創作四字熟語
別名:創作4字熟語
その年の世相を反映する創作された四字熟語のこと。
創作四字熟語は、四字熟語の漢字、あるいは、読み方を一部創作したものとなっている。創作四字熟語は、住友生命が毎年9月頃に行われる公募により寄せられた作品を、歌人の俵万智が審査し、12月に発表している。
2015年の創作四字熟語には、「責任十代」(選挙権が十代になることから)や「波乱番号」(マイナンバー制度で生活がどのように変わるのかといったことから)など10作品が優秀作品として発表された。他には、「邸空飛行」、「柱途半端」、「仮装狂騒」、「占客爆買」、「欧行民族」、「二人三達」、「蹴姿一貫」、「福婚悲嬢」などが選出された。
関連サイト:
創作四字熟語 - 住友生命
創作四字熟語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/17 18:36 UTC 版)
創作四字熟語(そうさくよじじゅくご)は、住友生命保険がその年の世相を反映した四字熟語を募集し、発表するイベントである[1]。1990年から実施されている。「創作四字熟語」は同社の登録商標である。
- ^ “コロナで「七菌八起」 最優秀創作四字熟語”. 産経ニュース (2021年12月21日). 2021年12月21日閲覧。
- ^ 2008年の世相を反映した『創作四字熟語』50編 (PDF) - “暗増景気”(クリスマスケーキ)、“グ美人走”(虞美人草)など
- 1 創作四字熟語とは
- 2 創作四字熟語の概要
創作四字熟語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 08:52 UTC 版)
詳細は「創作四字熟語」を参照 有名な四字熟語を引用することで、既存の思想を簡潔に表現することができる一方で、時代や世相を言い当てる新造の四字熟語が1980年代後半以降、次々と生まれている。これは、種々の物事をわずか漢字4字で表現することに魅力を感じるからだという。例えば、1987年(昭和62年)当時秩父セメント(現・太平洋セメント)会長だった諸井虔は「『広興軟超』が必要なのではないか」と言っている。これは、「広く興味を持ち、柔軟な発想で、既存の常識を超越する」という意味らしい。 住友生命は、日本における漢字文化を見直すため、1年間の世相を的確に表現した「創作四字熟語」を毎年一般から募集するという企画を1990年(平成2年)から実施している。同企画の審査員で歌人の俵万智は、1990年(平成2年)から2009年(平成21年)まで20年間の優秀作品を振り返って、以下のように表現している。 あらゆるジャンルのできごとを、こんなに効率よく、一目で振り返れてしまうところに、四字熟語の底力というものを、あらためて感じます。 また、日本語ブームの風潮の中、四字熟語の創作をする著名人もいる。タレントの所ジョージは、自由に創作した四字熟語を著書『四字列語』(新潮社、1999年(平成11年))で紹介している。
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