アフトクラトルの近界民たち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 02:00 UTC 版)
「ワールドトリガー」の記事における「アフトクラトルの近界民たち」の解説
ハイレイン 声 - 佐々木望 / 演 - 中村誠治郎 大規模侵攻の司令官。また四大領主の一人で、アフトクラトルにおいて非常に重要な地位に就いている。慎重派で作戦も陽動や分断を好む。29歳。身長180cm。使用トリガーは「卵の冠(アレクトール)」。 大規模侵攻では緑川や出水、烏丸を撤退に追い込み修を追い詰める。しかし、レプリカの遠征艇システム攻撃、三輪・遊真の攻撃、更に修の機転により千佳の捕獲をやむなく諦め、ミラ達と共に三門市から撤退する。 デザインモチーフは竜。[要出典] ヴィザ 声 - 中博史 / 演 - 根本正勝 65歳。身長176cm。使用トリガーは「星の杖(オルガノン)」。 好々爺然とした風貌だが、アフトクラトルの国宝を操る作中随一の実力者。剣の達人で、なおかつ戦闘経験も豊富で搦め手からも戦況を動かすことができる豪傑。 大規模侵攻ではレイジを撃破したのち遊真と対峙するも二重トリオン体を使った遊真に敗北。ハイレイン達と共に三門市から撤退する。 過去にヒュースに剣を教えたことがある。 ミラ 声 - 小堀友里絵 / 演 - 松葉朋実 一団のオペレーターを務める女性。23歳。身長162cm。使用トリガーは「窓の影(スピラスキア)」。任務を遂行することへの従順さと、それを妨げるものは容赦なく排除する冷徹さを持つ。 大規模侵攻では主にハイレインと連携し、空間を操る黒トリガーを駆使しボーダーを追い詰めるも、レプリカに遠征艇を操作されたことによりやむなく三門市から撤退する。 作者曰くのちのちハイレインかランバネインと政略結婚をする予定らしい。[要出典] デザインモチーフは悪魔。[要出典] エネドラ 声 - 古川登志夫 / 演 - 丸山龍星 右目が黒く染まっている男性。20歳。身長182cm。使用トリガーは「泥の王(ボルボロス)」。 好戦的な性格で玄界の人間を見下した言動を取るが、戦闘においては柔軟な面を見せる。トリガーホーンが脳まで根を張った影響により、右目が黒くなっている。ミラによると、角を移植する以前は聡明な少年だったらしい。 大規模侵攻では風間を撃破したのちボーダー本部基地に攻め込み、ボーダーの一般職員を6名殺害するなど暴れまわるが、諏訪隊が仕掛けた足止めによって「泥の王」の弱点を見破られ、最後には忍田率いる合同部隊に敗北。それまでの素行不良や命令違反も併せて排除の大義名分とされ、ミラに生身の左手を斬り落とされ「泥の王」を奪われた上で殺害される。遺体はトリガーホーンごとボーダーに回収され、のちにホーンをラッドに移植されたことで人格と記憶が復活。主にハイレイン達への復讐を理由としてボーダーに情報提供などの協力を約束する。 デザインモチーフは般若。[要出典] ランバネイン 声 - 柳田淳一 / 演 - 新井將 色黒の男性でハイレインの弟。豪快かつ大雑把な性格。24歳。身長202cm。使用トリガーは「雷の羽(ケリードーン)」。 大規模侵攻では茶野隊をはじめとする多くのB級隊員を追い込むも、途中で加わった、出水、緑川、米屋の連携攻撃と個々の実力によって徐々に余裕が無くなり、そこを突かれた東の指揮による数の優位を連携攻撃に翻弄され、最後は合同部隊による、周囲の全員から防御を受けた米屋の槍に突かれて敗北。ハイレイン達と共に三門市から撤退する。 デザインモチーフは赤鬼。[要出典] ヒュース 声 - 島﨑信長 / 演 - 阪本奨悟 16歳。身長171cm。使用トリガーは「蝶の楯(ランビリス)」。 生真面目な性格で、アフトクラトル最新鋭のトリガーを操り、使い手としても優秀。角付きで実戦配備された中では一番新しい世代で、安定性・トリオン拡張性も過去最高の逸材でもある。 大規模侵攻では迅に足止めされ交戦するも、ハイレインの当初からの意向により交戦中のまま三門市に一人取り残される。 大規模侵攻収束後にボーダーの捕虜として身柄を確保され、玉狛支部に軟禁されている。支部にいる間は玉狛支部のメンバーと共にランク戦を観戦しており、陽太郎に見せてもらった記録から試合に出場している部隊の力量の差を正確に評価するなど的確な判断を下している。 捕虜になった当初は、ボーダーから脱走して秘密裏に属国と接触することでアフトクラトルへ帰還しようとしていたが、ガロプラのレギンデッツからアフトクラトルに見捨てられたことを知らされる。国に帰るためアフトクラトルまでのガイド役として修・本部と取引し、玉狛第2に入隊することを前提にボーダーに入隊。その日のうちにB級へと昇格を果たし、その場に居合わせた正隊員たちから挑まれた勝負にはほとんどに圧勝している。その後、ROUND7当日に正式に玉狛第2に入隊する。ボーダーでの主な使用トリガーは「弧月」と「バイパー」であり、玉狛第2に足りない要素を考えて「エスクード」を追加している。「エスクード」の使い方は迅に教わるのは嫌だと言う理由から、烏丸から教わっている。 ROUND7では当初は遊真との合流を優先し、その後モール内の電源を操作していた太一を強襲し倒す。その後は遊真と共に影浦隊と鈴鳴の戦闘に参加し、「エスクード」にて道を塞ぎ影浦隊の連携を取れなくして遊真と共に影浦を攻め、遊真との連携によって影浦に大ダメージを与え、トドメを刺そうとするも北添が「エスクード」を破壊して乱入すると、即座に「エスクード」にて北添の四方を塞ぐ。北添の咄嗟の判断によって、床を破壊することで逃げ道を作られ、影浦に逃げられたことで影浦の得点は鈴鳴に入ってしまう。遊真が北添を倒した後は鈴鳴と交戦し、鈴鳴の新連携による撃ち合いに押し返されるも、村上の身体に「エスクード」を生やすという荒技で連携を強引に崩し、遊真との連携で村上を撃破する。なお影浦への攻撃や来馬との撃ち合いなどの射撃による攻撃では、終始「バイパー」の弾道変化を使わずに、「アステロイド」の様に使っていた。 三雲と来馬が絵馬に倒された後は東隊との交戦になり、自らは東に倒されるも倒される直前に「バイパー」で足にダメージを与えた。 試合後に三雲からなぜ「バイパー」の弾道変化を使わなかったのか聞かれ、自身の予定ではこの試合で影浦隊から大きくリードする予定だったが、影浦が鈴鳴の得点となったことや様々なことを考慮すると、今回の試合だとそこまでの点が取れない可能性が出てきたことで決定的な差をつけられないことにより、次の試合の重要度が増したことにより、だったら余計に手札を晒す必要がないから温存した事を話した。 ROUND7終了後、C級隊員を中心に「大規模侵攻時に攻め込んできた人型近界民ではないか?」という噂が立ったことから、根付と東の主導で「玉狛第1の隊員候補としてスカウトし訓練していたミカエル・クローニンの親戚で、迅がA級に復帰したため第二にスライド入隊させた」という噂を上書きし鎮静化させるという対策が採られた。また各隊隊長に対しては、本部からヒュースが近界民であることを承知した上で入隊を認めたことが通達された。 遠征選抜試験では若村11番隊に所属する。閉鎖環境試験では日本語が読めないため、細井のサポートを受けて試験を行なっている。
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