AIR-EDGE
【英】AirH"
AIR-EDGEとは、PHS事業者のウィルコム(旧・DDIポケット)が2001年6月に提供を開始した定額料金制の移動体通信サービスの名称である。
AIR-EDGEでは、PHS端末単独もしくはPHS端末を接続したPCを用いて、出先などから完全定額制でインターネットを利用できる。
ユーザーは利用目的や使用環境に応じて、完全定額の「つなぎ放題[PRO]」「つなぎ放題[4X]」「つなぎ放題」や、準定額の「ネット25[PRO]」「ネット25」などの料金コースを選択できる。移動体通信としては国内で初めて、接続時間・利用パケット量を気にしないでインターネットに接続できる環境を提供したため、モバイルインターネットのユーザーたちに歓迎されただけでなく、携帯電話に押され気味だったPHSの復活の起爆剤ともなった。
2008年現在、AIR-EDGEにおける通信速度は102kbps~800kbpsとなっている。なお、同じ定額制データ通信サービスのイー・モバイルは、最大7.2Mbpsの定額制データ通信の提供を開始しており、携帯電話も定額制のデータ通信サービスへの対応を進めている。
ちなみに、「AIR-EDGE」はサービス開始当初「AirH"」と表記されており、後にDDIポケットがウィルコムへ商号を改めた際、「AIR-EDGE」の表記に変更されている。
参照リンク
ウィルコム - (WILLCOM)
AIR-EDGE
(エアーエッジ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/31 09:16 UTC 版)
AIR-EDGE(エアーエッジ、旧表記AirH") は、ソフトバンク[1]が、DDIポケット時代の2001年6月1日から提供した、PHS回線を利用したパケット通信による、定額制または準定額制のIPデータ通信サービスである。
- ^ 旧提供会社はそれぞれ、DDIポケット⇒ウィルコム⇒ワイモバイル及びウィルコム沖縄
- ^ https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1055943.html
- ^ 株式会社インプレス (2021年2月1日). “[特集:ケータイ Watch20周年 【今日は何の日?】ウィルコムが誕生した日]”. ケータイ Watch. 2021年2月1日閲覧。
- ^ “ワイモバイルのPHS、23年3月末で完全終了”. 2019年5月1日閲覧。
- ^ a b c 「W-OAM時」とは、W-OAM対応端末によりW-OAM対応基地局と通信した場合を示す。
- ^ 「W-OAM typeG時」とは、W-OAM typeG対応端末によりW-OAM対応基地局と通信した場合を示す。
- ^ a b c d e f g h 高い方の速度は基地局回線の光IP化後のもの。
- ^ つなぎ放題コースでの音声通話料金
- ^ 新ウィルコム定額プラン
- ^ [1]
- ^ [2] [3]
- ^ http://www.willcom-inc.com/ja/corporate/press/2007/04/11/index_01.html
- ^ “京セラ、「京ぽん」を商標出願していた”. ITmedia Mobile. 2020年4月30日閲覧。
- ^ “京セラ、「京ぽん」を商標登録出願”. k-tai.watch.impress.co.jp. 2020年4月30日閲覧。
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