オープニング・エンディングタイトル遍歴
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「ドリフ大爆笑」の記事における「オープニング・エンディングタイトル遍歴」の解説
代初回放送チアガールの衣装ポンポンの色OP音楽ED音楽備考初代 1977年2月8日 英文で「School Mates」と書かれたTシャツ 両手とも服の色に合わせる赤の人=赤、白の人=白 月月火水木金金 いい湯だな(アレンジ1) EDは第5回までコントの現場で収録していたが、第6回からOP同様ステージセットでの収録に固定され、スクールメイツとは共演せずドリフの5人のみで歌う。「ハービバノンノン」の合いの手は加藤がその場で歌っていた(後の版ではスタジオ収録)。また、第3回からEDは手拍子が入る。 2代目 1978年1月31日 右手=赤、左手=白 隣組(アレンジ1) 『月月火水木金金』から『隣組』の替え歌に変更。OPのみステージセットも一新された(以降、曲アレンジ変更ごとにセットも変更されるようになる)。EDは77年のものを引き続き使用。 3代目 1979年1月30日 両手とも赤 隣組(アレンジ1a) OPは曲のアレンジは2代目と同じだが、新たにイントロが追加。EDは撮り直したが曲は初代と同じ。ステージセットを一新、OP・ED両方で使用。 4代目 1980年2月5日 隣組(アレンジ1b) OPは曲のアレンジは2代目と同じだが、2番と3番の中間部分にエレキギターの音が追加。OP映像は別ヴァージョンが存在する。EDでもチアガールが登場する(曲は同じ)。この年のステージセットには「80」が装飾された。 5代目 1981年1月27日 赤・黄色・青のレオタード 服の色により異なる赤の人=OP/ED 両手ともに赤黄色の人=OP 右手に赤・左手に白、ED 両手に白青の人=OP 両手ともに白 隣組(アレンジ2) いい湯だな(アレンジ2) 曲はOP・EDともにアレンジ変更。OP=1番は赤チームのみだが、3番から黄色チーム、4番から青チームが加わる。ED=最初は赤チームのみ、後半から黄色チームが加わる。(青チーム登場なし)4度目のステージセット変更。 6代目 1983年2月15日 白のレオタード 両手に白 隣組(アレンジ3) いい湯だな(アレンジ2a) 一番長く使われたバージョン。曲はOP・EDともにアレンジ変更。EDは、手拍子が無くなる。5度目のステージセット変更。 7代目 2003年12月23日 黄色のTシャツ・白のミニスカート 両手に黄緑 現段階での最新版で、かつドリフ5人全員が揃った最後の収録、曲のアレンジは6代目と同じだが、新録版はステージセットが変更されている。OP、ED映像は別ヴァージョンが存在する。 8代目 2020年6月21日 研ナオコと肥後克広が代演。 9代目 2020年12月28日 千鳥が代演。 10代目 2021年12月27日 山田裕貴・勝地涼・遠藤憲一・松本岳・加治将樹の5人が再現。 放送開始以降、オープニングとエンディングのクレジット映像は1978年、1979年、1980年、1981年と改められるが、1983年に撮影されて以降、長年に渡り同じ映像が使われた。 1990年からはクレジット映像を縮小して、1991年・1992年には当時フジテレビ社屋のあった河田町、1993年・1994年には当時着工したばかりのFCGビルのある台場の夜景の映像(目玉マーク付)を中心に据えた。その後も1994〜1996年にかけては「過去に放送されたコント映像も年代の古い順から流す」演出がなされ、1997年からは台場本社の空撮映像をオープニングに取り入れ、オープニングの曲も4フレーズから2フレーズ(テーマ設定の廃止・ゲスト枠の縮小により1番と4番のみ)に短縮するといったクレジットが使用された。 そして2003年12月23日放送の『40年だよ!ドリフ大爆笑』に合わせ、20年ぶりにオープニング・エンディング共に一新された(テーマ曲は1983年版のものをそのまま使用)。12月8日に収録されたこの映像は、いかりやにとって生涯最後の、そしてドリフ5人全員が揃った最後のテレビ出演となった。また、オープニングのみ歌詞のテロップが新たに挿入されている。 この時、久しぶりに5人でコントをするプランもあったが、いかりやの息子・碇矢浩一の著書によると、この時のいかりやはいつ倒れてもおかしくない容態だったという。声もかすれてほとんど出せなくなっていたが、本人たっての希望でオープニングとエンディングのみ新しく撮り直しが行われた。収録は、いかりやの体調を見ながら時間をかけて行われたという(上述のことから、オープニングとエンディングで使われたセットでのトークはいかりやを除いた4人で行われた)。エンディングでは恒例だったいかりやによる「次の回も一生懸命がんばります。ごきげんよう!」のセリフはなかった。 また、このオープニングの撮り直し直前に、隣のスタジオで別番組を収録中だったダウンタウンの浜田雅功がスタッフからドリフターズが5人揃ってスタジオ入りしているのを聞きつけ、挨拶しにやって来て5人と会話をする光景も撮られている。 『40年だよ!ドリフ大爆笑』から16年半後の2020年6月21日に放送された『志村友達 大集合スペシャル』の番組オープニングにて、『ドリフ大爆笑』のオープニングの再現が行われた(テーマ曲は1983年版・2003年版のものをそのまま使用)。冒頭の映像は1983年版をそのまま放送し、コントのハイライト映像部分は出演者紹介となり、その後に続けて加藤・仲本・高木・研ナオコ・肥後克広(ダチョウ倶楽部)らにより新たに再現された(ただし、着用していたのは『全員集合』のオープニングで着用していた衣装である)。また、エンディングはセットに着席した状態で行われた(テーマ曲は1983年版のものをそのまま使用。この際「フィナーレ さよならするのはつらいけど…」のタイトルはつかなかった)が、「次の回も…」の台詞は無く、代わりに、曲の終盤に加藤の合いの手「うがいしろよ」「手洗いしろよ」「あんまり外出歩くな」「又、お会いしましょう」が入った(『全員集合』エンディングと同じ)。それから半年後の同年12月28日に放送された『ドリフ・バカ殿・志村友達大集合スペシャル』では、オープニングは今回も研・肥後は参加したが志村といかりやの代役は千鳥(大悟・ノブ)、研と肥後は上島竜兵(ダチョウ倶楽部)とバックで踊った(スクールメイツ役)。そしてエンディングは前回と同じ状態で行われ、今回も終盤は加藤の合いの手「風邪ひくなよ」「風呂入ったか」「コロナに気をつけろ」「また来年お会いしましょう。よいお年をどうぞ」が入った(「風邪〜」と「風呂〜」は『全員集合』から流用)。同系列で放送されたドラマ『志村けんとドリフの大爆笑物語』では1983年版のオープニングとエンディングが再現された。
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