リーグ発足
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 00:26 UTC 版)
「オーストラリアン・ベースボールリーグ」の記事における「リーグ発足」の解説
現在のABLは、2010年にオーストラリア野球連盟(ABF)とメジャーリーグ機構(MLB)の出資により本格的なプロ野球リーグとして発足され、国内6都市に球団を置き、この年11月から翌年2月まで、レギュラーシーズン40試合、ポストシーズン12試合という日程でスタートした。当時MLBの下部組織であったリーグの性格も手伝い、北米マイナーリーグの選手も多数派遣され、さらに日本からは読売ジャイアンツ・福岡ソフトバンクホークス・阪神タイガース・埼玉西武ライオンズなどNPB複数球団の選手が派遣された。その後も各国との派遣交流は続いており、日本からもNPBのみならず、リーグ発足前からABFと派遣交流のあった四国・九州アイランドリーグ(現・四国アイランドリーグplus)や、社会人野球の選手らが参加している。 リーグ戦は北半球のシーズンオフに開催されるため、実力のある選手はその後アメリカ、日本、台湾、イタリアなどのプロリーグでプレーするというパターンが多く、中南米のウィンターリーグに近い形であると言える。このため日本やアメリカ、台湾などからも冬季の調整を兼ねて参加する選手がいる。 また、2011年度からプロ野球・「アジアシリーズ」にも参戦しており、2013年にはキャンベラ・キャバルリーがオーストラリアのチームとして初のアジアシリーズチャンピオンに輝いた。
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