かえしとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 製品 > 食べ物 > 料理 > 蕎麦 > かえしの意味・解説 

かえし〔かへし〕【返し/反し】

読み方:かえし

表裏逆にするなど、向き変えること。ひっくりかえすこと。「手首の—が悪い」

返礼。「お祝いの—をする」「病気見舞いのお—」

返報しかえし。「このお—は必ずさせてもらう」

返事返答かえりごと。「手紙の—」

釣り銭。おつり。「200円のお—」

釣り針先につけてある内向き突起かかったやえさが落ちないためにある。かえり。かかり。あご。

しょうゆ砂糖やみりんを加え寝かせたもの。しょうゆ加熱して作るものを本かえし加熱せずに作るものを生がえしという。だし汁割って蕎麦(そば)つゆにする。

波・地震大風などが一度やんで再び起こること。風の場合反対方向に吹くことをもいう。ぶりかえし。「地震の—がくる」

謡曲で、道行き待ち謡(うたい)など挙げ歌初め終わり部分二度繰り返して謡うこと。また、各種歌謡で、同じ文句二度繰り返して歌うこと。

10 《「反」を訓読して》漢字字音を示す反切(はんせつ)法のこと。

11返し歌」の略。

12返し幕」の略。

返しの画像
返し(6)

孵し、帰し、反し、返し、還し

日本語活用形辞書はプログラムで機械的に活用形や説明を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

かえし(かえし)

スープタレ。店によっては量を自分好み調節できる店もある。
※「ラーメン用語辞典」の内容は、2013年時点の情報となっております。

かえし

大阪弁 訳語 解説
かえし 砂糖醤油 薄口醤油少量砂糖加えて炊いたもの。削り節から取っただしに加えて、うどんなどのだし(汁)になる。


読み方:かえし

  1. 演劇の際、一幕中に暫時幕を閉ぢ、其間鳴物にてつなぎ、又直ち幕を開けて演ずる技。

分類 東京芸能

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

かえし

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/19 21:10 UTC 版)

かえしとは「煮かえし」の略された物で、蕎麦汁(そばつゆ)に使われる調味料。基本的には、醤油に味醂を加え、煮かえしてアルコール成分を飛ばしたものとする説もある。このかえしを出汁で割って蕎麦汁が作られる。 また、ラーメンにおいてもスープで割る前のタレを、かえしと呼ぶことがある。

蕎麦のかえし

醤油砂糖味醂(場合によっては日本酒など)を加え、しばらく寝かせることによって作られる。寝かせるのは、醤油の角を取り味を熟成させるためである。基本的に材料は一緒であるが、作り方によって3種類に分けられる。店毎に作られ、出汁以上に店の味を決定付ける物であることから、店の秘伝とされることも多い。なお、つけ蕎麦用にかえしを濃く出汁で割った汁を辛汁(からつゆ)、温かい蕎麦用に薄めに出汁で割った汁を甘汁(あまつゆ)という。辛汁と甘汁で出汁を変える場合もある。蕎麦・ラーメン共に有名な山形県には蕎麦のかえしをラーメンのスープ(主に鶏系)で仕上げたラーメンの「鶏中華」がある。

  • 標準的な配合比率は以下の通り[1]
醤油 :18L (1斗)
味醂 :1.8L (1升)
砂糖 :3.75kg (1貫)

本かえし

加熱した醤油に砂糖、味醂を加える[2]

生かえし

砂糖、味醂を加熱して水飴状にして、非加熱の醤油に混ぜ合わせる。

半生かえし

少量の醤油を加熱して砂糖、味醂を加えた物を非加熱の醤油に混ぜ合わせる。

御膳がえし

かえしにさらに味醂を加え寝かせた物を御膳(前)がえし(ごぜんがえし)、または上がえしといい、ざる蕎麦用のざる汁に使われる。上がえしとも言われるように、通常のかえしよりも濃厚な上級品である。しかし、現在ではもり蕎麦とざる蕎麦の違いは海苔だけの店が多く、御膳がえしを利用したざる汁を出す店は非常に稀である。

ラーメンのかえし

元々は醤油ダレの事であり、チャーシュー(煮豚)の煮汁を煮詰めた物を使う店がほとんどであった。現在は専用に作る店が多く、作り方も店によって大きく異なるが、基本的には出汁の出る物と一緒に煮詰めて作る。ラーメンの味覚のバリエーションが増えた事に伴い、味噌ダレ、塩ダレなども含めタレの総称としても使われる。

関連項目

脚注

  1. ^ ヒゲタ醤油 そばつゆの作り方”. ヒゲタしょうゆ (2017年). 2017年3月7日閲覧。
  2. ^ きょうの料理レシピ 万能そばつゆ(本返し)”. nhk.com (2022年). 2022年2月16日閲覧。

外部リンク


かえし(モドリ、カカリ、イケ、バーブ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 06:58 UTC 版)

釣り針」の記事における「かえし(モドリカカリイケバーブ)」の解説

先端にはかえしと呼ばれる針先向いている方向と逆の方向とがった部分があり、えさが外れたり針がの口から外れるのを防ぐ役割がある。ただし釣り針皮膚に刺さるとやっかいである。引き抜こうとすると、大きなになってしまう。その場合、逆に先端皮膚から突き出るように差し入れ先端部を切り捨ててから抜くとよい。なお、かえしのない針先スレといい、そのような針をスレ針という。

※この「かえし(モドリ、カカリ、イケ、バーブ)」の解説は、「釣り針」の解説の一部です。
「かえし(モドリ、カカリ、イケ、バーブ)」を含む「釣り針」の記事については、「釣り針」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「かえし」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「かえし」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「かえし」の関連用語


2
カエス デジタル大辞泉
100% |||||

3
掌を反す デジタル大辞泉
100% |||||

4
カエサレア デジタル大辞泉
100% |||||





9
100% |||||

10
100% |||||

かえしのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



かえしのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ぐるなびぐるなび
Copyright(C)1996-2025 GOURMET NAVIGATOR INC. All rights reserved.
ぐるなびラーメン用語辞典
全国大阪弁普及協会全国大阪弁普及協会
Copyright (C) 2000-2025 全国大阪弁普及協会 All Rights Reserved.
皓星社皓星社
Copyright (C) 2025 株式会社皓星社 All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのかえし (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの釣り針 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS