AX420N
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/16 05:05 UTC 版)
キャリア | ウィルコム |
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製造 | NECインフロンティア |
発売日 | 2006年2月23日 |
概要 | |
音声通信方式 | なし |
データ通信方式 | AirH" 4x/2xパケット 1Xパケット 64Kフレックスチェンジ PIAFS(64K・32K) |
形状 | コンパクトフラッシュ型 Type I |
サイズ | 約53.6 × 約42.8 × 約8.0 mm |
質量 | 約20 g |
連続通話時間 | 接続機器に依存 |
連続待受時間 | 接続機器に依存 |
外部メモリ | なし |
赤外線通信機能 | なし |
Bluetooth | なし |
放送受信機能 | なし |
メインディスプレイ | |
なし | |
サブディスプレイ | |
なし | |
メインカメラ | |
なし | |
サブカメラ | |
なし | |
カラーバリエーション | |
シルバー | |
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AX-420Nは、NECインフロンティアが開発した、ウィルコム向けコンパクトフラッシュ型 Type Iデータ通信端末製品である。
概要
この端末は、AX520Nと共に、W-OAMのサービスインに合わせて発売された。
コンパクトフラッシュ型の端末で、PCカードスロットが無く、USBのみのPCでは、付属のPCカードアダプタを付けた上で別売りの「PCカード用USBアダプタ」で、又は社外品の「コンパクトフラッシュ用USBアダプタ」で対応している。本体の色調はシルバーを採用している。
変調方式「8PSK」に対応した事でW-OAMエリア内では、AIR-EDGE「4x」の場合は204kbps、「2x」で102kbps、「1x」で51kbpsの最高速度で利用する事ができる。
W-OAMエリア外でも、AIR-EDGEは「4x」(128kbps・32×4)、「2x」(64kbps・32×2)、「1x」(32kbps・32×1)、64Kフレックスチェンジ(ネット25)に対応している。また、PIAFS(64k・32k)に対応している。
また、「MEGAPLUS」サービスが利用可能で、4xの場合はMbps相当の体感速度を得る事ができ、サービスの利用料金は500円(税込)で利用する事ができた(2010年12月サービス終了)。
同社で同時期に開発されたAX520Nも、同日に販売予定の発表及び同日に販売開始になっている。
付属品は、専用ユーティリティソフトを収録したCD、収納ケース、PCカードアダプタなど。
仕様
- 対応OS(各日本語版)
- Microsoft Windows 98SE
- Microsoft Windows Millennium Edition
- Microsoft Windows 2000
- Microsoft Windows XP
- Microsoft Windows Vista(64bit版も対応)
- Microsoft Windows 7(64bit版も対応)
- Classic Mac OS 9.0 - 9.2.2
- macOS 10.1.5 - 10.5.7
歴史
参考文献
- ITmedia Mobile:ウィルコム、W-OAM対応端末「AX520N」「AX420N」を発売
- ITmedia Mobile:料金据え置きで通信速度を3倍に――ウィルコム
- ITmedia Mobile:「W-OAM」対応の新データ通信カード3機種
- ITmedia Mobile:ウィルコムの高度化PHS「W-OAM」端末群、発売日決定
外部リンク
AX420N
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/01/14 13:31 UTC 版)
AX420Sと同時に発表され、先んじて発売が開始された AX420N(NECインフロンティア製)は、W-OAM対応で4xパケット通信時に最大204kbpsの通信が可能なコンパクトフラッシュメモリーカード形データ通信端末である。通信機能や対応するインターフェース、価格においてAX420Sと大差なく、形状やカラーリングの好みが分かれるところではある。ただ、4xパケット通信時の消費電流については210mAのAX420Sに対してAX420Nは190mAと省電力であり、この点ではAX420Nが優位である。なお、AX420Nもまた2006年度グッドデザイン賞を受賞している。
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