レモンズ(コショー族、ペッパー・ファミリー)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 09:39 UTC 版)
「カーズ2」の記事における「レモンズ(コショー族、ペッパー・ファミリー)」の解説
日本版ではレモン(欠陥品という意味がある)ではなくペッパー(字幕ではコショー)とされているが、これは「胡椒」と「故障」を掛けた洒落である。ほとんどが歴史的な欠陥車によって構成されている。 ザンダップ教授 本作のディズニー・ヴィランズ。 兵器デザイナーとして国際手配されている。車体はツェンダップ・ヤヌス。通称「プロフェッサー・ゼット」。 ドイツのバーデン=バーデン出身。 左目に片眼鏡(モノクル)を付け、屋根には錆びて曲がったルーフキャリアを載せており、固めた毛髪を思い起こさせる。 頭脳は実に明晰で、「ワールド・グランプリ」を妨害しようと計画する。あらゆる障害を排除して「計画」をスケジュール通りに進めるためには、どんな事でもしてのける。 電磁パルスを発生させ「アリノール」を爆発させる、テレビカメラの外見をした兵器を作り上げた。 最終的にイギリスでフィンに確保され、メーターに付けられていた声紋式時限爆弾の音声を認証するが、直後にホリーの電気ショックで気絶させられる。その後目覚めた際、シェリフとロンドン市警察に取り押さえられるシーンが細かく見える。 ナンバーはBAD GA 58。 グレム ザンダップ教授の取り巻きの一人。車体はAMC・グレムリン。色はオレンジ。 ウィスコンシン州・ケノーシャ出身。 長年、設計ミスを指摘され「レモン(欠陥車)」とまで呼ばれたことで腹が立ち、国際的な暗黒街に身を投じ、ザンダップ教授の一員となる。 エーサーと共に東京・イタリアでテレビカメラ型の兵器を使い、「ワールド・グランプリ」に出場するレーサーたちを故障させる。 羽田空港ではフィンとメーターを襲撃するが、フィンに横転させられる。 終盤、ロンドンでマックィーンとメーターを襲うも、ホリーのブロックでトラックバーに突っ込み、大型車の集団に袋叩きにされる。 エーサー ザンダップの取り巻きの一人。車体はAMC・ペーサー。色は黄緑。 ウィスコンシン州・ケノーシャ出身。 自分が車世界のつまはじき者だと長らく感じており、ザンダップ教授の一員となった。 苦労してタフガイを装っているが、実務主義のグレムと比べていくらか熱心すぎるきらいがある。 東京では火炎放射器を使いフィンを焼却しようとするも、吹き飛ばされてきた仲間に接触し爆発、自身も吹き飛ばされ看板の箸の部分に挟まる。 羽田空港でフィンとメーターを襲撃するが、フィンにパンクさせられタンクローリーの内部に突っ込む。 終盤、ロンドンでマックィーンとメーターを襲うも、ホリーのブロックでトラックバーに突っ込み、大型車の集団に袋叩きにされる。 J.カービー・グレムリン 「グレムリン・レモンズ(ペッパー・ファミリー)」のボス。車体はAMC・グレムリン。色は紫。デトロイト出身。 ロンドンでマックィーンとメーターを襲うが、部下と共にレッドに水をかけられる。 タブス・ペーサー 「ペーサー・レモンズ(ペッパー・ファミリー)」のボス。車体はAMC・ペーサー。色はベージュ/茶のツートンカラー。 ロンドンでマックィーンとメーターを襲うもラモーンにペンキをかけられ、逃げようとした所を部下ともども軍に捕らえられる。 ウラジミール・トランコフ 「トランコフ・レモンズ(ペッパー・ファミリー)」のボス。ボディはZAZ・ザポロージェツ(ZAZ-968)。色は水色/黄のツートンカラー。 イギリスでマックィーンとメーターを襲うが、シェリフにタイヤ止めを付けられる。 ヴィクトール・ヒューゴ 「ヒューゴ・レモンズ(ペッパー・ファミリー)」のボス。ボディはヴォルガ・ヒューゴHG-1。色は薄黄。 ドライブシャフトが機能しておらず、常時誰かに押してもらうか、けん引されていなければ動けない。人間で言う下半身麻痺で車椅子状態。 ロンドンで他のファミリーがマックィーンとメーターを襲う中、動けない彼はその場に取り残された。 イヴァン ヴィクトール・ヒューゴ直属の部下の一人で、青いレッカー車。ヒゲが特徴。輸送やボディーガードの仕事を担当している。 イタリアではホリーの電流ショックで気絶させられるが、後に意識を取り戻し、メーターに連絡しているホリーを捕らえる。 また、メーターがマックィーンに忠告しようとする際に、マックィーンに聞かされないようにレッカー車である彼が邪魔をし、マックィーンに挨拶する。 ロンドンでマックィーンとメーターを襲うが、メーターの空手に倒される。 《その他のペーサー》 フレッド・ペーサー ザンダップ教授の取り巻きの一人。車体はAMC・ペーサー。色は黄。 東京でフィンを襲うも返り討ちに遭い、立体駐車場のエレベーターの下敷きにされる。 ペティ・ペーサー 車体はAMC・ペーサー。色は青。火炎放射器を付けてフィンを追いつめた。東京では、フィンに消火器で視界をさえぎられパトカーにぶつかる。 ジェローム・ランペード 車体はAMC・ペーサー。色は赤。火炎放射器を付けてフィンを追いつめた。 《その他のグレムリン》 タイラー・グレムリン ザンダップ教授の取り巻きの一人。車体はAMC・グレムリンで色は赤。 東京でメーターを見つけるも、「一輪の花屋」前の自動販売機を倒したと勘違いされ、責めたてられる。 ドン・グレムリン 車体はAMC・グレムリンで色は紫。 トウガ・グレムリン 車体はAMC・グレムリンで色は赤茶色。火炎放射器を付けてフィンを追いつめた。 ステファン・グランスキー 車体はAMC・グレムリンで色は緑。火炎放射器を付けてフィンを追いつめた。 《その他のトランコフ》 ペトロフ・トランコフ ザンダップ教授の取り巻きの一人。色は薄い黄緑。ロシアのバルチック海沿いの村で育った。 トルガ・トランコフ ウラジミール・トランコフの部下の1人。色は黒。 《その他のヒューゴ》 アレクサンドル・ヒューゴ ヴィクトール・ヒューゴ直属の部下の一人。色は黒。ロンドンでマックィーンとメーターを襲うが、メーターの空手に倒される。 メーターのコンピュータでは、別名に「Chop Shop Alex」(メーターからは「盗品販売のアレックス」と読まれた)、「Alexander The "Not So" Great」、「Alex Hu"Don't"Go」と表示された。 《その他》 トニー・トライフル ザンダップ教授の取り巻きの一人。重装備の軍艦。油田に向かうクラビーを追い払った。米海軍の「インディペンデンス級沿海域戦闘艦」がモデル。 ロンドンでザンダップ教授を救うため強力な電磁石を使用するも、フィンのマグネット爆弾を誤って張りつけてしまいそのまま爆死してしまった。 彼と同型の軍艦がもう一隻いる。 カール・ハウルツェモフ ポルト・コルサに登場。車体はボルボ・FH/FM。ヒューゴ・ファミリーのトラック。ヴィクトールを輸送してきた。 マグシー・リフトサム 大型のフォークリフト。冒頭でザンダップ教授にテレビカメラ型の電磁パルスを渡す。 ビッグボス レモンズ(ペッパー・ファミリー)の黒幕。姿はボンネットを開けたエンジンのみとされている。 今回の「ワールド・グランプリ」の妨害によってバイオ燃料の信用性を落とし、ガソリンの売上を上げる陰謀を企む。 正体は#その他を参照。
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