九州の独立リーグおよび拡張構想とは? わかりやすく解説

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九州の独立リーグおよび拡張構想

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 08:54 UTC 版)

四国アイランドリーグplus」の記事における「九州の独立リーグおよび拡張構想」の解説

2008年発足計画していた九州リーグとは、2007年業務提携目的としたパートナーシップ契約結んでいた。クラブチームだった長崎セインツとはアイランドリーグ練習試合交流試合複数実施した。しかし、予定されていた九州リーグ発足困難になったことから、同年10月24日には長崎セインツ福岡の新球団加えた6球団2008年シーズン開催することが発表され2007年12月1日よりリーグ名称が「四国・九州アイランドリーグ」に変更された。九州2球団はIBLJとは別の運営会社統括し両社業務提携を結ぶ予定報じられていたが、九州側運営会社具体化せず、2008年シーズンリーグ事務局の「九州オフィス」という形で存在していた。2009年1月30日をもって所期目的果たした」ことを理由九州オフィス閉鎖された。 新加入の球団に対しては、戦力均衡を図る必要から2007年11月既存の4チーム選手対象とした分配ドラフトエクスパンション・ドラフト)が実施された。 また、九州への拡張発表合わせて2009年度岡山宮崎2球団を加えた8球団とし、将来西日本16球団リーグ戦を行う構想明らかにされた。このうち岡山については2008年1月地元の企業経営者有志による準備組織チーム岡山球団設立推進委員会」が発足したまた、宮崎についても専門学校運営する川越宏樹が「スポンサー企業が見つかればチーム発足させたい」という意向表明したその後岡山については2008年9月設立推進委員会会合で「2010年加入目指す」と加入時期以前構想より1年後変更された。2008年10月31日リーグ首脳記者会見では、岡山宮崎2010年加入目指し準備中との見解示された。 福岡活動休止発表した2009年10月30日リーグ首脳記者会見では、宮崎福岡と同じ「準加盟球団」に2010年シーズンから参加し2011年からリーグ戦参加目指すとされた。また、岡山熊本が「準備室開設段階球団」に2010年シーズンから参加し2010年以降の準加盟球団入り希望しているとされた。この時点での発表内容下記の通り。 準加盟球団近い将来アイランドリーグ加盟へのステップアップを行う意思があり、その目標向かって積極的に活動を行う状態である場合加盟球団準じてリーグ情報の共有化や、加盟向けて支援を受けることが出来カテゴリー」。 チーム名本拠地福岡球団福岡レッドワーブラーズ該当するとされた) 福岡県 宮崎球団 宮崎県 準備室開設段階球団 2009年10月発表では「2010年から新設」とされた。 チーム名本拠地岡山球団 岡山県 熊本球団 熊本県 鍵山CEO当時)は2010年12月ウェブサイト寄稿した文章で岡山からは来季試合開催してもう一度球団創設への気運高めたいという打診受けていると述べた。これを受ける形で、2011年8月14日香川ソフトバンク3軍の試合岡山県野球場開催されている。 しかし、これ以降具体的な動き途絶え2016年にリーグウェブサイトがリニューアルされてからは「準加盟球団」「準備室開設段階球団自体掲載されなくなった2021年報道では、岡山への球団設置計画は「沙汰止みとなってしまった」と記されている。また後述のように、これらの予定球団のうち3つ所在することになっていた九州には2021年九州アジアリーグ発足し熊本県からは火の国サラマンダーズ参加福岡県には2022年から福岡北九州フェニックス加入予定で、他の県に関してリーグ理事長が「沖縄を含む九州全県」への球団設置将来構想として言及している。 岡山県については、2013年度には2年ぶりに香川主催ゲームが2試合開催され2014年度1試合(2試合予定だったが、1試合雨天中止)が開催されたが、2015年度から2020年度まで開催がなかった。2021年5月15日7年ぶりに公式戦1試合笠岡市かさおか古代の丘スポーツ公園野球場高知主催の対愛媛戦)が開催された。これは笠岡市出身藤井皓哉高知)の「凱旋試合」として実施されたものである一方社会人野球チーム熊本ゴールデンラークスゼネラルマネージャー総監督を務め田中敏弘は、2020年1月日経産業新聞記事において、2021年にゴールデンラークスをプロ化して福岡ソフトバンクホークス3軍を交えた独立リーグ発足させる構想明らかにしたが、リーグ発足間に合わない場合四国アイランドリーグplusへの参戦想定していると記されていた。2020年9月11日熊本の新球団運営会社関係者記者会見をおこなって2021年からの新リーグ参加することを正式に発表しその中でアイランドリーグとの交流戦実施する計画であるとしている。2020年11月4日リーグ運営組織設立経験開かれリーグ名が九州独立プロ野球リーグリーグ戦開始前九州アジアリーグ変更)になるとともに、当リーグとの交流戦向けて調整していると述べたIBLJ社長の馬郡健は、2020年11月インタビュー九州含めた独立リーグ増加について「チーム数が増えて選手分散することで、独立リーグ自体レベル低下などが叫ばれると思う。独立リーグが(他団体より)下に見られることがないよう、野球レベルは常に上げていかなければいけない。」とコメントしたが、九州アジアリーグとの交流戦については明言しなかった。その後発表され日程では、前記通り九州アジアリーグとの試合はすべて「練習試合」の扱いチーム勝敗個人成績には反映しない形となった2022年シーズン九州アジアリーグとの交流戦実施されない見込み報じられている。 三重脱退をめぐる報道の中で、新たにリーグ戦参加するチーム規約1000万円の加盟料・3000万円の参加保証金1000万円の年会費3年目まで)の支払求められることが明らかになっている。 2015年1月台湾社会人野球チームである崇越隼鷹(トプコファルコンズ)が、2016年から3年間の加盟目指していると台湾メディアで報じられた。この構想についてアイランドリーグ側からコメント発表出されていない2015年11月ファルコンズが同じ台湾社会人チームである合作金庫とともに台北市愛媛および徳島親善試合をおこなうことが発表された。この親善試合実施についても、台湾メディアでは崇越グループ会長が「来年日本の独立リーグ参加するための準備である」とコメントしたことが伝えられているが、アイランドリーグ側はコメント表明しておらず、加入予定とされた時期超過している。

※この「九州の独立リーグおよび拡張構想」の解説は、「四国アイランドリーグplus」の解説の一部です。
「九州の独立リーグおよび拡張構想」を含む「四国アイランドリーグplus」の記事については、「四国アイランドリーグplus」の概要を参照ください。

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