ダッタン蕎麦
だったん‐そば【×韃×靼蕎=麦】
ダッタンソバ
ダッタンソバ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/02 23:52 UTC 版)
ダッタンソバ(韃靼蕎麦、学名:Fagopyrum tataricum)は、タデ科ソバ属の一年草。製粉・製麺して、蕎麦のように食用とされる。独特な強い苦みがあるため苦蕎麦(にがそば)とも呼ばれる[1]。「ダッタン」は漢字で「韃靼」と書き、モンゴルに住む遊牧民族の古い呼び名のひとつであるタタール人のことである。ダッタンソバの食品名は、彼らが好んだことにちなんで名づけられたとされる[2]。
- ^ デジタル大辞泉(だったんそば) 小学館 2013年10月4日閲覧
- ^ a b c 「消費者の部屋通信 平成21年9月発行 ダッタンソバ(韃靼蕎麦)」 農林水産省 2013年10月8日閲覧 (PDF)
- ^ 山根京子、シャクチリソバ野生集団における倍数体成立と遺伝的分化の分子マーカーによる解明 京都大学 博士論文 農博第1313号, NAID 500000234447 , hdl:2433/148969
- ^ a b 「ダッタンそば粉も、少量パッケージでの供給が… 続・血液サラサラ韃靼蕎麦の謎(2003年8月2日)」 All About グルメ 2013年10月4日閲覧
- ^ 【おらがぐるめ】韃靼そば/岩手軽米 癖になる味/豊富なルチン 苦味が魅力『産経新聞』朝刊2018年6月29日(2018年9月11日閲覧)。
- ^ a b c 「だったんそばの農産物検査規格の設定について 平成24年2月」 農林水産省 2013年10月4日閲覧
- ^ 『そば関係資料』((社)日本蕎麦協会編、2010年3月)
- ^ ダッタンソバ、北海道ブルーリスト2010、2013年3月3日閲覧
- ^ 安田 俊隆、正木 和好、柏木 隆史、「ダッタンそば種子に含まれるルチン分解酵素について」、『日本食品工業学会誌』 Vol. 39 (1992) No. 11 P 994-1000
- ^ 品種紹介パンフレット ダッタンソバ「北海T8号」2008年9月1日 北海道農業研究センター 2013年10月8日閲覧
- ^ a b 「新品種 ダッタンソバ『満天きらり』北海道農研センターが育成(2013-8-16)」 全国農業新聞 2013年10月8日閲覧
- ^ 『不老長寿のダッタン蕎麦』 (小学館) 片山虎之介の仕事- そばログ
- ^ 掲載メディア情報 (株)イナサワ商店
- ^ だったんそばの開発輸入 太洋物産株式会社
- ^ (一例)常陸太田「ソバ(蕎麦)の話」(金丸弘美氏参考資料)4/5 内閣府 第2期・第2回食育推進評価専門委員会
- ^ (一例)おそばの栄養価 「蕎麦文化を知る」芝大門 更科布屋
- ^ 厚生労働省の「健康食品」の素材データベースでは水溶性と記述されているが、これは健康食品に科学的に合成された食品添加物としてα-グリコシル-ルチン(1989年に株式会社 林原により特許出願)が前提となっていると思われる。
- 1 ダッタンソバとは
- 2 ダッタンソバの概要
- 3 品種
- 4 関連項目
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