影浦隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 02:00 UTC 版)
B級2位⇒3位。エンブレムは獣の牙。元はA級6位だったが、影浦の隊務規定違反により降格させられた。攻撃手・銃手・狙撃手が1人ずつのバランス型のチーム編成だが、戦法はかなり攻撃に偏っている。北添の爆撃で戦況を混乱させ、影浦が仕留めていく戦法を得意とする。 影浦 雅人(かげうら まさと) 声 - 杉田智和 影浦隊隊長。攻撃手。男子高校生。18歳。 過去に根付にアッパーをかまし、ポイントを8000点没収されたため攻撃手ランクは20位程度だが、屈指の実力者。村上が勝ち越せない4人の攻撃手の一人。愛称は「カゲ」。 「感情受信体質」というサイドエフェクトの持ち主。周囲の人間の視線から感情を察知することができる。それが負の感情であればあるほど不快に感じるらしく、ランク戦のロビーで生意気な態度を改めなかった2人のC級隊員の感情を読み取り、スコーピオンの遠隔斬撃マンティスで瞬時にトリオン体を破壊した。そのサイドエフェクトの影響でやや乱暴な人格ではあるが、根は単純で裏表の無い性格のため、同じようにサイドエフェクトの負の一面を知っている遊真や村上からは理解を得られている。また戦闘ではそのサイドエフェクトの効果により、不意打ち、狙撃といった攻撃は一切通用しない。遊真や東のような攻撃時に殺気の伴わない相手に対してはサイドエフェクトの効果が薄いが、そのような状況も「スリルがあって面白い」と考えるタイプ。また刺さってくる感情と表情が一致しないと言う理由から犬飼を一方的に嫌っている。 B級ランク戦ROUND4では、当初は遊真と戦うために遊真の元に行き交戦するも、遊真が雨鳥のカバーに回ったことで、絵馬との連携で犬飼を倒す。その後は他の部隊の攻撃手陣との乱戦になり、雪によって動きづらく攻め手が無いままであったが、北添のメテオラでの爆撃によって戦況が崩れた所をつき奥寺を倒し、その後は1人生き残った遊真と戦うも、二宮によって遊真が倒されたことで膠着状態になりそのままタイムアップとなった。 ROUND7ではモール内にて、北添と合流をし共に来馬と村上と交戦に入る。鈴鳴の新戦法と鈴鳴の作戦によって左腕にダメージを負う。その後に現れた遊真とヒュースの参戦によって三つ巴の状態となるが、ヒュースの「エスクード」による封鎖によって北添との連携が取れなくなり2対1となり、ヒュースの1人時間差射撃によって擬似的に3対1になってしまい、防御しきれず大ダメージを負ってしまう。その後北添が作った逃げ道にエスケープし、結果的にベイルアウトするが、自身の得点は鈴鳴に入ることとなった。 ランク戦ROUND4で戦った遊真を気に入っており、それ以降はソロランク戦を度々行う関係となっている。 遠征選抜試験では柿崎3番隊に所属する。 北添 尋(きたぞえ ひろ) 声 - 武虎 影浦隊隊員。銃手。男子高校生。18歳。 一人称は「ゾエさん」であり、周りからもそう呼ばれている。また生身の戦闘力ではレイジと並ぶほどの実力者でもある。そうした強さとは裏腹に物腰は柔らかく心優しい性格である。 グレネードランチャー型の銃でメテオラを発射し遠距離からの広範囲爆撃で硬直した戦局を動かす。また、突撃銃でアステロイドを使用し中距離で相手と撃ち合う等、主戦力としても優秀であり、Round7の解説をした嵐山は「点を取ることもできる銃手」、犬飼は「『足が遅い』『的がデカイ』以外の欠点がない」と評している。 ROUND4では、当初はレーダー頼りのメテオラの曲射弾道を行い、近くにいた二宮に狙われ逃げる。その後は絵馬から影浦のアシストをするように言われ、攻撃手陣のいる所にメテオラでの曲射弾道を行うが1度目は東によって阻止され逆に東から狙われるも、二宮が自身の得点の為に北添を守り、その後二宮に倒されるも直前にメテオラを放ち、戦況を動かすことで影浦の得点に貢献した。 ROUND7ではモール内にて影浦と合流をし、モール6Fにて鈴鳴との交戦に入る。鈴鳴との戦いでは鈴鳴の新戦法と作戦に手を焼く。その後に現れたヒュースの「エスクード」によって影浦との連携が取れなくなってしまい、影浦がダメージを負った後に「エスクード」を破壊し影浦のカバーに入るも、またも「エスクード」によって周囲の視界を塞がれてしまい、その後遊真に倒されるも、直前にメテオラで床を破壊することで影浦の逃げ道を作った。 遠征選抜試験では隊長役に任命され、担当オペレーターには染井が指名され、隊員には外岡、菊地原、南沢を指名した。部隊コンセプトは自身以外を16歳の隊員で選んでおり、結果としてバランスも良くなったと語っている。 絵馬 ユズル(えま ゆずる) 声 - 三瓶由布子 影浦隊隊員。狙撃手。男子中学生。14歳。 鳩原未来の弟子であり、当真に匹敵する狙撃の腕前を持つ。訓練でも手を抜いたり遊んだりしているが、中学生組の中ではトップの個人ポイントを持つ。訓練の際に千佳達と知り合い、以降彼女のことが気になっている模様。やがて、人を撃つことができず苦悩していた師匠の鳩原のようになって欲しくないという想いから、千佳に「鉛弾」による狙撃を教えている。 B級ランク戦ROUND4では当初は二宮に狙われた北添のカバーに入るも、狙撃を防御される。その後は千佳を狙う犬飼に対して、アイビスでの狙撃でダメージを与えて、影浦の得点のアシストをした。その直後に二宮に攻撃を受け、足にダメージを負ってしまい。二宮からは逃げ切れないと判断をし、北添に影浦のアシストに回るよう言い、自身は二宮相手に時間稼ぎを行い最後は二宮に倒されてしまう。 B級ランク戦ROUND7の前、遠征部隊を目指す玉狛に勝利を譲ろうと考えていたが、荒船に「個人で遠征部隊を目指せばいい」と諭され、ランク戦に本気を出す決意を固めた。 B級ランク戦ROUND7ではモールの外からのスタートであり、モール内に入ってからは東隊の攻撃手陣と修を相手に狙撃をしたが失敗する。その後に鈴鳴の作戦によってモール内の電源が落ちたが、トリガーの光を頼りに修にダメージを与える。その後は身を潜めていたが、レーダー頼りの「アイビス」による床を打ち抜いての狙撃によって来馬と修を倒すも自身は東に倒された。 遠征選抜試験では二宮8番隊に所属し、事前ドラフトでは二宮に対して、自身を選ぶ様念じていた。 仁礼 光(にれ ひかり) 声 - 小堀友里絵 影浦隊隊員。オペレーター。女子高校生。17歳。 かなり乱暴な言葉遣いで喋る。 太刀川隊の国近と同様に作戦室の一部を半ば私物化しており、自分がゴロゴロするために持ち込んだコタツは彼女の許可がないと入ることができない。 遠征選抜試験では王子2番隊に所属する。
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