ソルバニア関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 09:42 UTC 版)
「召喚教師リアルバウトハイスクール」の記事における「ソルバニア関係者」の解説
ベルンハルト・ジーモン・アル・ハザード 魔王。魔法の発明者にして宇宙に存在するあらゆる神々の天敵。 遠い未来、宇宙に進出し始めた人類が環境に適応するための「超人」として作り上げた13星座の兄弟の一人である「蛇遣い座の男」。ベルンハルトはイクサー教団というカルト教団の教祖であり、魔法によって新たな宇宙を創造する計画を立てていた。その計画によって他ならぬソルバニア・コロニーが生み出された。だがその矢先、宇宙怪獣軍団「貪るもの(グラタノス)」に襲撃されたため、計画を前倒ししてソルバニアを虚数空間へと退避させ、ベルンハルトは眠りについた。だが長い時を過ごすうちに三次元への復帰を求める者が現れ始め、その望みを叶えようとした「神官」によって地球に召喚される。 地球に召喚された魔王は美雪を取り戻そうとする慶一郎と対決し、その圧倒的な力で慶一郎を追いつめるが、慶一郎が覚醒者の力を発動させたことで敗北。しかし魔法であっさりと復活し、自分を倒した褒美として大門高校にいた全員をソルバニアへ送る。ソルバニアへ送られた者たちは記憶を失い、それぞれが理想とする世界で過ごしていたが、右京の介入によって大作が正気を取り戻し、元の世界へ帰還するための行動を始める。一方魔王は東方流玄が現れたことによってそちらへの対処に追われ、ソルバニアへの干渉ができなくなってしまう。そして東方流玄の時間稼ぎが功を奏し、慶一郎は美雪の説得に成功、地球に帰還した。さらに魔王は地球にソルバニアを帰還させようとするが、その帰還の時は15万年後であったため、「それなら別にいいんじゃない」と魔王との戦いは終結した。 去り際にサオダケを使って「余計な真似」して去って行き、15万年後の未来では「魔王」の座から失脚、能力の7割を奪われていた。 レイハ ソルバニアの巫女(鬼神召喚士)。ソルバニアの住人で唯一地球人と同様の外見を持ち、かつ日本語も扱える。 慶一郎を現実世界からソルバニアへ召喚する形で彼の命を救い、その対価として以後は彼を「イェネンの鬼神」として使役している。基本的に感情を表情に出さない、必要な事しか口にしない寡黙な性格。慶一郎は本来魔法で召喚された際に事情を魔法で伝達される筈だったのが、何かの手違いで伝わっておらず、まったく何も知らされていない状態で彼女に使役されていた。しかし慶一郎の方もソルバニアの社会情勢に関わるつもりもなかったため、何も知らないことをまったく問題としていなかった。後に「詳しい事情を教えてくれ」と言った慶一郎に対し、「巨大ハンマーでぶん殴る」という「魔法」をもって記憶を伝達しようとした。また、慶一郎に預けられた携帯電話も「使いにくい」という理由で同じく巨大ハンマーで叩き潰し、ソルバニアの技術にあわせて改造している。 彼女はソルバニアの管理者である十二神官を上回る権限を「魔王」から与えられた十三番目の管理者「イクサノミコ」であり、ソルバニアのシステムの脅威となる問題が生じた際に起動するセキュリティ・プログラムである。現在はサーガイアの「神官」が完全なる宇宙の創造をあきらめ三次元に復帰しようとしているため彼らと敵対関係にある。 神官たちから攻撃を受け、分子レベルに分解されそうになっていたところを慶一郎に助けられ、大門高校にやってくる。 ソルバニアから切り離された彼女のパワーは格段に落ち、ソルバニウムで頭脳を連結した一定数以上の生徒が校内にいないと魔法が行使できない。それでもコンピュータ・ネットに接続し一瞬にして全世界の電脳システムを把握する能力を持つ。一定数に満たない場合はセーフモードで起動させることが可能。生徒たちの願望を反映するようになったためか、以前と比べるとかなり非合理的な魔法と過剰な演出を使うようになる。ただし、本人が無表情かつ無感情なため、「空気が読めない」感が上がっている。 文化祭においてサーガイアの神官に分解されるが、作戦の一環で実は生徒たちの体内にバックアップを遺していたため、生徒たちや封魔獣、魔人のソルバニウム、さらにはアトラゴンのオリハルコンをかき集めて復活した。 試作された黄道十三星座の超人類(ゾディアック・スペリオール・サーティーン) レグルス 遠い未来、宇宙に進出し始めた人類が環境に適応するための「超人」として作り上げた13星座の兄弟の一人である「獅子座の男」。受精卵の状態で保存されていた所を発見され、凍結状態から解凍されたところを別の勢力に襲撃され、極秘裏に持ち出す為一人の女性研究者の胎内に着床されて最初にこの世に現われた超人類である。しかしその能力自体は平凡で「中の中」。だが19歳の時に「不死」の属性を持っている事が判明した。通常時は普通に「老化」するが致死レベルの損傷などを受けると肉体が再生するとともに「20歳前後の年齢まで若返ってしまう」そのため、若返る度に人生をやり直す羽目になるとは本人の弁。「十三星座」の中では凡庸な能力しか持たないが、六車流玄より神威の拳を学び「覚醒者」クラスの力を自分の意志で使う事ができる。数少ない特技として「習った事は大抵なんでも身につける事ができる」がある。ただし、芸術的感性を必要とする物(音楽など)は譜面や定石通りにはある程度使えるがオリジナリティやアドリブはからっきしである。 未来世界では主に「起業家」として生計を立てており「ライオンをモチーフにしたロゴを持つ企業の創業者」は大抵彼らしい、しかし経営センスは高くはなく、経営を退いてから発展する事も多い。 カストル 遠い未来、宇宙に進出し始めた人類が環境に適応するための「超人」として作り上げた13星座の兄弟の一人である「双子座の男」持ち去られていた獅子座の穴を埋めるため、意図的に「一卵性双生児」として生み出された双子の「兄」。自らの不死因子を与える事で他人の肉体を丸ごと再生する能力を持つ医者「銀星神医」を名乗る。 ポルックス 遠い未来、宇宙に進出し始めた人類が環境に適応するための「超人」として作り上げた13星座の兄弟の一人である「双子座の男」持ち去られていた獅子座の穴を埋めるため、意図的に「一卵性双生児」として生み出された双子の「弟」。有機生命体と無機物を融合させる能力を持つエンジニア。「生機融合体(マシンダー)」の発明者で別名「機界神帝(キカイザー)」と呼ばれている。 スピカ / スパイク 遠い未来、宇宙に進出し始めた人類が環境に適応するための「超人」として作り上げた13星座の兄弟の一人である「乙女座」に該当する存在だが、不死身な代わりに若返る度に「性別まで逆転し、過去の記憶も無くなる」という困った人。ミュージシャンであり、自分自身を忘れても歌だけは忘れない。歌のある所、新たな歌を感じられる場所を求めて旅している
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