ヤルンサクサとは? わかりやすく解説

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ヤルンサクサ【Jarnsaxa】

読み方:やるんさくさ

土星の第50衛星2006年発見。名の由来北欧神話女巨人。非球形平均直径は約6キロヤールンサクサ


ヤールンサクサ

(ヤルンサクサ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 05:35 UTC 版)

ヤールンサクサ[1]ヤルンサクサイアールンサクサ[2]イェルンサクサ[3]とも。古ノルド語: Járnsaxa)は、北欧神話に登場する巨人の女性の名である。 その名前は「鋼鉄の短剣」(英語: iron sax[4])を意味する。


注釈

  1. ^ 『ヒュンドラの歌』および『北欧のロマン ゲルマン神話』(ドナルド・A・マッケンジー著、東浦義雄、竹村恵都子訳、大修館書店、1997年、ISBN 978-4-469-24419-9)160頁に挙げられているのは次の9人である。アンゲイヤ、エイルギャヴァ、ヤールンサクサ、イムズ、エイストラ、アトラ、ウールヴルーン、ギャールプ、グレイプ。なお、この9人がヘイムダルの母であると特定したのが著者なのか、同書8頁に執筆にあたって参考にしたとある『Teutonic Mythology』(スウェーデンの民間伝承学者ヴィクトル・リュードベリ (en:Viktor Rydberg)の著書。題名和訳は『ゲルマン神話』)にそのような記述があったのか、はっきりしない。
  2. ^ 『「詩語法」訳注』34頁に挙げられているのは次の9人である。ヒミングレーヴァ、ドゥーヴァ、ブローズグハッダ、ヘヴリング、ウズ、フレン、ビュルギャ、バーラ、コールガ。

出典

  1. ^ 『オージンのいる風景 オージン教とエッダ』(ヘルマン・パウルソン(en)著、菅原邦城他訳、東海大学出版会、1995年、ISBN 978-4-486-01318-1)で確認した表記。
  2. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』210頁で確認した表記。
  3. ^ 『北欧神話と伝説』(ヴィルヘルム・グレンベック著、山室静訳、新潮社、1971年、ISBN 978-4-10-502501-4)で確認した表記。
  4. ^ Orchard (1997:97).
  5. ^ 『「詩語法」訳注』27頁。
  6. ^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』210頁。
  7. ^ 『「詩語法」訳注』24頁。
  8. ^ 『「詩語法」訳注』34頁。


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