計処理プログラムを開発した。 レイモンド・ガラスキ (Raymond Galuski) 演 - クリス・バウアー (Chris Bauer)、日本語吹替 - 高岡瓶々 第4シーズン3話より登場。南カリフォルニア工科大学機械工学課の教授。工学博士。 エプス兄弟の父アランと意気投合し、自分の講座の聴講生にした。庭池ポンプの修理をしたり、太陽光パネルの設置を勧めたりと、エプス家をしばしば訪れる。愛称はレイもしくはレイレイ。 オットー・バーンホフ (Otto Bahnoff) 演 - ジョン・カリアニ (John Cariani) ファイナルシーズン第6話より登場。 南カリフォルニア工科大学のプラズマ物理学教授。あだ名はアウトバーン。 多少エキセントリックな面があるが天才的で、自動小銃の設計図を一瞥しただけで連射により暴発が起きる欠陥品であることを見抜いた。ラリーが大学を離れている間、チャーリーの補佐を幾度か勤めた。
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