天声人語とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > 天声人語の意味・解説 

てんせい‐じんご【天声人語】

読み方:てんせいじんご

朝日新聞朝刊1面掲載されているコラム明治37年1904)から続き特定の論説委員匿名執筆する


天声人語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/16 23:09 UTC 版)

天声人語(てんせいじんご)は、朝日新聞の朝刊に長期連載中の1面コラムである。1904年(明治37年)1月5日付の『大阪朝日新聞』2面に初めて掲載され[1][2][3](初期は必ずしも1面に掲載されるとは限らなかった[1])、以後、別の題名となった時期を挟みながら1世紀以上にわたって継続して掲載されている。最近のニュース、話題を題材にして社説とは異なる角度から分析を加え、特定の論説委員が一定期間「天声人語子」として匿名で執筆している。新聞本紙では見出しは付けられていないが、朝日新聞デジタルでは見出しが付けられ、書籍化の際には標題が付けられる。


  1. ^ a b c d e f g 天声人語の1文目”. 朝日新聞. 2012年9月16日閲覧。
    「いま」を紡ぐ筆遣い 「天声人語」今日も”. 朝日新聞 (2012年2月4日). 2018年6月13日閲覧。
  2. ^ a b c d 『天声人語・1 1945・9〜1949・12』265頁。
  3. ^ 「『朝日新聞』の「天声人語」を閲覧したい。日付は 1.明治37(1904)年1月1日 2.大正13(1924)年1月1日 3.昭和25(1950)年1月1日」(国立国会図書館) - レファレンス協同データベース 2007年7月31日2時10分登録、2007年7月31日11時55分更新。
  4. ^ 高島俊男:お言葉ですが・・・、 原文は「天有声使人語」? うーむ、愚生不学無術にして見たおぼえがない。ふつうに言う「中国古典」にはない語であり、ない発想である。天は物言わず日蝕や地震をおこして意志をあらわす、ということになってるんだ。思うに、「朝日新聞社史」の「中国古典にもとづく」というのがアヤシイね。ほんとに出典があるのなら、「中国古典に」などとあいまいなことを言わず、ズバリ署名を示していただきたいものだ。元来「天声人語」というのは何もそう深い意味があるわけじゃない。単に「あちらの声やこちらの発言」「閑語雑談」というほどの意味だったのじゃないか、というのが、現在のところわたしの考えである。('95・10・26) pp.132-133、文春文庫、第3刷、2004年8月30日、ISBN 4-16-759802-7、(株)文藝春秋
  5. ^ a b c 『天声人語・1 1945・9〜1949・12』267頁。
  6. ^ a b c d e 行方昭夫(編訳)、2009年、「解説」、『たいした問題じゃないが ―イギリス・コラム傑作選―』、岩波書店〈岩波文庫〉 p. 226
  7. ^ 『天声人語・1 1945・9〜1949・12』265-266頁。
  8. ^ 『天声人語・1 1945・9〜1949・12』266-267頁。
  9. ^ “<お知らせ>天声人語の筆者、きょうから交代”. 朝日新聞デジタル. (2022年10月1日). https://www.asahi.com/articles/DA3S15432697.html?iref=pc_ss_date_article 2022年10月4日閲覧。 
  10. ^ a b c 朝日小学生新聞 コーナー紹介、朝日学生新聞社 - 2019年3月17日閲覧。
  11. ^ “橋下氏を「じじごろし」「年の差婚のしたたか女」 天声人語に「希代の悪文」と非難轟々”. J-CASTニュース. (2012年11月20日). https://www.j-cast.com/2012/11/20154652.html 2020-0628閲覧。 
  12. ^ “凍えるピザ配達員に缶ビール渡す話が「ほっこり」? 朝日新聞「天声人語」の感覚がズレていると話題に”. J-CASTニュース. (2013年2月3日). https://www.j-cast.com/2013/02/03163873.html 2020年6月28日閲覧。 
  13. ^ “「天声人語」は15回も「従軍慰安婦」を取り上げていた”. 産経新聞. (2014年8月30日). http://www.sankei.com/premium/news/140905/prm1409050004-n1.html 2014年11月23日閲覧。 
  14. ^ “「朝日新聞おわび連発…うわべの謝罪は不要、自ら蒔いた「強制連行」の誤解を世界で取り消せ”. 産経新聞. (2014年9月21日). http://www.sankei.com/west/news/140921/wst1409210020-n1.html 2014年11月23日閲覧。 
  15. ^ 朝日新聞活用ガイド
  16. ^ 「天声人語書き写しノート」シリーズ累計400万部突破、PRTIMES(朝日新聞社)、2018年2月28日 15時48分。
  17. ^ 朝日中高生新聞 コーナー紹介、朝日学生新聞社 - 2019年3月17日閲覧。
  18. ^ 『天声人語・1 1945・9〜1949・12』268頁。
  19. ^ 朝日新聞のコラム「天声人語」 書き写しノートが人気、朝日小学生新聞、2011年10月4日付。


「天声人語」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「天声人語」の関連用語

天声人語のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



天声人語のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの天声人語 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS