ティンガーラ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 05:18 UTC 版)
「白い砂のアクアトープ」の記事における「ティンガーラ」の解説
星野 晃(ほしの あきら) 声 - てらそままさき 「アクアリウム・ティンガーラ」の館長。ハワイ帰りのハーフで、陽気な性格。「がまがま水族館」のおじいとは旧知の仲で、その縁からがまがまの生き物達を引き取り、くくるもスタッフとして勧誘する。入社後のくくるに対しては新しいことにトライして欲しいと営業部へ配属した。元がまがま職員の働きぶりもきちんと見ており、くくるもおじいのような大きなアクアリストに育って欲しいと期待している。後に大型プロジェクトの「USTD」の構想を全職員に公表。ハワイの水族館で2年間研修するファーストクルー2名の募集を行う。 諏訪 哲司(すわ てつじ) 声 - 日野聡 「アクアリウム・ティンガーラ」の副館長。所属は営業部。強気な性格で、仕事に対しても厳格。「世界一の水族館を目指している」と公言し、くくるの指導を行う。新人のくくるを「雑魚以下」とこきおろし、「プランクトン」のあだ名で呼ぶ。あくまで営業という立場から集客を第一に考えており、飼育部への対応は悪い。後に櫂の休職で飼育部に欠員が出た際、その補充要員にくくるを推挙する。以前は銀行員であり、経営破綻した水族館を担当し、飼育されていた生き物の末路を見た経験から自責の念を感じ、そのような思いをしないためにティンガーラへと転職した過去を持つ。2年後はくくるのプランクトン呼びが「ネクトン」へと変化した。 雅藍洞 凡人(がらんどう ぼんど) 声 - 阪口周平 「アクアリウム・ティンガーラ」の飼育部長。知夢におじいの「伝説の飼育員」のエピソードを教えた人物。気性は温和だが、くくるへ知夢が子持ちだという個人情報をうっかり話してしまうなど、どこか抜けている所がある。考え方の違いから、諏訪とはあまり話が合わない。2年後は仕事に精を出すくくるを未来の館長候補かもしれないと評した。 南風原 知夢(はえばる ちゆ) 声 - 石川由依 「アクアリウム・ティンガーラ」の飼育員。研修のため「がまがま水族館」に派遣された。人当たりもよく、海の生き物の知識も豊富だが、求職者の人数に対し飼育員の募集が少ないという状況下で苦労して現在の職を手に入れた経験から現実的であり、理想を追い求めるくくると対立。指導係をおじいにして貰うも、その仕事風景から得る物は無いと見切りを付け、上司に依頼して研修先を変更し、2日で現場を去る。 第2クールではケープペンギンチームのチーフを務めており、元がまがま組(おじいの紹介で就職した社員達)には内心良い感情を持っていない。実は子持ちのシングルマザーであり、飼育部長など一部の人間以外にはそれを秘密にしていた。高校卒業後に結婚・出産するも、当時就職した水族館では子育て出勤の理解を得られず解雇され、結婚生活もうまくいかず離婚。その後は息子の雫を連れて沖縄の実家に帰郷し、その際にティンガーラの求職情報を知って今の居場所を得た。 そのため、過去の実体験から子持ちという事情を同僚にも明かさずにいたが、それを知ったくくるや風花、マリナ達から労られ、多少なりともくくるとの関係も改善する。 島袋 薫(しまぶくろ かおる) 声 - 小松未可子 「アクアリウム・ティンガーラ」の飼育員。担当は魚類。性格は真面目で、一人称は「僕」。宮古島の出身。知夢からの愚痴を聞くなど、彼女とは仲が良い。元がまがま組の轟介達の言動に呆れることもある。水族館で働きたいと思った原点は、子供の頃に浦島太郎の話が大好きであったため。飼育部としての立場から、受け入れられない営業部の案件にはきちんと反論し、ウミウシの展示の際はくくるとの論争を行うも、最後は生き物のことを考えるのは好きだからと歩み寄り、くくるに協力した。後にプロジェクト「USTD」の海外研修に手を上げ、その座を射止める。2年後は研修を終え、風花と共に帰国した。 真栄田 朱里(まえだ あかり) 声 - 安野希世乃 「アクアリウム・ティンガーラ」の事務員。大学生であり、ティンガーラではアルバイトとして働く。他人のほっぺたに興味があり、くくるのはぷにぷに、風花のはすべすべだと好んでいる。性格はドライであり、バイト先にティンガーラを選んだのは通いやすいからで、元々水族館に興味はなく、特に好きなこともやりたい仕事もないと自覚している。しかし、くくるや他の職員達の働きぶりを見たり、皆と交流を深める内に考え方が変化をしていく。2年後は正式にティンガーラに就職し、営業部の企画広報担当となる。 米倉 マリナ(よねくら マリナ) 声 - 東山奈央 「アクアリウム・ティンガーラ」の飼育員。担当はペンギン。誰とでも気さくに接する性格。ベネズエラにルーツを持ち、スペイン語も話せる。日本語は難しかったが、海の生き物は言葉が分からなくても通じ合えると飼育員を目指した。がまがま水族館にも過去に行ったことがあり、その雰囲気を気に入っていた。コスプレイベント開催時の会議では、自分の提案を述べて企画内容をより良い方向へと導いた。2年後はカワウソ担当のチーフとなる。 比嘉 瑛士(ひが えいじ) 声 - 永野由祐 「アクアリウム・ティンガーラ」の新人飼育員。担当は魚類。大学院の卒業後にティンガーラへ入社した。人間よりも魚の方が好きだと述べ、職場の人間関係の悪さを察する。会話の際に魚の例え話を挟むのが癖。同期の櫂とは友人関係を築いた上で、彼のくくるへの恋心も見抜き、背中を押している。親睦会においてはたこやきを使ったゲームを開催した。後にプロジェクト「USTD」の海外研修を希望した際は、審査員達にゴンズイの料理を振る舞うも、落選となった。
※この「ティンガーラ」の解説は、「白い砂のアクアトープ」の解説の一部です。
「ティンガーラ」を含む「白い砂のアクアトープ」の記事については、「白い砂のアクアトープ」の概要を参照ください。
- ティンガーラのページへのリンク