一般職員
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 17:10 UTC 版)
「ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧」の記事における「一般職員」の解説
ボブ・オグデン 魔法警察部隊の元隊長(1920年代)。背が低く丸っこい体型で、分厚い眼鏡をかけている。モーフィン・ゴーントにウィゼンガモットからの召喚状を届けるために、ゴーント家を訪問する。 ドーリッシュ 闇祓い。白髪交じりの男。学生時代の成績は優秀で、N.E.W.T試験の成績はすべて「優.O」だった。任務に忠実で、第5巻では同僚の闇祓いのプラウドフットやウィリアムソンとともにファッジの護衛を担当し、彼の命令でダンブルドアを攻撃するが返り討ちに遭い、気絶して取り逃がす。第6巻では、スクリムジョールの命令でホグワーツ城近辺を護衛する。第7巻ではオーガスタ・ロングボトムを襲撃するが、返り討ちに遭い、聖マンゴ魔法疾患傷害病院へ入院する。 マファルダ・ホップカーク 演 - ジェシカ・ハインズ(映画版第5作、声のみ)、ソフィー・トンプソン(映画版第7作) 日本語吹き替え - 堀越真己(映画版) 局次長。ふわふわした白髪の、老齢の女性。第2巻『秘密の部屋』と第5巻で、学校の敷地外で魔法を使ったとしてハリーに警告状を送る。第7巻では魔法省に潜入する際、ハーマイオニーがポリジュース薬で彼女に変身する。 エイモス・ディゴリー 演 - ジェフ・ラウル(映画版) / バリー・マッカーシー(舞台『呪いの子』ロンドン公演) 日本語吹き替え - 長克巳(映画版) 職員。セドリック・ディゴリーの父。息子を誇りに思い、三大魔法学校対抗試合の際はハリーへの対抗心を随所で見せる。ただし息子にそのような意思はまったくなく、むしろハリーのフォローに回る。しかし息子の死後にハリーと対面したときは、夫人ともどもハリーを責めることはなく、ハリーがセドリックの遺体をリトル・ハングルトンから持ち帰ったことに感謝する。その後、魔法省を辞職したようである。 映画版は、第4作『炎のゴブレット』に登場。原作とは異なり、終始ハリーに好意的に接する。 『ハリー・ポッターと呪いの子』では、息子セドリックだけでなく妻にも先立たれて、聖オズワルド魔法老人ホームに入所している。そこへ看護師としてやってきたデルフィーニにより、エイモスを含む聖オズワルド魔法老人ホームの全員が錯乱の呪文で操られる。その状態でデルフィーニとともにハリー・ポッターの自宅に押し掛け、セオドール・ノットから押収した逆転時計を使って過去へ時間遡行し、息子セドリックを生き返らせろと詰め寄るがハリーに断られ、デルフィーニとともに聖オズワルド魔法老人ホームに戻る。この時のエイモスとハリーの会話をアルバス・セブルス・ポッターが聞いていたことが、アルバス・セブルス・ポッターとスコーピウス・マルフォイが一連の騒動を引き起こすことになる。 なお、エイモスを問い詰めるためにハリーたちが聖オズワルド魔法老人ホームを訪問したときには、全員が錯乱の呪文を解除されて何も覚えておらず、ハリーに姪のデルフィーニ・ディゴリーについて問い詰められた際には、自分と亡くなった妻には兄弟姉妹はおらず、姪もいないと答える。 ダーク・クレスウェル ゴブリン連絡室室長(第7巻時点)。マグル生まれの魔法使い。第7巻でアルバート・ランコーンから「家系図を捏造した」と告発され、アズカバン送りになるが、護送途中にドーリッシュを失神させて脱走する。その後、闇の陣営のマグル生まれ狩りから逃亡し続けるが、捕らえられて殺害される。ホグワーツ魔法魔術学校ではリリー・ポッターの1年後輩で、ホラス・スラグホーンに気に入られた生徒のひとりだった。 ウィルキー・トワイクロス 「姿現しテストセンター」の指導官のひとり。白髪交じりで覇気のない小男。ベテランの指導官で、少々の事故では動じない。学生の成果には期待せず、長期的な構えで指導を行なう。 バーサ・ジョーキンズ 職員。ここ数年、部から部へとたらい回しにされてきた「厄介者」。シリウスによれば、学生時代のバーサは「ゴシップとなると、すばらしい記憶力」だったが、「いつ口を閉じるべきなのかを知らない」ため、よく災いに巻き込まれていたもようである。魔法省入省後、国際魔法協力部に在籍していたころ、偶然にもクラウチ家の「秘密」を知る。忘却術をかけられるも、その後に旅行先のアルバニアの旅籠でピーター・ペティグリューと遭遇、彼に騙されてヴォルデモートの許に連れて行かれ、彼に忘却術を破るために心身を修復困難になるほど破壊され、殺害される。 ブロデリック・ボード 神秘部に所属する「無言者」。第5巻でルシウス・マルフォイに服従の呪文をかけられ、神秘部に置かれている予言を取ろうとするが失敗する。その影響で聖マンゴ魔法疾患傷害病院に入院することになるが、口封じとして死喰い人から悪魔の罠を贈られ、絞殺される。 レジナルド・カターモール 演 - ステファン・ロードリ(映画版) 魔法ビル管理部の職員。小柄な男性。第7巻で魔法省に潜入する際、ロンがポリジュース薬で彼に変身する。妻メアリーはマグル生まれ登録委員会の尋問にかけられるが、ハリーとハーマイオニーによって助けられる。 映画版は『死の秘宝 PART1』に登場。 グリゼルダ・マーチバンクス 魔法試験局の局長。ダンブルドアが学生のころからO.W.L試験の試験官を務める古株で、かなり高齢の魔女。そのため若干耳が遠い。N.E.W.T試験でダンブルドアの変身術と呪文学の試験官を担当、「あれほどの杖使いは見た事がない」と評する。オーガスタ・ロングボトムと親交がある。ウィゼンガモットの古参でもあったが、第5巻で魔法省がホグワーツ高等尋問官の職を新設したことに抗議し、同僚のチベリウス・オグデンらとともに辞任する。 アルバート・ランコーン 演 - デヴィッド・オハラ(映画版) ひげ面の屈強な男性職員。第7巻前半で魔法省に潜入する際、ハリーがポリジュース薬で彼に変身する。ダーク・クレスウェルが家系図を偽っているとして告発し、アズカバン送りの処分に追い込む。実際にはクレスウェルは護送途中に脱走し、収監されない。同僚に恐れられている一方、ヤックスリーやシックネスやアンブリッジといった闇の陣営下の魔法省首脳部とは親しい関係にある。
※この「一般職員」の解説は、「ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧」の解説の一部です。
「一般職員」を含む「ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧」の記事については、「ハリー・ポッターシリーズの登場人物一覧」の概要を参照ください。
「一般職員」の例文・使い方・用例・文例
- 一般職員のページへのリンク