に‐ほん【二▽品】
に‐ほん【二本】
にっぽん【日本】
読み方:にっぽん
《Nippon》江戸時代後期に来日したドイツ人医師・博物学者、シーボルトによる日本の総合研究書。ドイツ国王ウィルへルム2世の援助を受け、オランダ、ライデンで出版。1832〜1851年にかけて13回の配本を行い、全20冊を刊行した。日本の地理・歴史・社会・風俗・動植物など、多分野について紹介した大著で、図版も多数収録。
明治22年(1889)創刊、大正3年(1914)廃刊の日刊新聞。明治21年(1888)創刊の日刊紙「東京電報」を改題して陸羯南(くがかつなん)が創刊。国家主義の立場から過度の欧化政策を批判、薩長藩閥政府を攻撃したため、しばしば発行停止処分を受けた。記者として古島一雄・福本日南・末永純一郎・正岡子規などが在籍、資金面では谷干城・近衛篤麿らが支援。
にほん【日本】
読み方:にほん
わが国の国号。アジア大陸の東方にあり、北海道・本州・四国・九州および周辺諸島からなる島国。首都、東京。行政上、1都1道2府43県に分けられる。総面積37万7815平方キロメートル。総人口、1億2692万(2016)。
[補説] 古くは大和(やまと)地方を基盤とする大和政権によって国家統一がなされたところから「やまと」「おおやまと」と称したが、大化の改新のころ「日出づる処(ところ)」の意で日本(ひのもと)と称し、奈良時代以降これを音読して「ニッポン」または「ニホン」というようになった。古く、大八洲国(おおやしまぐに)・葦原中国(あしはらのなかつくに)・葦原千五百秋瑞穂国(あしはらのちいおあきのみずほのくに)などの美称がある。明治22年(1889)には「大日本帝国憲法」の制定により「大日本帝国(だいにっぽんていこく)」が国号として用いられ、昭和21年(1946)には「日本国憲法」の公布により「日本国」が国号となったが、読み方は統一されていない。大和政権以降、公家による律令時代、武家による封建時代を経て19世紀後半の明治維新により近代国家としての基礎が確立。日清・日露戦争と第一次大戦などで千島列島・台湾・南サハリン・朝鮮などを領土として獲得したが、第二次大戦に敗れその大半を失った。→にっぽん(日本)
にほん
日本
姓 | 読み方 |
---|---|
日本 | にほん |
日本 (曖昧さ回避)
(にほん から転送)
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日本(にほん、にっぽん、ひのもと)、ニッポン
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にほん
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