ヤールンサクサ
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ヤールンサクサ[1](ヤルンサクサ、イアールンサクサ[2]、イェルンサクサ[3]とも。古ノルド語: Járnsaxa)は、北欧神話に登場する巨人の女性の名である。 その名前は「鋼鉄の短剣」(英語: iron sax[4])を意味する。
注釈
- ^ 『ヒュンドラの歌』および『北欧のロマン ゲルマン神話』(ドナルド・A・マッケンジー著、東浦義雄、竹村恵都子訳、大修館書店、1997年、ISBN 978-4-469-24419-9)160頁に挙げられているのは次の9人である。アンゲイヤ、エイルギャヴァ、ヤールンサクサ、イムズ、エイストラ、アトラ、ウールヴルーン、ギャールプ、グレイプ。なお、この9人がヘイムダルの母であると特定したのが著者なのか、同書8頁に執筆にあたって参考にしたとある『Teutonic Mythology』(スウェーデンの民間伝承学者ヴィクトル・リュードベリ (en:Viktor Rydberg)の著書。題名和訳は『ゲルマン神話』)にそのような記述があったのか、はっきりしない。
- ^ 『「詩語法」訳注』34頁に挙げられているのは次の9人である。ヒミングレーヴァ、ドゥーヴァ、ブローズグハッダ、ヘヴリング、ウズ、フレン、ビュルギャ、バーラ、コールガ。
出典
- 1 ヤールンサクサとは
- 2 ヤールンサクサの概要
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