マホロバ一派
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/26 00:55 UTC 版)
マホロバ 最凶最悪の闘神士。モンジュの師匠でもあった人物。老人だが逆式を使用しているため、若返っている。組織機能を失っていた天流を再度組織化させ各地の妖怪の討伐等をより組織的に可能にした人物。この世の陰である悪を滅し、陽である善だけを残した「白き世界」を実現しようと目論むもランゲツにその肉体を乗っ取られる。白虎のランゲツ(びゃっこのランゲツ) マホロバが使役する最凶最悪の式神。信頼を司る陰の白虎族。種族名とは裏腹に、体色は黒。逆式に使われたが、力に囚われ逆に体を乗っ取った。その結果、印と契約から解放され完璧な力を手に入れ術者がいなくても技を行使する。自分が究極の力を得るために多くの人間の命が犠牲になることも厭わない。コゲンタが「信頼」に拘りランゲツを否定するのは下らない感情に囚われているからだという。信頼を司る白虎族でありながら、「そんな下らんものはとうの昔に捨てさった!」と言い放つ。究極の力を求め太極神の力を手に入れて世界を滅亡させかけるが、ヤクモとコゲンタに倒される。 消雪のマガホシ(しょうせつのマガホシ) 消雪族の式神。コタロウに倒される。 赤銅のミソヒト(あかがねのミソヒト) 赤銅族の式神。オニシバに倒される。 柊のトウベエ(ひいらぎのトウベエ) 柊族の式神。オニシバに倒される。公式サイトなどでは名前は「トウベイ」となっている。 金行王 カゲロウ(きんぎょうおう カゲロウ) 忍姿をした四転王の一人。黒鉄のフジを使役する。ヤクモをおびき寄せるためにモモタの村を襲撃した。ヤクモを侮っていたが敗北。逃走後、敗北を許さなかったマホロバに取り込まれる。服部半蔵をイメージしたキャラクター。黒鉄のフジ(くろがねのフジ) カゲロウが使役する黒鉄族の式神。コゲンタとフサノシンにより倒される。 水行王 ナギ(すいぎょうおう ナギ) 水行を極めし四転王の一人。ひょうひょうとした態度で行動する。本来は土行の者だが、モンジュを超えることができなず水行へと宗旨変えした。護身用に二丁の銃を使用。コンゴウとの闘いで瀕死の重傷を負ったコゲンタを治療。ヤクモに真相を話して共闘するが、マホロバの攻撃からヤクモを庇い負傷。戦いの途中で力尽き絶命する。坂本龍馬をイメージしたキャラクター。凝寂のエビヒコ(ぎょうじゃくのエビヒコ) 海老の姿をした式神。 秋水のエレキテル(しゅうすいのエレキテル) デンキウナギの姿をした式神。 霜花のオニシバ(そうかのオニシバ) 本来ナギが使役する柴犬の姿をした式神。進路を司る。ナギのことを「親分」、コゲンタのことを「兄さん」と呼ぶ。口癖は「粋っすね」。 火行王 シラヌイ(かぎょうおう シラヌイ) 四転王の一人。粗暴な性格で好戦的なお馬鹿。盗んだバイクを乗り回す。二つの闘神機で二体の式神を同時に操ることができる。また、闘神機を合わせさらに強力な式神を降神させるもラクサイにより「名落宮」へ封印される。宮本武蔵をイメージしたキャラクター。大火のムミョウ(おおびのムミョウ) 蝙蝠の姿をした式神。盲目。 癒火のツルヤッコ(いやしびのツルヤッコ) 鶴の姿をした式神。 雷火のジョニザ(いかずちのジョニザ) 楽天家なハクトウワシの姿をした式神。お馬鹿。シラヌイとは似たもの同士。「陰陽手槍 暴狼丸」を振るう。二つの技を同時に出すなど実力はかなりのもの。「零神操機」の力で進化したコゲンタに倒される。 木行王 ウンリュウ(もくぎょうおう ウンリュウ) 四転王の一人で五行王筆頭。モヒカンのような特徴的な髪型をしている。様々な計略を張ってヤクモを倒そうとする。北条姉妹の父親を殺害した真犯人。マホロバ信奉者で、その命を自ら奉げた。武蔵坊弁慶をイメージしたキャラクター。榎のコンゴウ(えのきのコンゴウ) ゴリラの姿をした式神。コゲンタのことを「アカツキ」と呼ぶ。 凝寂のカニエモン(ぎょうじゃくのカニエモン) 蟹の姿をした式神。 青錫のツクモ(あおがねのツクモ) 螻蛄の姿をした式神。 ランマル マホロバの部下。ノブナガを利用しようとするが、逆に切り殺される。雷火のタカマル(いかずちのタカマル) 鷹の姿をした式神。神速を誇り、「陰陽手槍 稲妻王」を振るう。コゲンタの「連撃怒涛斬魂剣」の前に敗れ去る。 北条 ナナ(ほうじょう ナナ) ヤクモの学校に転校してきた少女。父親をモンジュに殺されたと思い込んでおり、復讐のためにヤクモに近づく。姉と共にヤクモを殺そうとしたが犠牲になろうとするネネを救おうとして術に巻き込まれそうになったところをヤクモに救われ、その後は迷いを抱くようになり、最終的には本当の仇と真相を知り、ヤクモと和解して協力を約束する。豊穣のネネ(ほうじょうのネネ) コゲンタが「アカツキ」の頃からの知り合いで腐れ縁。ルリとは姉妹。コゲンタに抱くなど親しげである。契約しているナナがヤクモを敵視していたため、コゲンタとも敵対することになったが、戦うのはあまり気が進まない。後に楓のダイカクの襲撃から契約者を守るためにコゲンタと共闘。過去にも一緒に戦った経験がある。目と耳で遠方の敵の居場所を察知する特殊能力がある。「ニャハ」が口癖。コンゴウに倒されるが、マリと契約し大極神の暴走を止めるため奔走する。 北条 マリ(ほうじょう マリ) ナナの姉。本来は優しい女性だったが、父親をモンジュに殺されたと思い込み復讐を誓う。ウンリュウを妄信し、妹やネネを犠牲にすることも厭わない。しかし、後に彼こそが仇で利用されていたに過ぎなかったという真実を聞き、自分たちのしたことが全くの無意味だったと知り落胆。その後ヤクモに謝罪して和解、後に大極神の暴走を制止するためネネと奔走する。豊穣のルリ(ほうじょうのルリ) コゲンタが「アカツキ」の頃からの知り合いでネネとは姉妹。コンゴウに倒されるもナナと契約を結んで太極神の暴走を止めるために奔走。 クチキ ウンリュウの部下。データを駆使するバトルスタイルだったが、データを盲信し過ぎたために逆にヤクモたちに追い詰められる。マホロバに取り込まれてしまった闘神士の1人。楓のダイカク(かえでのダイカク) 「鹿」の姿をした式神。コゲンタを追い詰めるもクチキの失態により敗北する。 マシラ ウンリュウの部下。かなり凶暴な性格で、ヤクモにも攻撃を仕掛けてきた。榎のサネマロ(えのきのサネマロ) 「猿」の姿をした式神。コゲンタの短気さをからかう。雅な闘いを好む。 ワクラバ ウンリュウの部下。水行王ナギに倒される。榎のオトチカ(えのきのオトチカ) 「小猿」の姿をした式神。 ムネモリ ウシワカを抹殺するために送り込まれたマホロバの部下。闘神符を妖怪化する術に長けている。朱雀のバラワカ(すざくのバラワカ) 朱雀の姿をした式神。
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