他の組の生徒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 05:27 UTC 版)
「フルメタル・パニック!の登場人物」の記事における「他の組の生徒」の解説
佐伯 恵那(さえき えな) 声 - 菊池志穂 2年1組に在籍。演劇部部長。前年ミス陣校2位・1年学年末テスト5位の才色兼備。 短編第1話『南から来た男』にて、宗介に一目ぼれしてラブレターを下駄箱に忍ばせておいたが、不審物と間違われて宗介に下駄箱ごと爆破された上、焼け焦げたラブレターの文面から脅迫状と判断されて待ち伏せされる羽目になり、更に宗介を待っている途中で不良に絡まれるなど散々な目に合っている。 『愛憎のフェスティバル』ではミス陣高に出場した。 『おとなのスニーキング・ミッション』ではイメージサロン「C&J」でアルバイトをしていた。 稲葉 瑞樹(いなば みずき) 声 - 吉田小百合 2年2組に在籍。かなめの友人。わがままで強情で陰険で見栄っ張りというやっかいな性格の持ち主だが、友情運には恵まれている。 初登場話である『愛憎のプロパガンダ』では、後述する白井悟がかなめを口説いているところを目撃したため、トイレにかなめを中傷する落書きを多数書き込んでいる(後に和解して友人になる)。 小柄ながら出るところは出ている、いわゆるトランジスターグラマー。 短編『的外れのエモーション』において椿一成に一目ぼれし終始まとわりつく(TV版では『五時限目のホット・スポット』)。 白井 悟(しらい さとる) 声 - 小西克幸 2年2組に在籍。稲葉瑞樹の元彼氏。 瑞樹からはPC-FXやJBのコンサートチケットなどをプレゼントされていた。『愛憎のプロパガンダ』の後に別れた模様。なお、この時瑞樹から過剰なまでの報復を受けた。 東海林 未亜(しょうじ みあ) 2年2組に在籍。女子バスケットボール部の副部長。努力の人。 かなめとは犬猿の仲。しかしそれは、天賦の才を無駄遣いするかなめに嫉妬している部分が大きい。 『大迷惑のスーサイド』では自殺を仄めかすファックスを送りつけ、球技大会を中止させようとした。実際に飛び降りてやるとかなめ達を脅すが、宗介が銃を向け「飛び降りても、君が地面に激突する前に射殺する。君は自殺できない(宗介による『他殺』になるので)」と宣言したことで、やる気が無くなって計画が頓挫。『愛憎のフェスティバル』ではミス陣高出場に気乗りしていなかったかなめを宗介を使って焚き付けた。なお、そのミス陣高ではかなめに一点差で打ち勝った。 椿 一成(つばき いっせい) 声 - 福山潤 2年8組に在籍。空手同好会会長。殺人拳「大導脈流活殺術」(以下、「大導脈流」)の使い手。性格は熱血漢。中華料理店でバイトをしている。 相手の顔の判別が出来ないほどの近眼(宗介と恭子を間違えるほど)で、本気を出す時だけ瓶底眼鏡をかけることにしている。 『純で不純なグラップラー』にてかなめに一目惚れした。同作にて宗介をライバル視するようになり、何かにつけて張り合おうとするが、かなめを恋愛対象としては意識していなかった頃の宗介には理解されずに一蹴され、空回りを続けている。『ずっとスタンド・バイ・ミー』の挿絵にも彼らしき姿が確認できる。 一度かなめに告白しようとした事があったが、その際は眼鏡を外していたため、宗介に向かって告白してしまった。そのため、陣代高校内で一時期、宗介と椿のやおい疑惑が浮上するという事態に至っている。恋愛に対しては経験に乏しく、どこかずれた行動も少なくない。なお実際は行く先々で女性に「いい男」「かっこいい」と評されるイケメンである。なお「大導脈流」およびその技の名前は病名等から来ている。 阿久津 万里(あくつ まり) 声 - 浅野まゆみ 近隣一帯の不良たちを束ねる女番長。身長180cm以上の大柄な体格と殺人拳「大導脈流」を用いる喧嘩上手。仲間の誕生パーティを主催し、相手が本当に欲しがっているプレゼントを用意する面倒見の良さを有している。 一度留年しているが、その最大の原因は陣代高校の制服を着るとかわいく見られてしまうから。ラフなイメージを出すため、リボンタイを外し、スカートの下に黒いスパッツをはいているが、それでもかなめ曰く、“かわいい”らしい。なお、かなめからは「万里ちゃん」呼ばわりされている。 彼女を校内で見かけることはほとんど無く、登校していない時はバイトをしているか、旅に出ている。 両親とは折り合いが悪いが、弟の芳樹には心を許している。しかしその芳樹は宗介におもちゃで買収されている。 椿と同様に大導脈流の使い手(実際に使用しているシーンはない)だが、作中の椿の台詞によれば大導脈流は一子相伝であり、何故彼女(もしくは椿)がこの流派を使いこなせるのかは不明(ただ、『真夜中のレイダース』で椿は父親から伝授されたと取れる表記がある)。 常盤恭子から、飼っているアメリカンショートヘアの写真を見せられ思わず顔がへにゃへにゃとしてしまう。 林水とは腐れ縁。日下部侠也に林水を紹介したのはその幼馴染である『マリ』という女であるため、同一人物の可能性がある。 アニメ版では「阿久津万理」と表記されている。 難波 志郎(なんば しろう) 声 - 千葉一伸 3年生で、社会研究部部長。部室を明け渡す条件として、各部活の代表が一日で何人の女性を連れてこられるか、というナンパコンテストを開催した。 郷田 優(ごうだ ゆう) 声 - 郷里大輔 短編『やりすぎのウォークライ』に登場。ラグビー部主将。虫も殺せないほどに温和な性格だったが、部の存続を賭けた硝子山高校ラグビー部との試合に向けて行われた宗介による海兵隊式新兵訓練の結果、他のラグビー部員も含め戦闘マシーンとして洗脳され、部員と共に硝子山高校ラグビー部を反則スレスレのラフプレーで肉体的、精神的に大ダメージを負わせた。その試合は「二子玉川の悪夢」と語り継がれ、硝子山高校ラグビー部は敗戦のショックから立ち直れず、以後長期に渡って成績不振が続くことになる。また、しばらくの間、陣代高校ラグビー部は高校ラグビー界において恐怖の代名詞となった。 ゲーム『スーパーロボット大戦W』でも登場しており原作と違い洗脳はされず、あしゅら男爵撃退のためにラグビー部員共々量産型ボン太くんを着込み宗介と共に戦った。『第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇』では原作どおり洗脳された。 石原(いしはら) 声 - 稲田徹 ラグビー部部員。肥満体のアイドルファン。主将同様、宗介による海兵隊式新兵訓練の結果、戦闘マシーンとして洗脳される。 小室(こむろ) 映画研究会部員。自主制作映画「恋する七人」の監督。 須藤(すどう) 映画研究会部員。自主制作映画「恋する七人」の助監督兼カメラマン。 マロン、ワッフル、ショコラ 声 - 黒田崇矢(マロン)、稲田徹(ワッフル)、江川央生(ショコラ) 空手同好会部員。柔道場を勝手に占拠し、生徒会からの立ち退き要求を突っぱねて宗介に戦いを挑むものの、返り討ちにされる。 なお、この3名の名称はかなめによる勝手な命名であり、本名は不明である。ドラゴンマガジン連載版ではライム、チェリー、ブラッドベリーと呼ばれていた。
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