ティンカー・ベルとの初めての出逢い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/08 14:06 UTC 版)
「ピーター・パン (キャラクター)」の記事における「ティンカー・ベルとの初めての出逢い」の解説
回想シーンの中で、ピーター・パンと妖精ティンカー・ベルとの初めての対面のシーンが描写されており、初めて逢ったとき、ピーターがまだ生後7日目の赤ん坊であったことが明かされている。 内容は、ロンドンの郊外近くの丘で生後7日目の赤ちゃんの「ピーター・バニング」(Baby "Peter Banning")と熊のぬいぐるみ「タディ」(Teddy bear "Taddei")が寝かされている乳母車が、母親が知人の女性と会話している最中に強風で乳母車ごと坂道を転がり落ちてしまい行方不明となる。乳母車は森林の奥の広場の円形の石畳にぶつかり、その衝撃で外に放り出され石畳の上に叩きつけられて転がってしまう。夜になり、雨が降っても母親さえ探しに来ることが無ければ、近辺の住人誰一人も来ることもなく、生後7日目の赤ちゃんは石畳の上の真ん中で叩きつけられたうえに転がされた激しい痛みと誰もいない寂しさに両手両足をバタバタしながら大声で涙を流しながら泣き続けていた。その時に妖精ティンカー・ベルと初めて顔合わせとなり、妖精の粉を掛けてもらった後に赤ん坊は、熊のぬいぐるみ「タディ」の右手を握りしめながら一緒に妖精の左手を握り、『ネバーランド』へと旅立っていくという設定となっている。 ただし、妖精ティンカー・ベルが、熊のぬいぐるみ「タディ」を持ったままの生後7日目の赤ちゃん「ピーター・バニング」を連れて『ネバーランド』へと旅立っていくというイラストが描かれたこともなければ、初めて『ネバーランド』に来た時とその後の出来事や成長の記録までは、アニメ、映画、書籍などのメディアでは、オリジナルでも一度もまだ描写されていない。この時期は、本名「ピーター・バニング」であり、『ピーター・パン』に名を改めるのはもっと先の事である。
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