プティア
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/09 13:39 UTC 版)
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この項目では、古代ギリシャの土地について説明しています。バングラデシュの郡については「プティア郡」を、小惑星については「フティア (小惑星)」をご覧ください。 |

プティア[1](フティア[2]、プティーア[3]、プティーアー[4]、古代ギリシア語: Φθία / Phthía)は、古代ギリシアのテッサリアの最南部の地名。プティエ(プティーエー[4]、イオニア方言: Φθίη / Phthíē)、プティオーティス(Φθιῶτις / Phthiôtis)とも呼ばれる。
マリア湾とパガサイ湾とにはさまれ、オトリュス山の麓に位置する。
ミュルミドーン人の故地とされ、『イーリアス』の主人公でトロイア戦争の英雄アキレウスの故郷でもある。
神話
ギリシア神話では、アイアコス(ゼウスとアイギーナの子)によって建設された。アイアコスの子がプティア王ペーレウスであり、ペーレウスとテティスの子がアキレウスである。ミュルミドーン人はアイアコスの祈りによって生まれた氏族とされ、アキレウスに率いられてトロイア戦争で活躍した。
別の神話では、デウカリオーン(プロメーテウスとプロノイエの子)がプティア王であったと記述がある。
脚注
- ^ 小川正広、小学館、日本大百科全書(ニッポニカ)『アキレウス』 - コトバンク
- ^ 水谷智洋、平凡社、改訂新版 世界大百科事典『アキレウス』 - コトバンク
- ^ 高津春繁『ギリシア・ローマ神話辞典』岩波書店、1960年。ISBN 9784000800136。 13頁。
- ^ a b 松原國師『西洋古典学事典』京都大学学術出版会、2010年。 ISBN 9784876989256。 1030頁。
関連項目
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